カザンの歴史の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 03:02 UTC 版)
11世紀初頭にヴォルガ・ブルガールによって建設された。15世紀にはカザン・ハン国の首都として栄えたが、1552年カザンはイヴァン4世(イヴァン雷帝)に占領される。破壊されたカザン・ハン国の城砦のあとにはカザン・クレムリンが建設された。1708年にカザン・ハン国が廃止され、カザンはロシア帝国の地方都市、カザン県の県都となった。1774年、プガチョフの乱で破壊された。 20世紀になり、カザンはタタール文化の中心都市として復興した。ロシア革命後の1920年タタール自治共和国の首都となる。第二次世界大戦中は疎開により各種の工場が移転してきており、工業が発展している。1930年代から1970年代にかけて都市改造が行われた。2005年には建都1000年を記念して様々な祭典が催され、地下鉄が開業した。
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