相田班とは? わかりやすく解説

相田班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:36 UTC 版)

バクマン。の登場人物」の記事における「相田班」の解説

服部 哲(はっとり あきら) 声 - 利根健太朗 演 - 山田孝之 相田班所属の『WJ編集者亜城木夢叶および秋名愛子初代担当1980年4月27日生、秋田県出身。 「漫画ヒットさせるか、させないかは博打」という考え持っており、どんな相手にも真摯に対応し、率直で的確なアドバイスを行う上、担当する漫画家二人三脚活動していくスタイル取っており、亜城木からも「当たり」と手腕評価されるなど、周りからの信頼は厚い。 亜城木の才能には期待寄せており、非常に熱心な指導行っている。2人には経験も必要と考えているが、漫画への情熱努力ぶりに舌を巻くこともある。「疑探偵TRAP連載開始前には、2人高校在学中での連載編集長らに認めさせることに成功したまた、PCP」がアンケートで1位を取った際には「我に返った時にはデパート赤飯買ってた」と言うほど喜んでいた。 亜城木の連載決まった時、すでに『ONE PIECE』を含めて2本の連載担当任されていたため、担当中の2連載中途半端な形で他人へ引き継がせるわけにもいかないという理由で、担当自分後輩である港浦に引き継いだ。彼らの作品には口出ししないことを心に決めているが、時折二人や港浦を諭したり、陰ながら気にかけている様子うかがえる。しかし「+NATURAL」の担当として岩瀬新妻接するうちに、自分好意寄せ岩瀬アプローチ困惑することがあったため、その状況に見かねた編集部により、亜城木が「PCP」を連載決定同時に港浦と交代する形で再び彼らの担当になった。「REVERSI」の週刊連載決定に伴い、「PCP」から「REVERSI」の担当へと変更となった。「REVERSI」がアニメ化候補挙がった際、作品の方向性を巡る打ち合わせの中で2人出逢った当初から作品のアニメ化こだわっていた理由知り純粋な気持ち後押しするアニメ3期エピローグでは結婚した最高と美保祝福してREVERSI」に代わる新作ネームを見るところで終了している。 名前のモデルは、実際の『WJ編集者服部ジャン=バティスト哲。顔のモデルは、同じく実際の『WJ編集者齊藤優実際服部も『ONE PIECE』を担当していた。実際齊藤『銀魂』『黒子のバスケ』『ニセコイ』『HUNTER×HUNTER』等を担当4月27日『HUNTER×HUNTER』作者冨樫義博誕生日でもある。 港浦 吾郎みうら ごろう) 声 - 桐井大介 相田班所属の『WJ編集者亜城木夢叶および秋名愛子2代目高浜昇陽初代担当1987年5月14日生、大分県出身新人ながら中年風の容姿をしており、ドカジャンを好んで着ている。軽口を叩く悪癖があり、実績出せない漫画家早々に諦めてしまうなど、軽薄な面も見受けられるギャグ漫画好み担当している漫画家に“笑い”の要素強要する面があるため、リアルなシリアス路線を得意とする亜城木・高浜との相性悪く双方から「外れ」「アテにならない」と、その手腕を酷評されている。一方テキパキ物事進行させたり、発想豊かで斬新なアイデア提示するなど、決し無能というわけではない。編集2年目ということ考えれば「ごく普通の平凡な編集者」であり、何度かの失敗経験して成長していく様が描かれている。 港浦自身としては、自分担当する連載がなかなか成功しないため、亜城木や高浜連載を何とか成功させて自分立場上げなければならない焦っていた。しかし、「タント」の終了から「PCP」の連載獲得までの一連の経験経て連載成功させることだけではいけない」ということ気付くといった成長見せており、亜城木夢叶引きずり下ろすことに躍起になる岩瀬諭したこともある。 「PCP」の連載決まり喜んでいたが、担当替え時に亜城木の担当から外され服部交代する形で岩瀬担当にされた。 相田 聡一(あいだ そういち) 声 - 風間勇刀 『WJ編集部班長一人副編集長中井巧朗と蒼紅の初代担当1975年7月27日生、神奈川県出身モデル実際の『WJ』元班長副編集長、『りぼん』現編集長本作初代担当編集者相田聡一。 普段辛口らしいが、亜城木夢叶の「この世は金と知恵」には高評価をしており、特にサイコーの画力気に入っている様子。彼らの作品出来良さ驚嘆することも多く一時期は蒼の「hideout door」の作画をサイコーに頼もうとしていたこともあった。蒼中井コンビ担当をしていた時には中井には信頼置いていた一方で、蒼プライドの高さに手を焼いていた。 多少気が短く感情的になりがちな性格だが、若手熱意努力積極的に評価する度量持っている。口では「無理だと言いながらも、哲や小杉言い分聞いて編集長直訴したり、連載会議フォロー入れるなどの行動見せている。 自らがギャグ系の連載である『ボボボーボ・ボーボボ『家庭教師ヒットマンREBORN!』立ち上げてヒットさせた実績があり、港浦が自分担当作家たちに“お笑い”の要素強く求めている点についても肯定的な意見示している。 2017年3月副編集長瓶子編集長昇格したことに伴いその後任として副編集長昇格したキム・ソンギュ 声 - 興津和幸 相田班所属の『WJ編集者1984年5月12日生、兵庫県出身モデル実際の『WJ編集者金成圭。 おかっぱ頭特徴服部哲や雄二郎に敬語使い、哲のことを「服部先輩」と呼ぶ。 『WJ』の連載年配者よりも若手優先させるきとする考え持ち50歳の東を採用することに反対の意を示している。が、その一方で東を平然と使い捨てにする七峰のやり方にも反発している。 アニメ版最終話では白鳥の担当になっている小杉 達朗(こすぎ たつろう声 - 梶裕貴 相田班所属の『WJ編集者。七峰透の担当。名前はテレビアニメより。1992年11月9日生、東京都出身新米編集者経験浅く失敗することも多い。気が弱く先輩の港浦からは強気に出られている。一方で当人も、自分の方が年上とはいえ業界先輩である亜城木(つまり二人)に語調悪くないとはいえタメ口話したアシスタントであった中井蔑ろにした態度をとるなど強気になる一面もあった。しかし漫画に関して見る目持っており、七峰の作品早いうちから違和感抱いていた。「少年漫画は『熱血』『汗臭さ』『泥臭さがもっとあってもいい」を持論とする程で、時に熱血漢一面見せることもある。 七峰からは邪険にされており、意見してまともに聞いてもらえないでいる。さらに七峰に押しに弱い所をつけこまれ、七峰の漫画アイデアを練る51人目判定人として扱われるようになってしまった。しかしそれでも彼の才能上昇志向信じ、自らの力不足感じながらも全て放り投げようとした七峰を殴って叱咤するなどして必死向き合い続けた最後まで分かり合うことはなく、七峰がジャンプ(アニメではジャック)から永久追放されたことに自分無力さ後悔した最終話近くでは岩瀬愛子担当になっている

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