エアドロップ【AirDrop】
AirDrop
AirDropとは、ワイヤレスの近距離通信によって複数のMacマシン間でファイルを共有する機能である。Mac OS X Lionで搭載された。
AirDropではWi-Fiを使用して一時的なP2Pのネットワークを構築し、TLSの暗号化通信によってデータの転送を行う。特別なセットアップを必要とせずに、対応するマシンを自動的に探し出し、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで転送を行うことができる。
AirDrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/27 00:16 UTC 版)
AirDrop(エアドロップ)は、ほかのApple製デバイスと写真や書類などのコンテンツを共有(送受信)できるサービス[1]。
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| 開発元 | Apple |
|---|---|
| 初版 | 2011年7月20日 |
| 対応OS | iOS 7 以上 OS X 10.7 Lion 以上 |
| プラットフォーム | iPhone 5 以上 iPad (4th) 以上 iPad mini (1st) 以上 iPad Pro (1st) 以上 iPod touch (5th) 以上 MacBook Pro MacBook Air MacBook iMac iMac Pro Mac mini |
| 種別 | ユーティリティソフトウェア |
| ライセンス | プロプライエタリソフトウェア (付属) |
| 公式サイト | AirDrop - iOS / iPadOS AirDrop - macOS |
概要
AirDropを使用するとユーザーはWi-Fi、及びBluetoothを介してOS X (macOS) 10.7以降、iOS 7以降、Vision OSを搭載するデバイスで、他のサポートされているデバイスにファイルを共有することができる。macOSではFinderメニューのAirDropを選択することによって実行できる。その他においては共有メニューから実行できる。
対応モデル
AirDropは下記の機種で利用できる
iOS 7以降を搭載する
- MacBook Pro(Late 2008)以降
- MacBook Air(Late 2010)以降
- MacBook(Late 2008)以降(Late 2008のポリカーボネートモデルは対象外)
- iMac(Early 2009)以降
- Mac mini(Mid 2010)以降
- 全世代のMac Studio
- 全世代のMac Pro(Mid 2010; Early 2008 または Early 2009 の場合、Airmac Extreme カードを装着する必要がある)
- Apple Vision Pro
互換性
主にAndroidに搭載されているQuickShareとの互換性をもつ(2026年3月現在、Google Pixel 10シリーズ・Pixel9[注釈 1]シリーズ、Samsung Galaxy S26シリーズのみの搭載)[2][注釈 2]
問題点
AirDrop痴漢
AirDropを利用してわいせつな画像を見ず知らずの人に送信する「AirDrop痴漢」と呼ばれる事件が発生している[3]。英語では「Cyberflashing(サイバー•フラッシュ)」と呼ばれている[4]。
2019年7月5日には福岡市地下鉄列車内で見ず知らずの人のスマホに、AirDropを用いてわいせつ画像を送信したとして、福岡県警察が男性を福岡県迷惑防止条例違反容疑で書類送検した[5]。2020年8月には市川市内の飲食店で同様のことをした男性が千葉県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕され、千葉県では初の逮捕者となった[6]。
設定を「受信しない」もしくは「連絡先のみ」(登録した人とのみ通信可能な状態)にすることで、見ず知らずの人から画像を受信されなくなるためメディア等で注意を呼び掛けている[7][8]。
iOS 16.2(中国でのみiOS 16.1.1)以降、「すべての人」オプションがデフォルトで無効になり、有効時間が10分に制限された[9]。
本名流出
AirDropの受信先として表示されるiPhoneの名前はデフォルトでは「○○(Apple IDに登録された名前)のiPhone」となるため、周囲の人に自身の本名がわかってしまうことがある。上記のAirDrop痴漢の対策同様設定を変更するか、端末の名前を変更することで対処可能[10]。
脚注
注釈
出典
- ^ iPhone や iPad で AirDrop を使う方法- Apple サポート
- ^ “ついにiPhoneとAndroid間で「AirDrop」が可能に まずはPixel 10シリーズから”. ITmedia Mobile. 2025年11月21日閲覧。
- ^ “女子寮風呂で“盗撮” 高校謝罪 「エアドロップ」通して画像が(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))”. Yahoo!ニュース. 2023年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月14日閲覧。
- ^ DeGeurin, Mack (2022年9月2日). “パイロット「お客様の中で勝手にエロ画像を送り付けてくる方がいらっしゃいますので、当機はゲートに戻ります」”. ギズモード・ジャパン. 株式会社メディアジーン. 2022年11月28日閲覧。
- ^ 中里顕 (2019年8月20日). “「エアドロップ痴漢」容疑、37歳男を書類送検 福岡”. 毎日新聞. 2019年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月24日閲覧。
- ^ “女子大生にエアドロップ痴漢、千葉県初の逮捕者”. TBS NEWS (2020年8月8日). 2020年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月8日閲覧。
- ^ “相次ぐ「エアドロップ痴漢」 設定変更で被害防止を”. 毎日新聞 (2019年8月20日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ “iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う方法”. Appleサポート (2025年3月28日). 2020年9月24日閲覧。
- ^ “AirDropの10分間タイムリミット、iOS 16.2で実装へ”. ゴリミー (2022年12月7日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ “iPhoneのせいで、他人に本名がバレる!?AirDropの設定を変更しよう”. iPhone Mania. 2022年3月23日閲覧。
関連項目
- ニアバイシェア - Android版
- Wi-Fi Direct - 同様の技術
外部リンク
airdrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:12 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| airdrop | |
|---|---|
| 出身地 | |
| 活動期間 | 1999年~ |
| レーベル | swimmy disk (2003年~) |
| 公式サイト | airdrop web |
| メンバー | 大枝夏野子 (ボーカル) 荒木健文 (キーボード) |
airdrop(エアドロップ)は日本の男女2人組音楽ユニットである。1999年結成。
当初は都内のライブハウスを中心に活動を続けるが、「音楽をゆっくり聴いてもらいたい」という意思の元に2003年ごろからカフェへと活動の場を移す。 2009年12月をもって解散。
メンバー
- 大枝夏野子(おおえだかのこ)ボーカル
- 荒木健文(あらきたけふみ)キーボード
ディスコグラフィー
シングル
- 休日(2005年5月2日)
- 改札(2006年9月29日)
- バス停(2006年11月22日)
- チョコレート(2007年4月18日)
ミニアルバム
- 三宿LESSON(2003年4月24日)
- HOT LEMONADE(2003年12月10日)
- よりみちパスポート(2004年9月15日)
- GOING(2005年9月2日)
- 雪の街(2005年12月2日)
アルバム
- drops(2005年6月22日)
- 育てよ、私(2007年11月21日)
関連項目
外部リンク
空中投下
(Air drop から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/05 02:45 UTC 版)
空中投下(くうちゅうとうか, Airdrop)は、航空輸送の一形態であり、飛行中の航空機から物資を投下し、所要の地点に物資を届ける方法である。自衛隊では、人員が降下する空挺降下と、貨物・装備を投下する物料投下の2種類に分けている[1]。
物料投下
第二次世界大戦の時点で用いられていた輸送機は、いずれも貨客搭載口が胴体左側面(ポートサイド)に設けられており、開口部も小さかったため、空中投下できる兵器は機関銃や軽迫撃砲などに限られた[2]。空挺兵がより強力な装備を使用するためには、軍用グライダーや、あるいは輸送機を強行着陸させて持ち込む必要があった[2]。大戦後まもなく大型パラシュートとプラットフォームによる重物料投下方法が開発され、アメリカ空軍においては、1948年のフェアチャイルド C-119の実用化とともに重物料投下が可能となった[2]。
重物料の投下方法は、コンテナを用いるものとプラットホームを用いるものの2種類に大別され[3]、このための器材は、陸上自衛隊では重物料投下器材として装備化されている[1]。
- コンテナ投下方式(Container Delivery System, CDS)
- 弾薬や燃料、糧食などの補給品や、比較的軽量小型の装備品(250-1,000キロ)を投下容器に収容して投下する方式[3][1]。ここで使用されるのは直径19メートルの物料傘2号、または抽出傘を使用する場合もある[3][1]。容器を投下するとき、輸送機は投下地点で機首を上げて[注 1]、機内の物料を滑り落とす「重力投下法」を行い、連続して数個の容器を投下することができる[3]。C-1では最大8個、最大総重量にして8トン、またC-130Hでは最大16個、最大総重量にして約13.9トンまで投下できる[1]。
- 例えば81mm迫撃砲の弾薬を投下する場合、1個あたりの梱包重量は910キログラム、梱包時間は1個あたり15分とされる[1]。
- プラットホーム投下方式(Platform Delivery System, PDS)[1]
- 車両や火砲をアルミニウム製のプラットフォームに積載・固縛し、投下物の重量に応じて物料傘(パラシュート)を1-3個装着して投下する方式[3]。投下の際には、まず直径約5メートルの抽出傘を機外に放出して開傘させ、その空気抵抗により、機内のコンベアに載っている重物料を機外に引っ張り出して、直径30メートルの物料傘を開傘し、降下する[3]。ここで使用されるのは物料傘1号で[1]、1個で1.6トンの吊り下げ能力を有しており[3]、降下速度は投下物の重さによって変わるものの、おおむね6-9メートル毎秒とされる[1]。C-1では最大で2個、最大総重量にして約8トン、またC-130Hでは最大で3個、最大総重量約19トンまで投下できる[1]。
- 例えば1/2tトラックを投下する場合、梱包に約4時間、また投下後に開梱してエンジンを始動するまでに約30分かかる[1]。
- ソビエト連邦では、プラットフォームと落下傘とを結ぶ吊り帯に減速用逆噴射ロケットを装着して、着地の衝撃を和らげるという工夫も行っていた[3]。またアメリカ軍では、輸送機を着陸すれすれの超低高度・低速で飛行させ、物料傘を装着せずに抽出傘のみで物料を引き出して地上に降ろすという低高度パラシュート抽出システム (LAPES) を実用化したが、これも接地時の衝撃を減らして極力破損を避けるための工夫であった[4]。
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抽出傘により機内から引き出される貨物
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抽出傘により機内から引き出されたのち、順次に物料傘が開いていく様子
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重物料投下器材で降下中の1/2tトラック
ただし、パラシュートによる投下では、風に流されて着地位置がずれるという問題がある[5]。この問題に対して、アメリカ軍ではGPS誘導を導入した統合空中精密投下システム (JPADS) を開発しており、2007年には実戦投入した[5]。通常の空中投下では輸送機は地上との高度差が400–10,000フィート (120–3,050 m)程度のところを飛行するのに対して、JPADSを用いた投下の場合は25,000フィート (7,600 m)からでも精確に投下可能であり、対空兵器による脅威を低減できるというメリットもある[5]。
一方、CDS・PDSよりも小型・軽量な物資を投下するときには低コスト低高度投下(Low Cost Low Altitude, LCLA)という方式が用いられる[6]。これは小さな木製パレットに荷物と落下傘を固定し、乗員が手で押してドアから投下するという手動の方式である[6]。また心理戦用のビラや一部の人道支援物資の投下の場合は、衝撃を考慮しないため、パラシュートも装着しないで投下する自由投下(Freedrop)が用いられる[7]。
日本国内では、専門部隊として、陸上自衛隊第1空挺団後方支援隊および西部方面後方支援隊本部付隊に「投下支援小隊」が編成されている。また、教育部隊として後方支援教導隊需品教導隊による指導が行われている。
非軍事目的による投下事例
日本国内
日本の航空法では第89条で規定されており、落下地点に損害がない地点であって、事前に国土交通大臣に届け出れば可能となる。全国高等学校野球選手権大会では、開幕試合の始球式のボールは航空機から球場へ投下されるが、これは甲子園球場完成前年の1923年8月16日に鳴尾球場で開催された第9回全国中等学校優勝野球大会以来の伝統で、連合国軍占領下ではアメリカ軍機によって行われたこともあり、1956年の第38回大会以降は朝日新聞社のヘリコプターによって行われている[8]。
なお自衛隊の場合は自衛隊法が優先される為、国交省に届け出なくとも空中投下を行う事が出来る。
国連世界食糧計画
国際連合世界食糧計画では、1973年8月から干ばつに苦しむチャドやマリ共和国、モーリタニア、ニジェール、セネガル、オートボルタ(現ブルキナファソ)の国々を対象に支援物資の空中投下を始めた。ただし、空中投下については地上輸送の7倍もの費用、十分な広さの投下先の確保、トラックと比べて少ない輸送量などの問題があり、選択肢が無い場合の最後の手段として実施されている[9]。
2023年パレスチナ・イスラエル戦争
2024年3月、ガザ地区では食糧難が深刻化し、アメリカ軍による人道支援物資の空中投下が行われた[10]。空中投下に際しては、海域に落下した物資を回収しようとした住民が溺死[11]、投下された物資のパラシュートが開かず民家に直撃し5人が死亡、10人が負傷する事故も発生した[12]。また投下された物資が仮設テントに直撃、付近に落着したことにより、3歳の男の子が死亡、2名が負傷する事故も発生した。[13]同年5月、ハマースは死者の発生状況から、空中投下の中止を訴えた[14]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l 矢作 2018.
- ^ a b c 田中 1986, pp. 166–168.
- ^ a b c d e f g h 田中 1986, pp. 186–188.
- ^ 青木 2019, p. 16.
- ^ a b c 井上 2012, pp. 112–114.
- ^ a b 布留川 2023.
- ^ Cuny 1989.
- ^ 河原一郎、永井靖二「航空機からボール投下、甲子園球場より古い歴史 始球式」『朝日新聞』2018年8月4日。
- ^ “人道的空中投下:希望の光”. 国際連合世界食糧計画 (2021年7月14日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “食料不足深刻化するガザ 人道支援物資を空中投下へ 米大統領が表明”. 朝日新聞DIGITAL (2024年3月2日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “海に投下の物資、回収に向かった住民12人が水死”. CNN (2024年3月27日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “ガザ支援物資空中投下で5人死亡、パラシュート開かず民家直撃か”. AFP (2024年3月9日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “ガザ空中投下の支援物資、3歳児を直撃 「こんな物のために子どもが死んだ」”. CNN.co.jp. 2024年10月21日閲覧。
- ^ “ガザへの支援物資空中投下、ハマスが中止要請 2人死亡受け”. AFP (2024年5月10日). 2024年5月20日閲覧。
参考文献
- 青木謙知『C-130 ハーキュリーズ』イカロス出版〈世界の名機〉、2019年。ISBN 978-4802207812。
- 井上孝司『現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事』潮書房光人新社、2012年。 ISBN 978-4769815259。
- 田中賢一『現代の空挺作戦―世界のエアボーン部隊』原書房〈メカニックブックス〉、1986年。 ISBN 978-4562017010。
- 布留川司「お届け時間は“秒指定”OKって!? 空自の宅配便「物料投下」のスゴ技 C-2輸送機からそんなものまで落とすとは!」『乗りものニュース』、メディア・ヴァーグ、2023年7月19日。
- 矢作真弓「タマやクルマはどう落とす? 大空舞うトン越え物資、自衛隊の「物料投下」とは」『乗りものニュース』、メディア・ヴァーグ、2018年7月4日。
- Cuny, Frederick C. (November 1989), Use of the Military in Humanitarian Relief, Public Broadcasting Service
- Technical Order (TO)13C7-1-11 Airdrop of Supplies and Equipment: Rigging Containers. Department Of The Air Force. (September 2005)
- Technical Order (TO)13C7-1-5 Airdrop of Supplies and Equipment: Rigging Airdrop Platforms. Department Of The Air Force. (August 2001)
関連項目
AirDrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:20 UTC 版)
「Mac OS X Lion」の記事における「AirDrop」の解説
※この「AirDrop」の解説は、「Mac OS X Lion」の解説の一部です。
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