タイラー一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 17:12 UTC 版)
ジョナサン・ウエキ・タイラー エドの嫡子、タイラーの曾孫、イツマとシズマの父親。人柄はいいが無能で、タイラー一族の正嫡ではあるがタイラーの後継者候補から外されていた。 ユズル・タイラー エドの次男、タイラーの曾孫の1人。一定年齢以下の少女しか性愛対象とみなせず、11歳のジョアンナ(のちのイツマ)をレイプした(アカネ館事件)。その3年前、ノーマルの体裁を取り繕うためにベルファルドの母と結婚。金策の才能があるため一族から追放されず、イツマの部下の一人として置かれている。 ブリンゴ・タイラー=カーネギー・デュポン・ミツイ・イワサキ・ロックフェラー・フヨウXII世 タイラー一族の中でアンチ・イツマのリーダー格。ケンとノリカの長男であるウーノの長子(そのため、フヨウグループを継ぐ資格がある)で、才能も人格も一般人以下。ユズルの再婚相手の連れ子であるベルファルドを便利な奴隷としか思っておらず、「タイラーにあらずんば人にあらず」の思想をもっともよく表している。次期主力戦闘機のコンペに敗れてTAC会長を辞任したイツマの後釜となるが、就任3日後に役員から解任提議を出され、イツマ復帰と同時にお払い箱になる。TAC社を去る車に10円傷を見つけ、器物破損犯に制裁を加えようとしたところで複数のスレイ(実はスレイ・クローン)を見てしまい、精神に異常をきたし、以降消息不明となる。 レイジ・タイラー ケンとノリカの六男であるヘキサの子、ブリンゴの従妹。アンチ・イツマの1人。タイラーのダブル還暦記念パーティーでベルファルドを下僕扱いして遊んでいたところ、その行為を嫌悪したスレイに平手打ちされ、下顎を人工骨に交換しなければならないほどの重傷を負った。 「ルシード」が次期主力戦闘機のコンペに敗れてイツマが会長を辞任した時には、一時的にTAC社社長となった。 ライザ・タイラー ケンとノリカの三男であるトゥリーの子、ブリンゴの従妹。アンチ・イツマの1人。外見は不明だが性格は最悪に近く、幾度となく見合いをしているがその回数だけ断られている。 「ルシード」が次期主力戦闘機のコンペに敗れてイツマが会長を辞任した時には、一時的にTAC社副社長となった。 フランシス・タイラー タイラーの子孫の1人。政治的な才能はあるが小役人程度の器量しかない。彼が関与した時代はエグゾゼ・カンパニーが跋扈する暗黒時代だった。 ドナ ジョナサン・タイラーの妻、旧姓ランブリング。ミス・ハイスクールに輝いたこともある美貌の女性。ジョナサンとは学生結婚。ジョアンナ(イツマ)とシズマを産む。 サンドラ・タイラー タイラーの子孫の1人。ラアルゴン皇帝ゴザ18世と結婚、バグジーをもうける。宇宙船の事故で死亡。 チャック、マサユキ、コテツ 宇宙歴7073当時のタイラー一族における有力者。しかしいずれも「タイラー帝国の後継者」としての器ではなかった。うちコテツは食品部門の責任者となった。
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