ポンキッキとは? わかりやすく解説

ポンキッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 00:12 UTC 版)

ポンキッキシリーズ > ポンキッキ
ポンキッキ(2006年の番組)
ジャンル 子供向け番組
企画 小畑芳和
出演者 ウエンツ瑛士ほか
製作
プロデューサー 中村雅一、増當一也、堀内善弘
制作 フジテレビフジテレビKIDS
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間 2006年4月7日 - 2007年3月30日
放送時間 金曜15:00 - 15:28
放送分 28分
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ポンキッキは、フジテレビ系列2006年4月7日から2007年3月30日まで放送されていた子供向けテレビ番組

概要

2006年 - 2007年時点では数少ない民放子供番組で、1973年より放送された『ひらけ!ポンキッキ』・『ポンキッキーズ』・『ポンキッキーズ21』の後継番組にあたる。主に未就学児童を対象としたコーナーを中心に、数分の短いコーナーを組み合わせた構成。ウェブサイト衛星放送でもコンテンツ放送・配信がなされた。

本シリーズでおなじみのキャラクターであるガチャピンムック以外は出演者が総入れ替えされ、新レギュラーにウエンツ瑛士が起用された。番組リニューアルに際し『ポンキッキーズ』から始まった「P-kiesウィンドウ」が廃止され、スタジオセットは全く登場せずにロケ中心となった。

2007年3月をもってポンキッキシリーズは34年にわたるフジテレビでの地上波での放映を終了し[1]、フジテレビとしては『ママとあそぼう!ピンポンパン』から40年続いたレギュラーの子供番組は2018年の『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』まで消滅することになった。BSフジでは最終回のみ放送されなかった。

2008年4月7日より、BSフジにて新シリーズとして『Beポンキッキ』を放送。

出演者

レギュラー

キャラクター

番組開始当初に数回登場したが、後期は出番が全く無かった。
2006年10月に『東京キッズクラブ』で放送されていた「はたらくくるま」のコーナーが2回放送され、声のみ復活した。

その他

楽曲「おいでよゴリンゴ」の振り付けを担当。

コーナー・コーナードラマ

主なコーナー

※「きかんしゃトーマス」、「ポンポン ポロロ」は5月以降、週交代で放送された。

  • ジャカジャカジャンケン
    今回からコニーちゃんの服装が変わり、カエルのニュートンなどのサブキャラクター達の代わりにコニーちゃんが作ったロボット「コニロボ」が登場した。
    当コーナーでは7月から8月の間、劇場版『ブレイブ・ストーリー[4]』のキャラクターがゲスト出演した。
  • あしがたどうぶつえん( - 2006年秋)
  • ママのいちばん!( - 2006年夏)
    ウエンツが視聴者の家を訪問し、子供と一緒に様々な料理を作るコーナー。このコーナーではウエンツが様々な野菜・料理の被り物を着け、使用された被り物はコーナー終了後に視聴者にプレゼントされた。
  • ポンとプレゼント!(2006年夏 - 秋)
    ウエンツとガチャピン・ムックが様々な仕事をしている人に番組特製の雑巾、手袋などのプレゼントをし、その仕事の体験(動物園、パン屋、水族館の掃除、フジテレビ本社の窓ふきなど)や観光などをするコーナー。後にプレゼントは無くなり、仕事体験のみとなった。
  • ラッキーでハッピー(2007年冬)
    ウエンツとガチャピン・ムックが保育園や幼稚園などに訪問し、「ラッキーでハッピー」のダンスをする。最終回はこれまでのダンスがダイジェストで放送された。
  • みんなのリクエスト(2006年夏のみ)
    ウエンツが視聴者から届いた歌のリクエストを紹介するコーナー。
  • 中国語教室(2006年夏 - 冬)
    ペープサート風のガチャピン・ムックが、中国語について学ぶパペットアニメーション。
  • くりさん昆虫記(2006年冬)
    エンディングで放送。昆虫学者から提供された、様々な昆虫の自然映像。
  • きょうはめでタイ(2006年冬 - )
    フジテレビアナウンサーやフジテレビの様々な番組の出演者が、最近の私生活でめでたかったことについて語るコーナー。2006年冬『いけいけ!ガッチャピン』編でピエール瀧が、8年ぶりにポンキッキシリーズに出演。また、『あいのり』編では当番組のMCでもあるウエンツもこのコーナーに出演した。
  • ビーンワールド(声の出演:劇団ひとり、2006年12月 - )
  • ポンキッキえかきうた(2006年12月 - )
    有野晋哉扮する「ありのあり」が、視聴者から届いた絵描き歌を紹介するコーナー。
  • くいしん坊ムックの日本全国たべあるき(2007年)
    ムックが全国の漁港を訪問する。
  • ニッポン流ってかっこいい(2007年3月)
    関根麻里が、茶道について学ぶコーナー。

イベント・企画

  • ガチャピン・ムック カー
2006年夏、日産自動車とフジテレビKIDSが共同で「ガチャピン・ムックカー」を製作した(ベースはガチャピンカーがセレナ20S、ムックカーがラフェスタハイウェイスターで、両方ともMC前)。窓にはガチャピンとムックの絵や、「ポンキッキ」のロゴが印刷されている。それを記念して、楽曲「はたらくくるま」のガチャピン・ムックカーバージョンが制作され、同年に行われたお台場冒険王で初披露された。
2007年1月頃に、フジテレビ本社前で行われた。

※サタキッズLIVEについては「チルドレンタイム」を参照。

楽曲

  • 四字熟語の歌(奥華子
  • ラッキーでハッピー(ウエンツ瑛士&ガチャピン・ムック)
  • 今日はめでタイ!(キグルミ
    上記コーナーのテーマソングのカバー版。
  • おいでよゴリンゴ(ソウルコントロール)
    MVは通常のアニメーション版と、air:manによる実写の振り付け映像の2種類存在する。
  • ○△□(山口智充)[5]
    放送初回はレコーディング映像が放送され、翌週からは通常のMVが放送された。
  • さあ冒険だ アレンジ版
    提供紹介映像のBGMに使用されることが多かった。BSフジ『ガチャピンClub』では、毎年春のアイキャッチのBGMとして使用されていた。
    番組の提供紹介映像のBGMに使用されることが多かった。ガチャピンチャレンジ、サタキッズLIVEのBGMにも使われた。『ガチャピンClub』のBGMとしても使用されている。

今月のどうよう

※9月は4月から8月までの歌が週代わりで再放送されたため制作されず、2007年も制作されなかった。

タイトルコールメッセージ担当者

様々な芸能人が簡素なメッセージを言った後、「始まるよ、ポンキッキ![6]」とコールして番組が始まる。

スタッフ

派生番組

フジテレビ系のBSデジタル放送局であるBSフジでは、過去に『ひらけ!ポンキッキ』『ポンキッキーズ』他で放送されたコンテンツを交え再編集を行った関連番組『Myポンキッキ』『東京キッズクラブ2』(後『ガチャピンClub』)を放送。また、フジテレビ運営のCS放送チャンネルフジテレビ721では「きかんしゃトーマス」を中心に歌などのコンテンツを放送する『チルドレンタイム ポンキッキwithきかんしゃトーマス』やお台場スタジオドリームメーカーなどで行われるステージライブを収録した『チルドレンタイムSP KIDSワークショップ』を放送した。

ネット局

詳細の無いものは第一回から最終回まで放送されたネット局。系列はネット終了時のもの。

放送対象地域 放送局 放送日時 系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 金曜 15:00 - 15:28 フジテレビ系列 制作局
日本全域 BSフジ 水曜 19:30 - 19:55 フジテレビ系列
BS放送
土曜7:00 - 7:25に再放送
最終回は未放送
北海道 北海道文化放送 日曜 6:30 - 7:00 フジテレビ系列
岩手県 岩手めんこいテレビ 金曜 5:15 - 5:45
宮城県 仙台放送 日曜 5:30 - 5:55
秋田県 秋田テレビ 水曜 15:05 - 15:30
山形県 さくらんぼテレビ 火曜 15:30 - 16:00
福島県 福島テレビ 木曜 15:02 - 15:30
新潟県 新潟総合テレビ 土曜 5:30 - 6:00
富山県 富山テレビ 月曜 14:40 - 15:03
石川県 石川テレビ 月曜 15:30 - 15:56
福井県 福井テレビ 土曜 6:00 - 6:30
中京広域圏 東海テレビ 土曜 6:15 - 6:45
鳥取県
島根県
山陰中央テレビ 火曜 16:25 - 16:55 2006年12月打ち切り
岡山県
香川県
岡山放送 金曜 15:00 - 15:28
愛媛県 テレビ愛媛 土曜 5:05 - 5:30 2006年12月打ち切り
高知県 高知さんさんテレビ 月曜 15:25 - 15:55
福岡県 テレビ西日本 土曜 5:30 - 6:00
佐賀県 サガテレビ 水曜 15:30 - 16:00
長崎県 テレビ長崎 日曜 6:30 - 7:00
熊本県 テレビ熊本 月曜 15:00 - 15:30
宮崎県 テレビ宮崎 月曜 16:00 - 16:25 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 鹿児島テレビ 土曜 5:35 - 6:00 フジテレビ系列

脚注

  1. ^ 後述するBSへの移行後は、千葉テレビ放送独立局)での放送があったため(『beポンキッキーズ』まで)、正確にはポンキッキシリーズの地上波最後の放映は千葉テレビ放送である。
  2. ^ ポンキッキーズ時代の楽曲「シャナナナナナ」の、MVに出演した事がある。
  3. ^ 遼花は『ポンキッキーズ21』の2004年度に、シスターラビッツのメンバーとして出演していた。
  4. ^ 同作には、当番組MCのウエンツがキャストの1人として出演している。
  5. ^ 『ひらけ!ポンキッキ』時代の楽曲「まるさんかくしかく」とは別曲。
  6. ^ みのもんたのみ、「さあ、ポンキッキ始まるよ!」とコールしていた。
  7. ^ 12月中の放送分に、4月から12月までのタイトルメッセージがダイジェストで再放送された日があった(タイトルコールは担当者9人全員の声を合成したものを使用)。
フジテレビ 金曜日15:00 - 15:28
前番組 番組名 次番組
チャンネルα
※14:07 - 16:55 → 15:58 - 16:55
ポンキッキ
チャンネルα
※15:58 - 16:55 → 14:07 - 16:55
フジテレビ ポンキッキシリーズ
前番組 番組名 次番組
ポンキッキ
Super Kids Zone Beポンキッキ
※1年のブランク

ポンキッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 14:39 UTC 版)

ポンキッキシリーズ」の記事における「ポンキッキ」の解説

詳細は「ポンキッキ」を参照 2006年4月から2007年3月まで放送30分番組。放送時間は局によって完全に異なり系列局であっても編成上の都合から放送見合わせた局もあった。 番組大幅にリニューアルガチャピン、ムックコニーちゃんなど一部除いて出演者が総入れ替えされ、ウエンツ瑛士新たにMC就任枠内で『ひらけ!ポンキッキ以降継続して放送され『きかんしゃトーマス』引き続き放映した(『ポンポン・ポロロ』と隔週放送)。スタジオセット無く野外でのロケ中心となり、短いサイクルいくつものコーナー放映するスタイルで、月替わりミュージシャンカバーによる童謡紹介した。 『ポンキッキ』の放送終了によってフジテレビ地上波レギュラー子供番組全て終了し、『ポンキッキシリーズ』は次回作よりBS舞台を移すこととなる。

※この「ポンキッキ」の解説は、「ポンキッキシリーズ」の解説の一部です。
「ポンキッキ」を含む「ポンキッキシリーズ」の記事については、「ポンキッキシリーズ」の概要を参照ください。

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