マルクスブルク城とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > > ドイツの城 > マルクスブルク城の意味・解説 

マルクスブルク‐じょう〔‐ジヤウ〕【マルクスブルク城】

読み方:まるくすぶるくじょう

Marksburgドイツ西部ラインラント‐プファルツ州の町、ブラウバッハ背後山上にある城。ライン川中流域古城の中で、唯一破壊免れた城として知られ13世紀頃の姿を留めている。


マルクスブルク城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 15:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マルクスブルク城

マルクスブルク城(Marksburg)は、ドイツラインラント=プファルツ州ブラウバッハに建つ城。ライン地方の城の中で戦乱による破壊を免れ、中世の面影を残す唯一の遺構である。城の名前は福音記者聖マルコに因む。

歴史

マルクスブルク城
地図

12世紀頃、街の防および税関施設として建設された。13世紀初頭エプスタイン家が所有。15世紀に外壁が増築され、17世紀30年戦争ではライン川河畔の城として唯一陥落を免れた(したがって保存状態は極めて良い)。1866年にはプロイセン王国の所有となり、1899年ヴィルヘルム2世によって現所有者の先祖に与えられ、現在に至る。

現状

  • 1900年に城郭の保全を目的とした団体ドイツ城郭協会ドイツ語版が購入し、本部として使用している[1]
  • 内部のキッチン、大広間、領主たちの寝室、牢獄、武具の展示などを見て回ることができる。
  • 2002年以降、ユネスコ世界遺産ライン渓谷中流上部に含まれる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 水野久美『いつかは行きたいヨーロッパの世界でいちばん美しいお城』大和書房、2014年、147頁。ISBN 978-4-479-30489-0

参考資料

J・E・カウフマン、H・W・カウフマン共著、ロバート・M・ジャーガ絵、中島智訳「中世ヨーロッパの城塞 攻防戦の舞台となった中世の城塞、要塞、および城壁都市」マール社

関連項目

外部リンク

座標: 北緯50度16分18.91秒 東経7度38分57.98秒 / 北緯50.2719194度 東経7.6494389度 / 50.2719194; 7.6494389




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルクスブルク城」の関連用語

マルクスブルク城のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルクスブルク城のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマルクスブルク城 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS