モエス学園関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 00:00 UTC 版)
ここでは、モエス学園の教官や指導者など、戦闘の前線に参加する生徒達以外の主な人物を指す。ナンバリングは13~20まで。 百重・モンカ・ボッテ(モモエ・モンカ・ボッテ) 年齢:18歳→20歳 出身:北フランス(詳細不明) 身長:169cm セフィロトと地球人の混血児。 守護宝石:アメジスト 序列:18(象徴:失望) 高齢の学長に変わり、職務を務める従者の女性。 幼い頃から非常に聡明で大人びているが、まだ18歳。モエナらからは20代後半に見られていた。 20歳で大人になるようテロメアを切りそろえ、セフィロトと地球人男性との人工交配によって造られたエテルの娘。幼少期に、トナエらの『計画』が軌道に乗り始めたころ、彼らのもとへ学長のエーテルに養女として連れてこられた。 ブランカのオリジナルで幼い彼女の体を検体し、ブランカが造りだされた。 自分は指導者になるため生まれたという。 苗羽・ガーラ(ナエバ・ガーラ) 年齢:24歳→25歳 出身:ノルドランド(母は日本人) 身長:185cm 守護宝石:アイオライト 序列:14(象徴:人の心) モエナが想いを寄せる男性教官。戦術・戦闘技術担当。百重に次いでモエスの全権を担い、先頭の際には指揮官を務める。 名前はほとんどカタカナの「ナエバ」で表記される。 真面目な性格。ナサナエルとよく喧嘩をするも友人同士である。 エテルが引き起こした地球への攻撃『大隕石の日』(グランドクロス)から逃れた『真実の男子』(アダム・カダモン)。 ナサナエル・ディオキシ 年齢:24歳(自称)→? 出身:フランス語圏北部 身長:182cm 守護宝石:フローライト 序列:16(象徴:塔) モエナと友絵が初めて出会った若い男性の教官。教養担当。 奔放な性格かついい加減であまり教員らしいことはしていない(授業は自習)。 一方で優秀な科学者(エンジニア)であり、モエスの艦のエンジンであるグラビトンエネルギーを設計した。Gエネルギーを操って常に艦内で浮遊している。 第5集でセフィロトと人間の間から生まれた百重の双子であると判明する。セフィロト本星の指導者であったケテルが死亡した直後に統率を失ったセフィロトたちを扇動し、モエスに攻撃を仕掛けた。 トナエ・ラング 年齢:31歳→33歳 出身:ドイツ・旧ハイデルベルク 身長:187cm 守護宝石:テクタイト 序列:15(象徴:運命) 学園の校医で保健室(ラボ)の管理者。科学知識担当。 非常に優れた医療技術をもち、事故に遭った永麗やラヴィを救った。 生徒たちの演習中を狙うように相次ぐ敵の襲来に、学園の首脳部や百重に不信感を募らせる。一方で幼いころから彼女を知る人物。 武器はアスクレピオスの杖 シスター・エーテル ほとんど姿を見せない、謎の多いモエス学園の学長。 目元を常に黒いベールで覆っているため素顔が見えない。 エテルが子供のような自分の姿では地球人類を導けないと判断し、彼女の名前と姿を借りることで『モエスの方舟計画』を進めた。 今まで現れた学長の姿はエテルの操るアンドロイドだった。 ブランカ トナエにより造りだされたクローンの少女たち。外見はアルビノで『ブランカ』とは『白い少女』という意味。 学園の大半の生徒や館内のオペレーターは彼女たち。 姿はまったく同じではあるが、一人ひとりにナンバーと個体人称(名前)がつけられている。ナンバーは彼女らの着用する制服に書かれている。また、ナンバーはモエナたち生徒のナンバリングと反映しているらしい。 彼女らはヒトiPS細胞でできており、生まれた目的はモエナら生徒が戦死した際に、自らの肉体を利用し戦死した生徒を生き返らせるためである。ただし、男子の再生はできない。ヒロコ(16) モエナと仲がいいブランカの少女。 燃世を蘇らせるために自らの肉体を捧げることを望み、消滅してしまう。レイ(01) ブランカの一人。元々はモエムの『代わり』であり、かつて01だったモエムと日々を過ごした。 当初のナンバーは『00』だったらしい。 4年前にセフィロトの攻撃からモエムを庇い命を落とす。その後復活するもののモエムの代わりではなくなり、現在はモエナ用となっている。 一方で今もなお、モエムのことを気にかけている。 ラヴィ 年齢:45歳→47歳 出身:南米・インテル=ブラジリア(日系人) 身長:195cm 守護宝石:なし 序列:20(象徴:再生) 本名は宇佐田(うさだ)・ロベルト。普段からウサ耳ヘアーバンドを頭に付け、オネエ言葉を話す。心は女で男扱いされるのを嫌う。 学園の付属施設『シティ』内のゲーセンで店員をしているが、本来はトナエの共同研究者で、彼の幼いときからの師。 遺伝学の権威として計画に参加。 過去に『大隕石の日』による攻撃で瀕死の重傷を負ったが、トナエにより体をサイボーグ化されたことで命を救われた。そのときに顔を美女にしてもらったが、本人は肉体も美女化を希望している。 エテル(ムヌリス) 年齢:不明(外見は5~6歳) 出身:M13星雲・惑星セフィロト 身長:120cm 守護宝石:地球外物質(オリジナル) 序列:17(象徴:希望) 学長のエーテルを語るセフィロトの子ども(?)。人類滅亡のため59年前に流星雨とともに地球に来た使節の指導者(ムヌリス)。 ナニエルが成長し、人類を惜しむようになったことがきっかけで、彼女もまたセフィロトの攻撃に対抗し続ける人類を見ているうちに彼らに興味を持ち、惜しむようになる。それから使命を放棄し、人類の種の保存のために『モエスの方舟計画』を立案。グラビトン制御技術を地球人に与える。 性別は見た目ではわかりにくいが女性(xx)。しかし、本人はそれにこだわっていない。 普段は艦内の『驚異の塔(メルヴェイユ)』という場所にいる。
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