トロンボーン･

デジタル大辞泉

トロンボーン【trombone】

読み方：とろんぼーん

金管楽器の一。カップ状の吹き口をもち、U字形の管を2本組み合わせ、一方の管をスライドさせて音高を変える。バルブによって管の長さを調節するものもある。

音楽用語辞典

トロンボーン［trombone / trom / trb / tb］

二重管のスライド方式で管の長さを変える金管楽器。スライドをもっとも短くした状態の音程がBbなので移調楽器に感じるが、実音のまま記譜するので実音楽器である。このタイプを正確にはテナー・トロンボーンという。トランペットの1オクターブ下に位置する音域を担当する。低音楽器なので低音部譜表に記譜する。高域での無理なフレーズを除き、音域はたいへん幅広く、輪郭のはっきりした美しい音色を持つ。ただし低域ではスライド方式の関係でこまかい動きが困難なことがある。またスライドを利用してのポルタメント（無段階グリッサンド）もトロンボーン特有のワザだ。スライド方式の他に、迂回管がセットされているバス・トロンボーン（bass trombone）、管の長さをスライドでなく迂回管を利用してピストン・バルブで操作するバルブ・トロンボーン（valbe trombone）、テナーのスライド・トロンボーンとバルブ・トロンボーンを一体にしたスーパーボーン（superbone）などのバリエーションがある。

短編小説作品名辞典

トロンボーン

作者内海隆一郎

収載図書丹塗りのぽっくり
出版社筑摩書房
刊行年月1997.7

ウィキペディア

トロンボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/02 10:15 UTC 版)

トロンボーンは、金管楽器の一種である。語源はトランペットを意味するイタリア語trombaに、「大きい」を意味する接尾語 (-one) を付けたものであり、「大きなトランペット」という意味である。

ウィキペディア小見出し辞書

トロンボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/31 14:17 UTC 版)

「英国式ブラスバンド」の記事における「トロンボーン」の解説

通常2名で、ファースト、セカンドに分かれている。救世軍の教会金管バンドにはファーストとセカンドと別にソロ・トロンボーンと言うパートを加えている楽譜も存在している。実音に対し長9度高い音にてト音譜表で記譜される。

トロンボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/04 23:30 UTC 版)

「ズッキーニ」の記事における「トロンボーン」の解説

別名「トランペットカボチャ」ともよばれる、イタリアの細長いズッキーニ。

トロンボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/06/23 17:07 UTC 版)

「ヒビキノBB」の記事における「トロンボーン」の解説

俗称：イケメンパート 由利慧（ゆり さとし） - トロンボーン1st（パートリーダー） 高校3年生。全キャラクター内で一番背が高く、腕が長い。ファッション雑誌『メンズボンボ（通称「メンボン」）』のモデルでもある。パートお揃いのカーディガンを着ている。端正な顔立ちを持ちながら、性格はどこか歪んでおり、気に食わないことがあれば手に持ったトロンボーンで攻撃することがある（主に並々ならぬ恨みを持った融流に対するものや、融流がらみの話題に攻撃することが多い）。片親しかおらず、母親に女手一つで育てられた。父親違いの妹「瞳子」がいる。一人でいるときは一人でしりとりをしていることがある。 綾乃倖近（あやの ゆきちか） - トロンボーン2nd 高校2年生。「G」を象ったアクセサリー、メッシュの入った髪、左耳にあるピアスが特徴。パートお揃いのカーディガンを着ている。トロンボーンをヌルヌルシコシコさせることに生き甲斐を感じており、常にグリスとスライドクリームは半ダース携帯している「ヌルリスト」。男子校の中ではよく空気を読み、社交辞令もパーフェクトにこなすが、女子相手になると、イケメンでありながら口を開けば常にセクハラめいた発言をするため、女の子によくフラれる。玲とは仲が良い。一人暮らしであり、バイクの免許を持っている。由利を尊敬している。 遠藤汰尊（えんどう たいそん） - トロンボーン3rd 高校1年生で、通称「汰尊」。金髪にピアスが特徴で、パートお揃いのカーディガンを着ているが、袖が余っている。一言多い発言をすることがあり、その度に慧から攻撃されることがある。トロンボーンパートへ加入したきっかけは、慧が急募として掲示していたポスターに自らが『メンボン』のモデルであることをアピールしていたこと、条件として「顔に自信のあるもの」へ釣られてきたことから（この急募ポスターの内容を聞いた綾乃が「小畑健アシスタント募集並みのハードルの高さ」と称した）。背が低く、腕が短いためトロンボーンのスライドが7ポジまで届かず、並々ならぬ努力で腕を長くする特訓（電車のつり革にぶら下がるなど）に励んだが、いまだに届いていない。綾乃と由利を尊敬している。

トロン・ボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/09 09:32 UTC 版)

「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」の記事における「トロン・ボーン」の解説

剣技の大国ダル・セーニョ王国の国王。魔族に滅ぼされた亡国の王子として、復讐と故国の再興の為ハーメル達の旅に加わり、幾多の苦難と復讐の念を乗り越え剣士としても人としても成長。絶望に立ち向かうその姿は、北の都に囚われ絶望に打ちのめされた人々に勇気を鼓舞し人の心を取り戻させ、当時最強クラスの剣士に数えられた魔界随一の剣客・超獣王ギータを打ち倒した。終戦後祖国復興に努め、念願の再興を成し遂げる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

トロンボーン

出典:『Wiktionary』 (2021/06/25 14:14 UTC 版)

語源

• イタリア語 trombone より。

発音^(?)

と↗ろ↘んぼーん

と↗ろんぼ↘ーん

名詞

トロンボーン

1. 中低音域を担当する金管楽器の一。前方に突き出たU字形のスライドを伸縮させると同時にマウスピースで唇を振動させ、その口の形を変えることで発音し、音を変える。吹奏楽、オーケストラ、ジャズなどで使用される。略記号Tb、Trb。

翻訳

• アイスランド語: básúna ^(is) 女性
• イタリア語: trombone ^(it) 男性
• 英語: trombone ^(en)
• カタルーニャ語: trombó 男性
• スウェーデン語: trombon ^(sv) 通性
• スペイン語: trombón ^(es) 男性
• スロヴェニア語: pozavna ^(sl) 女性
• タイ語: ทรอมโบน
• チェコ語: trombón ^(cs) 男性, pozoun ^(cs) 男性
• 中国語:  (繁): 長號/ (簡): 长号
• 朝鮮語: 트롬본
• デンマーク語: basun ^(da) 通性
• ドイツ語: Posaune ^(de) 女性
• ノルウェー語: trombone ^(no) 通性
• ハンガリー語: harsona ^(hu)
• フィンランド語: pasuuna ^(fi)
• フランス語: trombone ^(fr) 男性
• ヘブライ語: טרומבון ^(he)
• ポーランド語: puzon ^(pl) 男性
• ルーマニア語: trombon ^(ro) 中性

関連語

Weblio日本語例文用例辞書

「 トロンボーン」の例文・使い方・用例・文例

• そのバンドにはトロンボーン奏者が５人いる。
• それに、彼がトロンボーンを吹いている姿がとても格好いい。
• 私はそのお祭りでトロンボーンの演奏をしました。
• トロンボーンを吹きます。
• トロンボーンを吹いていました。
• 大きな音のトロンボーン
• トロンボーンに似た中世の音楽楽器
• トロンボーンを演奏する音楽家
• バストロンボーンという楽器