魔術師・魔術使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:07 UTC 版)
ダービッシュ・グレイディ (Dervish Grady) よくジョークを言うグラブスやビリーの叔父。グラブスやビリーの父親のようであり、友人のような存在。勇敢に悪魔と戦闘し、死亡。青い瞳にグラブスとグラブスの家族と同じ赤毛で、頭部がハゲている。 昔から続く狼人病に苦しむグレイディ一族の若者と家族に同情し、不倫相手側に子供が出来て至るほどの連続不倫を到り尽くせりに好む兄であるグラブスの父とは違い、自分の子孫を大事に狼人病の苦悩地獄へ突き落とさないよう第一に子孫を残さないことを決意する。今現在、独身生活をしながら朝方ランニングで独走するのが趣味。邸宅敷地を手入れで世話したり、母親 が亡くしたグレイディ家邸宅の財産を慈善事業に寄付したり、母親を亡くしたビリー(ビルE)を邸宅敷地に遊びに来るよう誘い掛けて引き取り、人狼病を発症したビリー(ビルE)の看病して危険の承知のうえで面倒を見たり、ビリー(ビルE)の強請りで最新型のテレビとゲーム機器を買ってリビングに設置したことがある。 若い頃は、学校ではチェスに強いお金持ちの子としてモテはやされ、グレイディ家に関わった魔術同盟に志願し、赤毛だったのを紫色の髪に染めてパンクファッションを身を包んで好むヤンチャな10代だった。兄の結婚式にて魔術同盟の関係を切れと兄や家族から説得されていた。 先祖代々続く人狼病の治療を賭けた独特なルールのチェスに負けたロード・ロスが狼人間のビルEを接吻し、元の人間の姿に変えて二度と狼人間にならない治療して完治させたことに勝ったグラブスをルールに従ってデモナータへ連れて行かれるはずが、グラブスに嫌気をさしたロード・ロスに指名され、魂をロード・ロスと手下共々に預けてからデモナータへ連れて行かれた後に魔術同盟の任務の光景とは違い、世界中のあらゆる拷問方法より画期的で奇抜、認識されていない、残虐無道に極まりない、独特で特殊な拷問道具を用いた拷問方法で長期的に被験され精神崩壊し、ロード・ロスを「ご主人様」呼ばわりした。蘇った時に人間界に残ったグラブスらに世話された燃え尽き症候群のようなもの抜けの殻状態の体に戻り復活して、寝ているグラブスに赤ペンキと貯めていた鹿の毛まみれにしてイタズラをグラブスに驚かせ、なだれるフリをしたまま笑い合いながら再会を果すが、拷問に受けた心の傷とトラウマの影響で異常行動をきたして引き起こし、グラブスはいつかロード・ロスに仕えて裏切るのではと悩みの種となる。 ベラナバス (Beranabus) 魔術同盟設立者。「死」と戦うために悪魔の力を開放して死ぬ。小さな頃は、ブランと呼ばれていた。悪魔と人間のハーフで並外れた力を誇り、1000年ほど生きた。黒髪灰眼で髭を蓄えている。お気に入りの場所で産みの母親を思い出して癒しに吹けたり、憎かった実の放蕩父親を探し出しては殺害した後から貶している。彼から世話されて裏切ったメンバーだったナディアを過去に両親と離れて誘拐し、デモナータの戦いと神器カーガッシュの捜索の連続という地獄へ突き落としたことを、自らの運命を知り家出したカーネルの前にお気に入りの場所 にくつろいで吐露し、悔やんでいる。 ミーラ・フレーム (Meela Flame) ダービッシュの友人。酒にとても強いうえに二日酔いしない。美女であるためもあり、グラブスたちが密かに心をよせている。 ナディア(ジューニー)を道連れにして死ぬ。 シャーク (Shark) 魔術同盟の一員。軍服を着ていて、手にサメの刺青がある。 ナディア・ムーア (Nadia Moore) 短い金髪の20代くらいの眼鏡を掛けた女性。ニキビ痕があり、爪を噛む癖で小指以外はみんな汚い。1917年~1918年の6月頃生まれ、1920年代の終わり頃、12歳~13歳の時、両親と生まれてからずっとサーカスに自らの忌ま忌ましい能力で渋々と楽しく働き、誕生日が過ぎた1、2週間後の夜に寝ている彼女の能力に見込んだベラナバスに狙われ誘拐された挙げ句の果てに本人の意思を無視して、姿形を問わない沢山の悪魔が棲む残酷非道なデモナータと人間界の交互に宇宙全体を繰り広げて、ベラナバスに脅され神器のカーガッシュ捜索の冒険に嫌々であり、家族と仲間と関わった者の別れと死を受け入れながら、巻き込まれた過去を持つ。ベラナバスたちからいざこざの戦闘中にバラバラと散らばって裏切りながら、カーネルを利用してカーネルと共に逃亡し、人間界に戻って弟を取り戻そうとしたカーネルを啀み合って置き去りし、新たな環境地でやり直したかった自分の特殊能力を使って儲けようと人生に謳歌しようと思われていたが、なぜかデモナータに残って、硫黄の臭いが噴出しないマグマ に落とされ別の場所から新たな仲間2人を連れて経由しデモナータに戻って来たカーネルを助けては、ベラナバスへの無念が消されなくってロード・ロスと手を組んで手下になっていた。父から「みにくいアヒルの子」で教えてくれた白鳥の優雅さが好きだった。グレイディ家の遠い親戚で、人狼病を疾患していない運が良く特殊能力を持つラッキーな人間、くじ運の悪い悲劇のヒロイン。予知能力を持つ。女悪魔のジューニー・スワンとして死ぬ。 シャーミラ・ムーカジ (Sharmila Mukherji) サリーを着たインド人の女性。50代くらい。バリア破壊の為の、爆薬の役割を果たして死ぬ。 キリリー・コバックス (Kirilli Kovacs) 魔術同盟の一員。手品師で一流のスパイだが、臆病者。 ラズ・ワーロウ (Raz Warlo) 第2幕登場した裕福なビジネスマン風の黒人。ベラナバスを「導師」と呼んでいる。カーネルたちにとって優しそうに頼れる存在だったが、悪魔の大群に襲われて死亡。 ドラスト (Drust) ブランの部族のもとで出会ったドルイド(男性の魔術師、プリーステス〈女性の魔術師〉とは違って、惑星以外の星たちの力を魔力に代えて最大限に扱えることを誇る)。双子の弟ブルードがきっかけでできてしまったデモナータに通じるトンネルを閉じるために旅をしている。ベックをプリーステスと見抜き、ドルイドの魔術を教える。また、ドルイドが代々受け継いできた人類初のチェス版を持っている。ベックの手によって殺されることで、生贄として死ぬ。
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