カザン地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 06:49 UTC 版)
カザン地下鉄 Казанский метрополитен Казан метрополитены |
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クレムリョフスカヤ駅構内
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基本情報 | |
国 | ![]() |
所在地 | カザン |
種類 | 地下鉄 |
開業 | 2005年8月27日 |
所有者 | カザン市 |
運営者 | メトロ・エレクトロトランス |
詳細情報 | |
総延長距離 | 16.8 km |
路線数 | 1 |
駅数 | 11 |
1日利用者数 | 86,000人平均 |
保有車両数 | 47 |
軌間 | 1,524 mm |
路線図 | |
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カザン地下鉄(カザンちかてつ、タタール語: Казан метросы ; ロシア語: Казанский метрополитен)は、ロシア、タタールスタン共和国の首都、カザンの地下鉄である。
概要
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1997年に建設が始まり、2005年8月27日に開業。ロシアでは最も新しい地下鉄システムである。2008年、2010年、2013年には延伸開業し、2016年現在総延長16kmの1路線、11駅が開通している。将来的には3路線の地下鉄網が完成する予定である。運行は6時から23時まで。
各駅は大理石やシャンデリアなどによって非常に豪華な装飾が施されている。各駅はロシア語とタタール語の併記となっている。
路線と駅
中央線
日本語駅名 | タタール語表記 | ロシア語表記 | 開通年月日 |
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アヴィアストロイテリィナヤ駅 | Авиатөзелеш | Авиастроительная | 2013年5月9日 |
北駅 | Төньяк вокзал | Северный вокзал | 2013年5月9日 |
ヤシリェク駅 | Яшьлек | Яшьлек | 2013年5月9日 |
カズヤ・スラバーダ駅 | Кәҗә Бистәсе | Козья слобода | 2012年12月30日 |
クレムリョフスカヤ駅 | Кремль | Кремлёвская | 2005年8月27日 |
ガブドゥリ・トゥカヤ広場駅 | Тукай Мәйданы | Площадь Габдуллы Тукая | 2005年8月27日 |
スコーナヤ・スラバダ駅 | Сукно бистәсе | Суконная слобода | 2005年8月27日 |
アメティエヴァ駅 | Әмәт | Аметьево | 2005年8月27日 |
ゴールキー駅 | Горки | Горки | 2005年8月27日 |
勝利通り駅(プロスペクト・ポベディ駅) | Җиңү проспекты | Проспект Победы | 2008年12月29日 |
ドゥブラヴナヤ駅 | Имәнлек | Дубравная | 2018年8月30日 |
サビノフスクアヤ線
建設中。
プリバウジュスカヤ線
計画中。
ザナクシンスカヤ線
計画中。
車両
2024年現在、カザン地下鉄には以下の形式の電車が在籍している。また、今後の延伸計画も踏まえて新たに9編成の新型車両増備も検討されている[1][2]。
ギャラリー
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アビアストロイテリィナヤ駅
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北駅
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ヤシリェク駅
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カズヤ・スラバーダ駅
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クレムリョフスカヤ駅
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ガブデゥリ・トゥカヤ広場駅
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シュコーナヤ・スラバダ駅
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アメティエバ駅
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ゴーリキー駅
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勝利通り駅
脚注
注釈
出典
- ^ Вагоны, подвижной состав - Казанское метро 2019年8月2日閲覧
- ^ Дарья Гербер (2024年3月15日). “Вагоны метро: дебют «Москвы-2024», поставки в Ташкент, планы Казани, Баку и Тбилиси”. TR.ru. 2024年3月17日閲覧。
外部リンク
- Kazan Metro - Urban Railnet
- (英語) UrbanRail on the Kazan Metro
カザン地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/07 05:20 UTC 版)
「地下鉄81-765/766/767形電車」の記事における「カザン地下鉄」の解説
ロシア連邦・タタールスタン共和国の首都・カザン市内のカザン地下鉄には、2020年5月に81-765.4K形(先頭車)および81-766.4K形(中間車)による4両編成1本が導入されている。これは前年の2019年に発注が行われたもので、制動装置は完全停止時も含めて空気ブレーキを併用しない電気指令式ブレーキが採用されている他、全車両に貫通路が設置されておりカザン地下鉄で初めてとなる編成全体が往来可能な車両である。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として自動空気消毒システムが搭載されている。
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