アンナ・ウィリアムズ[Anna Williams]
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「鉄拳の登場人物」の記事における「アンナ・ウィリアムズ[Anna Williams]」の解説
キャッチコピー:ライトニングスカーレット 格闘スタイル:暗殺格闘術・骨法+合気道 国籍:アイルランド 登場:鉄拳、鉄拳2、鉄拳3、鉄拳TT、鉄拳5、鉄拳5DR、鉄拳6、鉄拳6BR、鉄拳TT2、鉄拳7FR、パチンコCR鉄拳、パチスロ鉄拳3rd 声:冬馬由美(鉄拳〜鉄拳2)→?(鉄拳3〜鉄拳TT)→レニー・ハート(鉄拳5〜)→Debra Rogers(デスバイディグリーズ、鉄拳6のムービーシーン中の台詞)→Tara Platt(鉄拳 BLOOD VENGEANCE(英語版))/ 山像かおり(OVA、ドラマCD)、野浜たまこ(実写映画日本語吹替)、渡辺明乃(鉄拳 BLOOD VENGEANCE)※アーケード版『鉄拳3』ではニーナの3Pカラーとして登場(見た目アンナでも技はニーナのもの)。 ニーナ・ウィリアムズの3歳下の妹。幼少の頃より姉ニーナと共に、一流の暗殺者である父から暗殺術を学んだ。しかし、父親は出来の良いニーナに愛情を注いでいたため、父親と姉を憎むようになる。その後はごく普通の学生として過ごすが、ニーナが三島平八暗殺の任務を受けて大会に参加したことを知ると、彼女を狙い鉄拳大会に参加した(『鉄拳』)。しかし、大会では決着は付かなかった。病床に伏していた父親は、2人を仲直りさせようと試みるが失敗し、そのまま帰らぬ人となった。その後、ニーナが三島一八暗殺の任務で第2回鉄拳大会に参加したことを知ったアンナは、姉妹喧嘩の決着を付けるために大会に参加(『鉄拳2』)。大会で暗殺の任務を忘れてアンナとの姉妹喧嘩に白熱していたニーナは、その後財閥に捕らえられ、コールドスリープによる人体実験の対象にされた。自分だけが年を取っていくことに我慢のならないアンナは、姉を追って自らも対象になることを財閥に申し出る。それから約20年、闘神オーガが出現したその影響により両者は目覚めるが、ニーナはコールドスリープの後遺症でそれまでの記憶の一切を失っていた。これでは姉妹喧嘩もままならないと考えたアンナは、コールドスリープの研究者Dr.ボスコノビッチに接触するために大会に参加する(『鉄拳3』)。大会でボスコノビッチに接触できなかったアンナは、様々な術でニーナの記憶を取り戻させようとするが失敗。そのままニーナは姿を消す。それから2年後、物足りない日々を送っていたアンナの元に、行方不明になっていたニーナからの電話が来る。待ち合わせ場所で2人は久し振りに再会したが、ニーナはアンナの顔を見るや記憶が甦り、突如アンナに襲いかかる。姉妹の死闘は数日間続いたが、決着は付かず仕舞い。決着は第5回鉄拳大会で付けることになった(『鉄拳5』)。第5回鉄拳大会ではニーナに破れ、屈辱的な仕打ちを受けた。そのリベンジに燃えるアンナは、ニーナが三島財閥の工作員になったことを知り、G社の特殊部隊に志願した(『鉄拳6』)。しかし、第6回トーナメントでアンナは、世論ですらニーナに大差の人気をつけられてることを思い知らされ、とうとうアンナの心は折れてしまう。そこへ、勤めていたG社の幹部の男に慰められたことで、男と恋に落ち、結婚を決意する。しかし、婚約者のG社の男は、マフィアの幹部というもう一つの裏の顔があった。そして結婚式当日、自身が纏うはずであるウェディングドレスがないことに気付いた瞬間、式場で銃撃戦が発生し、花婿になるはずだった男は死亡。そして、アンナは自身が着るはずだったウェディングドレスを盗み着て現場から立ち去るニーナの姿を目撃する。ニーナはクライアントから、アンナの婚約者を含めたマフィアの幹部らを結婚式へ誘き出し、一網打尽にするという任務を負っていた。式を台無しにされた挙句、花婿を亡くしたアンナは強い怒りと殺意で、ニーナへの復讐を誓う(『鉄拳7』)。 年齢は『鉄拳』で18歳、『鉄拳2』で20歳、コールドスリープ後の『鉄拳3』では20歳(戸籍上39歳)、『鉄拳4』〜『鉄拳6』で22歳(戸籍上41歳)。血液型はA型。身長163cm、体重49kg。初登場時はニーナのコンパチブルだったが、「コールドブレイド」「アガペイトアロー」など、シリーズを重ねるにつれ、ニーナにはない技が数多く追加されていったことで完全に別キャラクターとなった。共通で使う技に関しても、アンナが使う技はよりフェミニンさが強調されている。アイルランド人という設定だが、シリーズを通して赤などのチャイナドレスを着用しているが、『鉄拳7』ではストーリー上、喪服のような黒を基調とした羽根をあしらったドレスになった。『鉄拳3』、『鉄拳TT』では永野護デザインの3Pカラーもある。『鉄拳2』まではニーナと技および声が全く同じだったが、『鉄拳2』では技が一部改変(PS版では一部の声も変化)、『鉄拳3』からは完全に声も違うものとなった。 常に姉を超えることに固執しているが、実際はニーナの方が一枚上手であり、劇中においてもアンナがニーナに勝利するという描写は少ない。性格に関しても徹底した冷静沈着ぶりを見せて優秀な姉に対して、熱しやすく気性が荒いため、姉への恨みに固執するあまり冷静さを失うことも少なくない。ただし、『鉄拳3』のエンディングではリゾートで3人の男達にナンパされたり、『鉄拳5』のニーナのエンディングでは映画スタッフにちやほやされるほど優秀な演技を見せたり、『鉄拳6』のエンディングではニーナと一緒にビリヤードを嗜んでいたり、『鉄拳TT2』でのエンディングでは大スターになっていたりと、アンナが優位に立っているものもある。 『鉄拳2』をベースにしたOVA作品『鉄拳』でもアンナは登場するが、この作品ではアンナはニーナと戦っている最中に恐竜(アレックス)に食い殺される結末を迎える。 モデルは映画『ニキータ』においてヒロインを演じたアンヌ・パリロー[要出典]。 パチンコ版・パチスロ版にも登場し、演出では宿敵ニーナと一騎討ちする場面が描かれている(台詞あり)。 アンナが『鉄拳』に登場する女性キャラクターの中で(ロボ関係は除く)一番料理が上手い(ツイッターにおいて『鉄拳』女性陣の料理の上手さランキングを作るとしたらどうなるかという問いに対してディレクターである原田勝弘のツイートによる回答)。
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