エス‐オー‐エフ‐シー【SOFC】
読み方:えすおーえふしー
固体酸化物形燃料電池
【英】Development of Solid Oxide Fuel Cell, SOFC
固体酸化物形燃料電池とは、電解質としてセラミックの固体電解質を用いる方式の燃料電池のことである。
固体酸化物形燃料電池は、作動温度700~1000℃の高温の中で燃料の化学エネルギーを電力に変換するもので、加圧することによる発電効率の向上、あるいは排出される高温排ガスを利用したガスタービン発電(それによって、きわめて高い発電効率が得られる)など、様々な長所がある。小型なものから大型なものまで適用が可能であることから、火力発電の代替発電プラントとしての実用化も検討されている。
固体酸化物形燃料電池
(SOFC から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/13 06:04 UTC 版)
固体酸化物形燃料電池(こたいさんかぶつがたねんりょうでんち、英:SOFC、solid oxide fuel cell )とは、高温の固体電解質を用いた燃料電池である。
- ^ “SOFCの現状と課題 ~今後取り組むべき基盤技術開発”. NEDO. 2019年6月21日閲覧。
- ^ a b c “450℃の低温で発電できるマイクロ固体酸化物形燃料電池(産業技術総合研究所)”. 2014年11月28日閲覧。
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- ^ “SOFC開発の最近の動向と基礎科学的話題(水崎純一郎、東北大学)”. 2014年11月28日閲覧。
- ^ 世界最高効率の燃料電池を開発(2009年06月11日日本ガイシ株式会社)
- ^ 家庭用燃料電池「エネファーム」のラインアップ拡充について(Internet Archive) - http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2010/20110224_01_0794529.html[リンク切れ]
- ^ “アンモニアを燃料とした燃料電池システムによる1kWの発電に成功 ~CO2フリーのクリーンな燃料電池 低炭素社会の実現に寄与~”. IHI (2018年5月16日). 2018年5月18日閲覧。
- 1 固体酸化物形燃料電池とは
- 2 固体酸化物形燃料電池の概要
- 3 年表
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