of course
「of course」とは、もちろん・当然のことを意味する英語表現である。
「of course」とは・「of course」の意味
「of course」とは、主に「もちろん」「当然」「確かに」「よろしい」などを意味する英語表現である。品詞としては副詞句または間投詞表現となる。「of course」を文頭に用いた「Of course A, but B」のような表現では、「もちろんAだが、しかしBである」のような逆接を含む構文となる。相手の質問に「もちろん」と答えるときの他には、忘れていたことを思い出したときの「そうだった」や、気付かなかったことを指摘された場合の「なるほど」といった相槌にも使われる。「of course」の発音・読み方
「of course」の発音記号はアメリカ英語で「əvkˈɔɚs」、イギリス英語で「əvkˈɔːs」である。カタカナで表記する場合はアメリカ英語で「アヴコォアス」、イギリス英語で「アヴコォース」のような音になる。中盤の「cour-」にアクセントが置かれる。「of course」の語源・由来
「of course」は、前置詞ofと名詞courseを合わせた熟語である。前置詞「of」の語源は、古英語の「of(~から離れて)」、ゲルマン祖語の「*af(下に)」である。名詞「course」の語源は、古フランス語「cors(進路、走る、川の流れ)」、ラテン語の「cursus(走行、旅行、航路)」で、動詞の「currere(走る)」に由来している。副詞句「of course(当然のことながら)」は16世紀には登場しており、それ以前には「bi cours」が同じ意味で使われていた。「matter of course(当然のこと)」はもっと後の18世紀になってから登場する。「of course」と「off course」と「sure」の違い
「of course」と「sure」はどちらも日本語で「もちろん」という意味の表現である。「of course」は、相手の発言に「もちろん」「当たり前だよ」という強い賛同を示す表現であり、それが当然だとは限らない場面では、やや唐突で場違いな言い方になることもある。レストランでウェイターが「お水をもらえる?」と依頼された場面や「この場所への行き方を教えて」と質問された場合などには、「Sure.(喜んで)」の方が適切となる。会話例としては例えば、「Thanks for your advice.(アドバイスをありがとう)」「Of course.(当然のことだよ)」だったり、「You won the game.(試合に勝ったね)」「Of course.(当然でしょ)」などがある。「of course」は、お互いに以前から知っている情報や、会話の流れが前提にあったうえで当然だと言う時に使う表現である。一方で「off course」は、「コースから外れて」という表現で、コースの軌道通り・予定進路に従っていることを示す「もちろん」とは全く違う表現である。「off course」は「out of course」とも言い換えられる。
「of course」の類語
「of course」の類語は、「間違いなく」という意味で、「definitely(確実に)」「absolutely(絶対に)」「undoubtedly(疑う余地もなく)」が挙げられる。「確実に」という意味では、「surely(確かに)」「easily(断然)」「plainly(見るからに)」が類語になる。「言うまでもなく」という意味での類語は、「clearly(明らかに)」「certainly(確かに)」などが挙げられる。「of course」を含む英熟語・英語表現
「of course yes」とは
「of course yes」とは、「もちろんどうぞ」「もちろんだよ」という意味の英語表現である。「Are you going to try the exam next year?(来年の試験には挑戦する?)」「Of course, yes.(当然だよ)」のような使い方がある。「Do you mind if I used your pen?(ペンを借りてもよい?)」のように婉曲に聞かれた場合には、「Of course not.(もちろん、大丈夫だよ)」のように否定での答え方になる。
「this of course」とは
「this of course」とは、「もちろんこれは」という意味の英語表現である。thisと後ろの動詞の間に副詞句を入れて、「もちろん」を強調するときにはこの語順になる。「This of course did not happen.(これはもちろん起こらなかった)」「This of course has two very clear implications for life in general.(これはもちろん人生一般において、2つの非常に明確な意味を持つ)」のように使用する。
「of course」の使い方・例文
会話文での使い方に以下のようなものがある。「"May I look at your newspaper?" - "Of course you can."("新聞を見てもいい?" - "もちろん、どうぞ")」「"Can I just say something about the cup game on Saturday?" - "Yes of course you can."("土曜のカップ戦について一言良い?" - "ええ、もちろん")」「"May I use your telephone?" - "Of course, go right ahead."("電話を借りてもよい?" - "もちろん、どうぞ")」「"You're not really seriously considering this thing, are you?" - "No, of course not."("まさか、本気で考えているんじゃないだろうね" - "そんなわけないでしょ")」
「当然」「もちろん」という言い方で、以下のような使い方がある。「No such economic inducement comes free, of course; we will pay for it in one way or another.(もちろん、このような経済的な誘因は無償で得られるものではなく、何らかの形で代償を払うことになる)」「One of the biggest changes, of course, is that I used to be a single man but I am a young father of two kids now.(もちろん大きな変化としては、以前は独身だったが、今は2人の子供を持つ若い父親であることである)」「You know, emails didn't exist then I used to communicate by internal post and by phone of course.(ご存じの通りその頃はメールもなく、当然ながら社内便や電話でやり取りしていた)」
「疑う余地なく」という意味で、「We arrived at the restaurant 30 minutes late so, of course, our reservation had been cancelled.(30分遅れでレストランに到着したため、もちろん予約はキャンセルされていた)」のような表現がある。
「of course」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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