トロンボーンセクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)
「ビッグバンド」の記事における「トロンボーンセクション」の解説
トロンボーンにより構成されるセクション。一般には3本のテナートロンボーンと1本のバストロンボーンで構成される。まれにテナートロンボーンをフレンチホルンやユーフォニウムに、バストロンボーンをチューバに置き換えることもある。代表的な演奏者にはローレンス・ブラウンらがいた 基本的にはトランペットと同様の役割を期待されるが、音域がトランペットよりも「低音域にある」ため、どちらかと言えばベースラインとしての役割の方が大きい。一方でトランペットよりも音は直線的でなく、音の広がりが期待できる楽器である。
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トロンボーン・セクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:17 UTC 版)
「英国式ブラスバンド」の記事における「トロンボーン・セクション」の解説
トロンボーン・セクションは、B♭の調性を持ち、バリトン、ユーフォニアムと同じくコルネットの1オクターブ下の音域を担当する。円錐管主体の英国式ブラスバンドの中で唯一の円筒管楽器として、ピストンではなくスライドという柔軟な音程調節機構を持つ楽器として極めて重要である。鋭く硬い音形でサウンドにメリハリを持たせたり、完全な和音を構成し他の楽器とハーモニーを組んだりする。戦前の救世軍金管バンドでは「伸び縮曲がり金」っと呼ばれていた。 トロンボーン 通常2名で、ファースト、セカンドに分かれている。救世軍の教会金管バンドにはファーストとセカンドと別にソロ・トロンボーンと言うパートを加えている楽譜も存在している。実音に対し長9度高い音にてト音譜表で記譜される。 バス・トロンボーン (Bass Trombone) 通常1名。トロンボーンセクションの3番目として、またベース・セクションのトップとして活躍する重要なパート。太い独特の音色からソロを担当することもよくある。昔教会金管バンドのサクバット(G管)と現在のトロンボーン(Bb,F,Gb管)が混在している故に、英国式ブラスバンドで唯一ヘ音譜表で実音記譜する楽器となった。
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