サノスの群勢
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「アベンジャーズ/エンドゲーム」の記事における「サノスの群勢」の解説
サノス 演 - ジョシュ・ブローリン、日本語吹替 - 銀河万丈 宇宙の均衡を目指して大量虐殺を行う本作のメインヴィラン。 本作の冒頭で野望を達成し、ソーたちアベンジャーズに殺害された現代のサノスの代わりに、2014年の過去世界から襲来したサノスがメインヴィランとして登場する。 過去世界において過去の自分とリンクしてしまった未来(2023年)のネビュラから、未来で起きる全ての出来事を知ったことで捕らえたネビュラ(2023年)からピム粒子を奪取。 これをエボニー・マウに複製させ、2014年の世界からサンクチュアリIIごと2023年に襲来し、アベンジャーズ・コンパウンドを爆撃で木端微塵に粉砕する。 その後、トニー、スティーブ、ソーの攻撃を受けるが、これを全て返り討ちにし、自身の理念を受け入れないアベンジャーズのいるこの世界全てを破壊し、新たな理想郷を作ることを宣言した。 しかし、再集結したアベンジャーズと加勢の軍勢が戦場に現れると形勢は互角に変わり、ナノ・ガントレットを巡った争奪戦へと戦況は変化。ワンダ、キャロルと言った女性ヒーローたちと交戦した果てにこれらを退け、ガントレットを装着すると「私は、絶対なのだ」と豪語してスナップするが、ストーンはスナップ直前に掴みかかったトニーに奪われており、直後にトニーが行ったデシメーションで群勢ごと自身も塵と化して消滅した。 エボニー・マウ 演 - トム・ヴォーン=ローラー(英語版)、日本語吹替 - いずみ尚 ブラック・オーダーの一人。 前作において死亡したが、本作では2014年の過去世界のマウが登場。未来のネビュラを捕らえてピム粒子を奪取し、それらを複製してサノスの群勢のタイムトラベルに貢献した。 最終決戦ではサノスの号令に呼応する形で登場し、アベンジャーズと戦闘を繰り広げる。 ガントレット争奪戦ではティ・チャラと交戦するもガントレットを取り逃し、その後、トニーによるデシメーションで塵と化して消滅した。 カル・オブシディアン 演 - テリー・ノタリー(英語版) ブラック・オーダーの一人。 前作において死亡したが、本作では2014年のカルが最終決戦においてサノスの号令に呼応する形で登場し、アベンジャーズと交戦。 ドラックスやコーグと交戦し、さらにトニーにも襲いかかるが、直後にかけつけたピーターのウェブによって引き倒されると、ジャイアントマンとなったスコットに踏み潰される形で死亡した。 プロキシマ・ミッドナイト 演 - モニーク・ガンダートン ブラック・オーダーの一人。最終決戦に登場する。 本作では2014年のプロキシマが最終決戦においてサノスの号令に呼応する形で登場するも、演じたモニーク・ガンダートンが本作の撮影には参加していなかったため、サノスによる召喚時とコーヴァスの亡骸を抱きながら消滅する場面以外は特に描写がない。 コーヴァス・グレイヴ 演 - マイケル・ジェームズ・ショウ(英語版)、日本語吹替 - 山岸治雄 ブラック・オーダーの一人。 前作においてヴィジョンによって倒されたが、本作では2014年のコーヴァスが最終決戦においてサノスの号令に呼応する形で登場。 アベンジャーズたちと交戦し、魔術師の多くを返り討ちにするも、ガントレット争奪戦ではオコエの槍の一突きによって貫かれ、さらに地面に叩きつけられて死亡する。
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サノスの群勢
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「マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧」の記事における「サノスの群勢」の解説
サンクチュアリII(Sanctuary II) 登場作品:『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』 サノスの群勢の母艦にしてブラック・オーダーの拠点となる超巨大宇宙戦艦。艦内の劇中描写はさほど多くはないが、サノスの玉座のみが置かれた広間と、ネビュラを分解して拘束し通信も可能な端末が置かれていた部屋などが登場する。また艦内は、リヴァイアサンやチャリオット、ネクロクラフト、Qシップ、アウトライダー・ドロップシップまで無数のビークルを格納しており、艦体下部から照射される艦内への乗降用光線や、外装各部のブラストを連射する対地対空両用の砲門まで装備も充実している。ガモーラの幼少期の回想にも登場していることから、長年サノスらに運用されていたことも窺える。 2018年には、ソーを含むアスガルド人たちを乗せたステイツマンを攻撃した。その後サノスがスペース・ストーンを入手すると、移動手段としては運用されず、連れ戻したガモーラにネビュラを痛めつけてソウル・ストーンの在り処を白状させるシーンの登場を最後に、現代の本艦の去就は不明となった。 後にアベンジャーズたちのタイムトラベル先の一つとなった2014年時の本艦は、当時のサノスらがヒーローたちのタイム泥棒作戦を認知したことで、モラグに向かってそこにいたネビュラを収容すると、彼女が持っていたピム粒子やタイムスペースGPSがきっかけとなり、サノスの群勢を乗せて2023年にタイムトラベルした。そこからサノスの指示によって、アベンジャーズ・コンパウンド一帯を2度も爆撃するが、遅れて戦地に駆け付けたキャロルの特攻攻撃によって撃墜され、最期はトニーのスナップによって消滅する。 チャリオット(Chariot) 登場作品:『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』 チタウリの多くが使用する小型の飛行馬車。複雑な彫刻のような外観のリフトで、本機と鎖で繋がった2体のチタウリが並列して搭乗し高速飛行させるが、クリントによると「小回りが利かない」ようである。前方から破壊光弾を発射可能。 ニューヨーク決戦時には、ワームホールが開くとチタウリはこれに搭乗し、ニューヨーク市街を攻撃して、アベンジャーズと激闘を繰り広げた。また、ロキやナターシャも搭乗している。 2023年に勃発した最終決戦でも、サノスの群勢によって多数が運用される。 チタウリの母艦(Chitauri Command Center) 登場作品:『アベンジャーズ』 ワームホールの彼方の宇宙空間に待機していたチタウリの戦艦。非常に巨大且つ鋭利な突起が多数散見されるなど異様な外観で、リヴァイアサンを多数格納しているが、あまりの巨体から移動速度は遅く、耐久性も低い。インプラントを通してチタウリやリヴァイアサンを直接操り、戦術関係を調整しているため、本艦が破壊されるとチタウリやリヴァイアサンも全て機能停止になってしまう。 ワームホールの彼方からニューヨークへ絶え間なくチタウリやリヴァイアサンを送り続けていたが、ワームホールからトニーが押し込んできた核ミサイルの直撃により大破し、ニューヨークでの戦闘に終止符が打たれた。 Qシップ(Q-Ship) 登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』 サンクチュアリΙΙに設置されているドーナツ状の大型宇宙船。宇宙を光速に近い速度で航行できる機能とホバリング機能、自動操縦機能が備わっており、基本的に船体下部から照射される光線によって乗降りするが、外装に船内へ直接入ることが可能な出入り口もある。惑星の地表への自動パーキング機能は無い。外観に反せず、船内も広大な空間となっており、腕を挿し込む操縦桿が設置されている。サンクチュアリΙΙと同様に、長年サノスらに運用されていた様子である。 2018年には、マウとカルがタイム・ストーン回収任務時に乗船していたものと、プロキシマとコーヴァスがマインド・ストーン回収任務で時に乗船していたものの2隻が登場している。マウのものは、彼の死後にトニーたちを乗せたまま自動操縦でタイタンへと向かい、そのまま墜落・大破。プロキシマとコーヴァスのものは、体勢を整えた後再び地球の大気圏へと戻り、ドロップシップをワカンダへと投下させる。 2014年には、当時のガモーラとネビュラも本船に搭乗してコービンに攻め込んでいた。 アウトライダー・ドロップシップ(Outrider Dropship) 登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』 Qシップに複数搭載された、アウトライダーズ専用の二等辺三角形型の巨大ポッド。船体が伸長することでドアが開く機能を持ち、船内にアウトライダーが多数控え、その出番を心待ちにしている。また、スラッシャーも搭載していると思われる。 2018年にはブラック・オーダーがマインド・ストーン奪取のために、大気圏外から5隻以上を投下させる形でワカンダに向けて発艦させ、最初の1隻はワカンダの首都のゴールデン・シティ上空のバリヤーに激突して爆発するが、残りの数隻は近くの森に落着し、後にアウトライダーズを解放する。サノスがワカンダに出現した際にはソーとドラゴン・フライヤーの攻撃を受けていた。 2023年には、アベンジャーズ・コンパウンド跡地にサノスの召喚で現地に出現し、アウトライダーズを解放させたが、トニーのスナップによって全機消滅する。 スラッシャー(Thresher) 登場作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 ドロップシップに搭載されていたと思しき大型マシン。見た目のとおり、地上を走破する巨大な回転ノコギリというべき意匠をしているが、有人操縦式か自動操縦式かの詳細は不明。ワカンダでの戦いで、ワンダの参戦を確認したプロキシマの指示で5隻分地底から出現し、アベンジャーズやワカンダ軍に猛威を振るって戦況を覆すと思われたが、ワンダのテレキネシスによってアウトライダーズの一掃や、プロキシマ打倒に利用されるという皮肉な結果となる。
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