燃費
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 03:23 UTC 版)
市販車世界最低燃費
実走行
- オートバイ(イギリス1周低燃費記録走行)
- ディーゼルエンジン搭載オートバイ - エンフィールド=ロビン・D-R400D(66.7km/リットル、1995年、現在製造中止)
- ガソリンエンジン搭載オートバイ - ホンダ・CG125(74.44km/リットル、2001年)
- 四輪車
- フォルクスワーゲン・XL1 (プロトタイプ) 0.89 L/100km (112 km/L) [18]
カタログ値
- オートバイ(30 km/hにおける定地燃費)
- ガソリンエンジン搭載オートバイ - ホンダ・カブ(180 km/リットル、1983年当時 50スーパーカスタムにおいて)
- 自動車
- ハイブリッドカー
- トヨタ・プリウス (発売時・40.8 km/L JC08モード・審査値)
- フォルクスワーゲン・XL1 (ディーゼルPHEV・限定販売車・115.5 km/L) [19]
- ガソリンエンジン単独車 - スズキ・アルト(37.0km/L JC08モード・審査値)
モータースポーツ
低燃費競技とは特別に製作された車両や改造された車両を用いて行う低燃費を競う競技である。
また一般的な速さを競うタイプのレースでも、耐久色の強いレースでは燃費がものを言うことも多い。例としてインディ500の記念すべき第100回大会(2016年)では、チームメイトのスリップストリームを最大限に活用するなど燃費走行に徹し、ライバルよりピットイン回数を減らしたアレクサンダー・ロッシがルーキーながら大逆転優勝を果たしている。
主な大会
- エコカーカップ
- 年2回、富士スピードウェイで開催される。トヨタ自動車が協賛であるが、マシンはどのメーカーのものでも良く、クラス分けが細かくされている。
- プリウスカップ
- トヨタ・プリウスで、ガソリン1Lどれだけの距離を走れるかを競うディーラー対抗戦。
- Honda エコ マイレッジ チャレンジ
- ホンダのエンジンを使用する。参加者が多く参加者同士の交流の場でもある。
- シェル エコマラソン
- シェルが世界各国で開催している。1939年に初開催され、既に70年以上の歴史がある。日本国内では2000年まで開催された。また、ガソリンエンジン部門のほか、燃料電池部門、太陽電池部門、液化石油ガス部門、ディーゼル部門も設けられている。
脚注
注釈
出典
- 全国自動車整備学校連盟 編「2―6 燃料消費率」『自動車総論』山海堂、1967年、90-91頁。NDLJP:/2513848/55。
- ^ “Fuel Consumption Ratings”. Natural Resources Canada(カナダ天然資源省) (2011年1月). 2011年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月8日閲覧。
- ^ “FAQs”. Transport Canada(カナダ運輸省). 2012年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月6日閲覧。
- ^ “The Passenger Car(Fuel Consumption and CO2 Emissions Information) Regulations 2001” (2001年). 2014年11月11日閲覧。
- ^ Learn More About the Fuel Economy Label for Gasoline Vehicles 2015-09-27閲覧
- ^ Not All Fuel Efficiency Is Equal: Understanding the Miles-Per-Gallon Illusion - Businessweek 2015-09-27閲覧
- ^ a b 自動車総論 1967, p. 90-91.
- ^ WLTCモード - 国土交通省(平成29年7月4日発表)2018年7月10日閲覧
- ^ “燃費の表示内容が変わります!” (PDF). 国土交通省 (更新日不明). 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月10日閲覧。
- ^ 国沢光宏 (2016年4月28日). “三菱自「燃費不正」問題の測定方法『惰行法』と『高速惰行法』の違いとは”. MOTA. 2024年4月5日閲覧。
- ^ Avanti Yasunori (2016年5月22日). “スズキの報告から見えてくる燃費試験「惰行法」の課題とは?”. clicccar. 2024年4月5日閲覧。
- ^ 丸山 尚文:東洋経済記者 (2013年5月8日). “燃費はカタログの4割落ち、エコカーの実状”. 東洋経済. 2013年5月9日閲覧。
- ^ a b 浅島亮子 (2014年1月20日). “エコカー苛烈競争で浮上する知られざる“燃費偽装”問題”. 週刊ダイヤモンド (ダイヤモンド社) 2016年7月29日閲覧。
- ^ 村沢義久 (2016年6月2日). “三菱不正事件の裏に不都合な日本の燃費基準”. 日経ビジネス (日経BP) 2017年6月29日閲覧。
- ^ JC08モードでもまだまだ甘い:カタログ燃費と実燃費の差をなくせ! 欧州が燃費計測の世界標準策定に動く - 朴尚洙、@IT MONOist、2012年6月28日
- ^ 国交省と経産省、乗用車等の燃費試験法に国際基準「WLTP」を導入 - インプレスCar Watch・2016年3月28日
- ^ もう止めないか? 実態と違う、日本独自の燃費“規格” - ITmedia(2013年5月30日 8時2分 更新/2016年10月23日閲覧)
- ^ 共同通信社 (2014年11月4日). “現代、起亜 燃費過大表示で巨額制裁金 米当局に”. zakzak (夕刊フジ). オリジナルの2014年11月11日時点におけるアーカイブ。 2014年11月11日閲覧。
- ^ “Piëch im 1-Liter-Auto: Am Anfang war der Pinguin”. DER STANDARD (2013年4月5日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ “Volkswagen XL1 revealed”. Auto Press. 2013年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月5日閲覧。
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