罠とは? わかりやすく解説

わな【×罠/×羂/輪奈】

読み方:わな

縄や竹などを輪の形にして、その中に入った締めて生けどりにする仕掛け転じて、網や落とし穴など広く鳥獣捕らえ仕掛けをいう。

人をだまして陥れるための計略。「うまい話には—がある」

輪奈)ひもなどを輪状したもの。「—糸」「—織物

「—の頭を横さま引き出す事は常の事なり」〈徒然二〇八〉


作者大藪春彦

収載図書ザ・殺戮者(ターミネーター)
出版社徳間書店
刊行年月1986.10
シリーズ名徳間文庫

収載図書血の抗争
出版社角川書店
刊行年月1995.10
シリーズ名角川文庫

収載図書ザ・殺戮
出版社徳間書店
刊行年月2000.2
シリーズ名トクマ・ノベルズ


作者ディーンR.クーンツ

収載図書
出版社扶桑社
刊行年月1992.5
シリーズ名扶桑社ミステリー

収載図書闇へ降りゆく―ストレンジ・ハイウェイズ 2
出版社扶桑社
刊行年月2000.1
シリーズ名扶桑社ミステリー


作者田山花袋

収載図書定本 花袋全集 第3巻復刻版
出版社臨川書店
刊行年月1993.6


作者サミュエルW.テイラー

収載図書これが密室だ!
出版社新樹
刊行年月1997.5


作者永倉万治

収載図書二人でボサノバ
出版社小学館
刊行年月1998.12
シリーズ名小学館文庫


作者平山夢明

収載図書東京伝説呪われた街の怖い話
出版社角川春樹事務所
刊行年月1999.7
シリーズ名ハルキ文庫

収載図書東京伝説ゆがんだ街の怖い話
出版社竹書房
刊行年月2005.5
シリーズ名竹書房文庫


作者斎藤清

収載図書フーコー短編小説傑作選 6
出版社フーコー
刊行年月2001.3


作者勝目梓

収載図書もうひとつ理由
出版社双葉社
刊行年月2001.8

収載図書もうひとつ理由
出版社双葉社
刊行年月2004.8
シリーズ名双葉文庫


作者山沢晴雄

収載図書密室傑作選甦る推理雑誌 5
出版社光文社
刊行年月2003.3
シリーズ名光文社文庫


作者唯川恵

収載図書ゆうべ、もう恋なんかしない誓った
出版社角川春樹事務所
刊行年月2003.5
シリーズ名ハルキ文庫


作者ゲイアン・ウイルソン

収載図書闇の展覧会―罠
出版社早川書房
刊行年月2005.9
シリーズ名ハヤカワ文庫NV


作者杉本苑子

収載図書ピント日本見聞記
出版社東京文芸社
刊行年月1986.11

収載図書海の翡翠
出版社旺文社
刊行年月1986.11
シリーズ名旺文社文庫

収載図書海の翡翠
出版社角川書店
刊行年月1988.12
シリーズ名角川文庫


作者杉本章子

収載図書お狂言師歌吉うきよ暦
出版社講談社
刊行年月2005.10


作者H.S.ホワイトヘッド

収載図書ラヴクラフト全集 別巻
出版社東京創元社
刊行年月2007.9
シリーズ名創元推理文庫


作者曾野綾子

収載図書慈悲海岸
出版社集英社
刊行年月1987.9
シリーズ名集英社文庫


作者小林久三

収載図書サラリーマン犯罪図鑑
出版社勁文社
刊行年月1987.11
シリーズ名ケイブンシャ文庫


作者草野唯雄

収載図書
出版社角川書店
刊行年月1988.7
シリーズ名角川文庫


作者西村京太郎

収載図書死への招待状
出版社角川書店
刊行年月1989.4
シリーズ名角川文庫


作者黒部亨

収載図書幻にて候古田織部
出版社講談社
刊行年月1990.8


作者文夫

収載図書現代中国文学選集 9 陸文夫
出版社徳間書店
刊行年月1990.9


作者五味川純平

収載図書戦記小説
出版社文芸春秋
刊行年月1990.11

収載図書戦記小説
出版社文芸春秋
刊行年月1993.11
シリーズ名文春文庫


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 02:38 UTC 版)

違法侵入・密猟者に使用されたスプリングガン英語版、偽装を施し上に乗るか接触すると起爆する。多くの場所で設置保管が禁止された。
東ドイツの国境部で設置された指向性散弾発射地雷SM-70英語版のレプリカ

(わな)またはトラップ(英語:trap)は、仕掛けられた側が知らず知らずのうちに被害を受けることを目的として、仕掛ける側が何らかの手段(社会的手段や物理的手段)を密かに講じることを指す。もしくは、講じた手段そのものを指す。

ここでは、動物を捕獲・拘束・殺害を目的とした道具や仕掛けを扱う。罠は無差別に動物をとらえ、手足の切断、長時間の苦痛などの問題があることから、多くの国が規制を設けている[1]

歴史

罠の歴史は古く、文明が発祥するより以前には既に落とし穴狩猟に利用されていた。日本では、旧石器時代の落とし穴遺構が出土している[2]

日本書紀天武天皇4年(675年)3月10日条には、禁肉食令の一環として、・落とし穴・仕掛けを作ってはならぬという命令が出されている(「日本の獣肉食の歴史」も参照)。

また、魚介類を逃げられないように閉じ込める(うけ)なども漁業で使われた。

罠は対人にも使われた。古代エジプト墳墓盗掘者対策の落とし穴と見られる構造も残っている。日本神話に登場するヤマトタケル草薙剣の話や、『三国志演義』において諸葛亮が得意とする火攻めなど、フィクションにおいても罠は度々登場している。

近代以降も、対人ではゲリラ戦、人間以外の動物に対しては狩猟や農業への獣害防止、害虫駆除、漁業等の目的で利用され続けている。

種類

現代日本における罠

現代の日本における狩猟でも罠は使われている。猟銃による射殺より良質なジビエ肉が採取できるとして評価されている[4]。自由に使用できるわけではなく、鳥類や動物に対しての罠の使用は、鳥獣保護法による制限を受けることがある。

また、魚を対象とした罠が禁止または許可制となっている地域もある[5]

ギャラリー

比喩

物理的に動物や人間を捕える場合以外に、比喩として多用される。例えば、発展途上国の経済が発展して労賃が上がり、強みとしてきた低コストが失われる現象を「中所得国の罠」と呼ぶ[6]

脚注・出典

  1. ^ “[Snare ban officially comes into force in 'landmark day' for Scotland https://news.stv.tv/scotland/snare-ban-officially-comes-into-force-in-landmark-day-for-scotland]”. 20241130閲覧。
  2. ^ 一例として、箱根山麓の初音ヶ原遺跡(静岡県三島市)。『広報みしま』平成23年6月1日号(第277号)「旧石器時代の落とし穴 初音ヶ原遺跡」(2019年2月15日閲覧)。
  3. ^ 訓蒙図彙』第八巻 著;中村惕斎 (1666)
  4. ^ 津の「わな師」父から極意/24歳女子 わな修業中/技術の継承「自分しかいない」東京新聞』夕刊2019年2月9日(社会面)2019年2月15日閲覧。
  5. ^ 一例として、千葉県内水面漁業調整規則(2019年2月15日閲覧)。
  6. ^ アジアの「中所得国の罠」は幻か日本経済新聞電子版(2016年1月22日)2019年2月15日閲覧。

関連項目


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/10 06:07 UTC 版)

ゴーストトラップ」の記事における「罠」の解説

ゴースト用の罠。罠に掛かったゴースト動き封じるタイプ罠に掛かったゴーストダメージ与えタイプ2種類存在し、罠によって効果範囲ゴースト捕縛できる時間前者)、与えられるダメージの量(後者)が異なる。最大5個まで設置できる

※この「罠」の解説は、「ゴーストトラップ」の解説の一部です。
「罠」を含む「ゴーストトラップ」の記事については、「ゴーストトラップ」の概要を参照ください。

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