卓越した指導力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:24 UTC 版)
約50 - 60名という決して多くない部員の半数が一般入試の学生という野球部を支えるのは選手の自立と自主性である。甲子園出場の選手とそうでない一般入試の選手が個人練習を通じてしのぎを削る。これは「自分たちで練習する時間が欲しい」という小久保の提言によって全体練習を減らして以後定着した青学大の伝統である。 また、攻撃時には三塁コーチスボックスで指揮を執る。グラウンドに立って勝負の一瞬を見極めることで、選手との一体感を生んだ。先発メンバーも選手と話し合って決めるという。 こうして青学大は「実力の東都」と呼ばれ実力伯仲の東都リーグで随一の強豪校となった。平成以降、勝率は一部リーグを経験した全11校のトップである。1部最下位は1度しかなかったが、2度目の最下位となった2009年秋季入替戦で降格した。 エースを絶対的に信頼し、1999年の神宮大会2回戦(創価大学戦)では延長18回引き分けとなった試合を石川に託した。石川は235球を投げ、パスボールによる1失点に抑えた。2005年の秋季リーグでは高市が先発した9試合をすべて完投、8勝1敗をあげた。高市は立正大学1回戦で敗れるまで11連勝し、那須野巧の東都リーグ連勝記録を塗り替えた。 打撃においては、コーチとして2人、監督として奈良原浩(90春)、井口(94秋・リーグ三冠王)、高須洋介(95秋・96春)ら9人11度のリーグ首位打者を輩出している。
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