『モスラ3 キングギドラ来襲』のキングギドラとは? わかりやすく解説

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『モスラ3 キングギドラ来襲』のキングギドラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 01:23 UTC 版)

キングギドラ」の記事における「『モスラ3 キングギドラ来襲』のキングギドラ」の解説

1億3千万年ぶりに地球襲った宇宙怪獣中央の首がリーダー的な役割務める。 地球生態系頂点にして生命力に富む人類の子供をさらって富士樹海分身体である生体ドーム閉じ込め最後にドーム内から分泌される溶解液生命エキス変えて吸収することにより、エネルギー源にしようと企む過去作品個体以上に豊富な技と高い知能をもち、通常の引力光線のほか、3つの口を揃えて一斉に引力光線を吐くトリプルトルネード、羽から放つ反重力光線などといった数多戦力有している。さらに防御手段としてバリアバリアーバリヤー)の展開能力をはじめ、獲物ある子供捕らえるための誘導テレポート能力催眠光線など、過去作品個体にはなかった特殊能力数多く備えている。モスラエリアス族の関係も瞬時見抜きモスラサポートする力を半減させるためにロラ操ってモル引き離すなど、性格きわめて悪賢い恐竜エキス強大成長しており、空中戦においてレインボーモスラのビームバリアで防ぐと翼にのしかかり左右の首がモスラの翼に噛みついて投げ飛ばしたあと、トリプルトルネードで倒す。タイムスリップしたレインボーモスラに白亜紀当時キングギドラ倒されたことから一度ドーム共々消滅するが、白亜紀切断された尾からの再生経て再出現する。再び子供たち捕らえフェアリー乗ったベルベラロラによる攻撃一蹴したあと、タイムカプセル1億3000万眠り続けて進化したモスラと戦うが敵わず、鎧・翼カッターで左の翼を切断され最終的にはエクセル・ダッシュ・バスターで青色の塵に分解されて大爆発する同時に子供たちも完全に解放された。 エリアスモルによれば本作世界宇宙星々における生物大絶滅原因は、その半数がこの登場個体始祖とする「ギドラ族」が行った虐殺結果であるとされ、モルは「恐怖大魔王」と呼称する。 白亜紀型と区別する際は現代型と表記される造形スタッフ西川にはデザイン画に入れられた名称から「グランドギドラ」とも呼ばれていた。 小学館書籍モスラ3超全集』では、鎧モスラ切断した翼からキングギドラ復活するかもしれない可能性指摘されている。 企画段階では新怪獣ラドンがこの役割登場する予定だった。 脚本担当した末谷真澄は、ドームキングギドラの胃であると想定している。 スーツアクター喜多川務後述する白亜紀型を含む)。特技監督鈴木健二キングギドラ走って飛ばせるスーツアクター要望したところ、若狭ドラゴンからの連想によってCMブルース・リーモノマネ演じていた喜多川起用する至ったという。喜多川本作品での演技評価され翌年『ゴジラ2000 ミレニアム』ゴジラ役に抜擢された。 デザイン デザイン西川伸司担当。カラーデザインでは年老いているという設定のため、シミのような黒い点が翼に入れられているものもある。西川は、白亜紀型を従来キングギドラ現代型を進化したキングギドラという解釈デザインしており、羽根の色を初代NGのようなグラデーションとする白亜紀型のラフスケッチ描いている。また、西川従来キングギドラ体の中心から首・翼・尾が放射状広がっていると分析し現代型では首と翼が扇型広がるシルエットとしている。従来の翼では実際に飛行できない構造であるため、翼の根本関節増やし着陸時と飛行時とで翼の角度変化させている。胴体は、平成VSシリーズでのゴジラ肉付き意識している。 頭部は、角の形を昭和版似せつつ、VS版と同様にたてがみ廃している。造型プロデューサー若狭新一は、特技監督鈴木初代意識するなら毛を生やす尋ねたところ、鈴木は毛を嫌い、西洋風ドラゴンとすることを希望したため、顔の側面に毛を立体的にしたイメージディテールをとり入れている。 酉澤安施による検討稿では、下顎2つ割れるものも存在した造形 造形MONSTERS担当し、代表の若狭頭部原型担当した小川スタジオが製作を担当した過去作品個体比べて格段に凶悪な顔付きとなっており、中央の首の角は他の2つのものと若干違う形をしている。また、首だけにあった(とげ)が首から尻尾まで生えており、体の部位による大きさの差も大きくなっている。若狭は、洋風テイストであったVS』のキングギドラ対し本作品では和風ベース洋風テイスト取り込んだ述べている。スーツ塗装には、部分的にカメレオンカラーも採用されている。 スーツ重量80キログラムあったが、このサイズとしては軽量となっている。ラテックス製で、1万6千枚1つずつ貼り付けられている。 造形物は、メインスーツのほか、2/3サイズ飛行モデル頭部ギニョール2種類などが制作された。 造形予算かかったため、都市破壊シーンミニチュアではなく実景合成表現された。ドームCG描写され撮影現場では青く塗装されミニチュア用いていた。

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