略年歴とは? わかりやすく解説

略年歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:07 UTC 版)

竹中労」の記事における「略年歴」の解説

1928年 - 画家竹中英太郎八重子旧姓津野の子として東京市牛込区肴町現・東京都新宿区神楽坂5丁目)に生まれる。戦災復活した戸籍では1930年5月30日出生となっているが、旧制中学校在籍簿には1928年3月30日出生とある。 1945年 - 甲府中学(現:山梨県立甲府第一高等学校)で校長退陣求めてストライキを、初鹿野宏らと指揮する県庁へのデモ行進学校占拠続け校長辞意表明するに至るも、退学勧告を受ける。 1947年 - 日本共産党入党その後山谷横浜住み込み肉体労働従事する各地労働組合活動取り組み何度も逮捕される1952年 - 甲府刑務所収監される。共産党からは党員資格剥奪される1953年 - 釈放された後に、芸能通した活動目覚める1959年 - 「ルポライター」を名乗り、「女性自身」のライターとなる。 1961年 - 党の内部変革図り日本共産党復党1965年ごろから「世界革命」を志しアジア各地や、キューバ韓国パレスチナなどをたびたび訪れる。 1966年 - 「東映俳優労働組合争議」を支援1967年 - 映画祇園祭」の制作をめぐり、日共京都府委員会対立して、党を除名になる。 1968年 - 山谷解放闘争支援。『タレント帝国』で渡辺プロダクションテレビ界の支配告発1969年 - はじめて沖縄渡り琉球独立党支援する。また多く島唄ミュージシャンたちと交流しイベントの構成行っている。同年、『週刊明星連載の「書かれざる美空ひばり」における「ひばりの歌声は差別土壌から生まれて下層社会共鳴音波広げたこと、あたかもそれは、世阿弥出雲お国賎民階級から身を起こした河原者系譜ほうふつとさせる。……ひばりが下層社会出身であると書くことは『差別文書』であるのか」との文言部落解放同盟問題視され糾弾される。この糾弾内容激怒した竹中は、部落解放同盟血闘申し込んだ。このとき竹中は、 集英社押しかけた代表のひとりは、掌をひろげて、「指が六本あるか!」としきりにいうのでした。何をバカなと、小生は虫酸のはしる思いがしました。この男は、部落解放運動半世紀歴史を、最低の次元にまでひきずりおろしてみせたのです。おまけに、顔をなでて、「クロンボみたいに黒いか」とまでいう。黒人なら差別されて当然、とでもいうつもりか。このような愚か者が衆をたのんで出版社をおどし歩く、いったいこれが父親感奮させた「水平社」のナレ果てかと、情なくてたまりませんでした。 と、記している。 1973年 - 平岡正明との共著水滸伝』を刊行平岡太田竜窮民革命論唱え、“新左翼三バカトリオ”と呼ばれた1974年 - 『キネマ旬報』誌に、日本映画黎明期を探る『日本映画縦断』を連載開始1977年 - キネマ旬報社内部事情で『日本映画縦断』の連載打ち切られ、これを不当として「キネマ旬報裁判」を提起1987年和解)。 1978年 - 五木寛之名作戒厳令の夜」の映画化実現に、ジャバド森社長話し合う。 1980年 - 「製作」として関わった映画戒厳令の夜」が完成する1983年 - 創価学会初代会長であった牧口常三郎人生をさぐる『聞書庶民烈伝』を『潮』誌に連載開始するが、創価学会対立して連載終了1985年 - 「風の会講座にっぽん百年」を加々美光行玉川信明玉城素らと開講1989年 - 「竹中英太郎回顧展」を企画構成忘れられていた画家としての父親再評価させた。7月に、NHK番組竹中英太郎について」に出演する1990年 - 1月NHK教育テレビ番組「夢よなぜ踊る/夢野久作竹中英太郎」に出演する。「平成名物TVイカ天」の審査員をつとめる。 1991年 - 肝臓癌のため千代田区三井記念病院死去した

※この「略年歴」の解説は、「竹中労」の解説の一部です。
「略年歴」を含む「竹中労」の記事については、「竹中労」の概要を参照ください。

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