カザン‐クレムリン
カザン・クレムリン
カザン・クレムリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 03:02 UTC 版)
詳細は「カザン・クレムリン」を参照 市内には美しいクレムリ(要塞)であるカザン・クレムリンがあり、2000年には世界遺産に登録された。クレムリ内部には5つのドームを頂く生神女福音聖堂(ブラゴヴェシェンスキー聖堂、1561年-1562年)、建設時期が謎に包まれたスュユンビケ塔(カザン・ハン国最後の女王の名に由来する)などがあり、市のランドマークとなっている。 またクレムリを取り囲む塔や城壁は16世紀から17世紀にロシア人が再建し、後に修復をされたものである。クレムリ内部にそびえるクル=シャーリフ・モスクは1552年のカザン陥落時に破壊され、21世紀になって再建された。16世紀の美しい修道院建築であった救世主修道院(スパースキイ修道院)はボリシェヴィキ政府によって破壊されたが、その名残であるスパースカヤ塔は今も白く美しい姿を残す。1843年から1853年にかけて建てられたコンスタンチン・トーン設計のカザン県知事公邸は、現在もタタールスタン共和国大統領官邸として使用されている。 クレムリの近隣には、ペトロパヴロフスキー大聖堂がQawi Nacmi 通りにあり、マルカニ・モスクがQayum Nasiri 通りに立つ。
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