中興
名字 | 読み方 |
中興 | なかおき |
中興
姓 | 読み方 |
---|---|
中興 | なかおき |
中興
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 14:57 UTC 版)
中興(ちゅうこう)は、一度衰えていたり途絶えたりしたものを復興させるという意味。元号に付けられるほか、王朝や寺院を復興させた人物に「○○(宗)中興の祖」などのように付けられることがある。
元号
- 中興 (西燕) - 中国五胡十六国時代、西燕の慕容永の元号(386年 - 394年)。
- 中興 (南朝斉) - 中国南北朝時代、南朝斉の和帝の元号(501年 - 502年)。
- 中興 (北魏) - 中国南北朝時代、北魏の安定王の元号(531年 - 532年)。
- 中興 (渤海) - 渤海の成王大華璵の元号(793年)。
- 中興 (南詔) - 南詔の舜化貞の元号(898年 - 902年)。
- 中興 (南唐) - 中国五代十国時代、南唐の中主李璟の元号(958年)。
- 中興 (于闐) - 于闐、尉遅達磨の元号(978年 - 985年)。
- 中興 (蔣爾恂) - 清代、蔣爾恂政権の元号(1647年)。
地名
その他
関連項目
中興
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:28 UTC 版)
正治2年(1200年)頃、法橋行縁が入寺し、荒廃していた観音堂を中興した。寺山観音寺縁起によれば、法橋行縁が荒廃していた寺山観音寺の観音堂を修造・中興したのは、正応6年(1293年)10月18日(修造開始)から正和2年(1313年)10月17日(修造終了)のこととしている。しかし、その縁起では、行縁は北条時政により遣わされたとされ、年代的に符合しない。その一方で、寺所蔵の木造行縁僧都坐像(栃木県指定有形文化財)の胎内の墨書銘には、「正治元年(1199年)己未十月十八日始之、正治二年(1200年)庚申十一月十七日修理之也」と記されており、北条時政により派遣されたという伝承とも年代が符合し、縁起に記された中興年は「正治」と「正応・正和」の年号が、何らかの理由で誤って伝わった可能性が大きい。
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