テューロー
テューロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:26 UTC 版)
父のアイオロスが死ぬと、シーシュポスの兄弟であるサルモーネウスが、その跡を継いでテッサリアー王となった。 シーシュポスは、このことに腹を立て、デルポイの神託所に伺いを立てた。与えられたお告げは、「おまえの姪と交わって子供をもうければ、その子供たちが恨みを晴らしてくれるだろう」というものだった。そこで、シーシュポスは、サルモーネウスの娘テューローを誘惑した。テューローは、やがてシーシュポスの行為が自分への愛情からではなく、サルモーネウスへの憎しみからであることに気づき、生まれた2人の子供を自分の手で殺した。
※この「テューロー」の解説は、「シーシュポス」の解説の一部です。
「テューロー」を含む「シーシュポス」の記事については、「シーシュポス」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- テューローのページへのリンク