ポンカ族と強制移住
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 01:35 UTC 版)
1877年に、アメリカ政府はララミー砦条約を盾にポンカ族をネブラスカからオクラホマへ強制移住させ、彼らの立ち退いた土地を、スー族にあてがった。徒歩による過酷な強制移住の際に、部族員の1/3が死んだ。これに対し、スタンディング・ベアー酋長らの約40名のグループが命令に背き、ネブラスカへ帰還し逮捕された。スタンディング・ベアーはオマハ族の協力のもとアメリカ政府相手に訴訟を起こし、見事これに勝訴。部族はネブラスカの「北部ポンカ族」とオクラホマの「南部ポンカ族」として二分され現在に到る。
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