ブダ城とは? わかりやすく解説

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ブダ‐じょう〔‐ジヤウ〕【ブダ城】


ブダ城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 03:50 UTC 版)

座標: 北緯47度29分46秒 東経19度02分23秒 / 北緯47.49611度 東経19.03972度 / 47.49611; 19.03972




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ブダ城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 23:44 UTC 版)

ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」の記事における「ブダ城」の解説

詳細は「ブダ城」を参照 世界遺産登録名の「ブダ城地区」は、ドナウ川右岸の「王宮の丘」と呼ばれる地域のことである。 ブダ城の王宮地区基底には古代ローマ時代遺跡も残るが、ブダ城の起源13世紀ハンガリー王ベーラ4世在位 1235年 - 1270年)の治世遡る1241年から1242年にかけて相次いでモンゴル軍の侵攻受けたことを踏まえベーラ4世防衛しやすさを考慮してブダの丘に砦を築いたのである1242年築かれたこの砦は、居住用の塔を備えていたものの、つくりとしては簡素なものであった。これが城壁備えたゴシック様式王宮改築されたのは、14世紀神聖ローマ帝国からハンガリー王迎えられジギスムント時代のことである。 さらに15世紀後半にはマーチャーシュ1世のもと、イタリアから招いた彫刻家らによって、ルネサンス様式改築された。宮廷付き彫刻師任命されていたジョヴァンニ・ダルマータが手がけた内装彫像一部現存している。しかし、オスマン帝国による征服1541年)の後にブダ城は火薬庫転用され、1578年頃に爆発事故起きたため、当時建造物そのものはほとんどが失われた現在の王宮の元はオスマン帝国撤退後17世紀になって建て直されたものであるその後18世紀にはマリア・テレジアの命で大改築が行なわれ、建築家ジャン・ニコラ・ジャドウのもとで1770年完成した。このときの部屋数203室である。 この建物1848年革命の際に破壊され19世紀後半から1904年にかけてネオ・バロック様式再建された。しかし、その建物第二次世界大戦ハンガリー動乱大きく損なわれ1980年代以降ネオ・バロック様式復元され現在の姿になった城内にはハンガリー国立美術館国立セーチェーニ図書館ハンガリー国立図書館)、ブダペスト歴史博物館などが入っている。 ブダ城の地下には自然の洞窟元になった長大迷宮広がりカタコンベなども残っており、第二次世界大戦中にはドイツ兵の隠れ場所にも使われた。王宮の丘の地下には環境保護になっている洞窟もある。 ブダ城 ブダ城内

※この「ブダ城」の解説は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」の解説の一部です。
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