派生型関連型とは? わかりやすく解説

派生型・関連型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 08:05 UTC 版)

15cm sFH 18」の記事における「派生型・関連型」の解説

15cm sFH 36 15cm sFH 18軽量仕様24口径への短砲身化と多孔マズルブレーキ装着砲架車輪軽合金化によって重量軽減図った1935年ラインメタル社とクルップ社開発関与し1938年前者採用されたが、開戦により軽合金素材航空機量産優先され影響1942年生産中止された。 15cm sFH 40 クルップ社ラインメタル社が開発した15cm sFH 18射程改善型多孔マズルブレーキ付きの32.5口径砲に換装し、仰角最大70度まで拡大した事で、最大射程15,576mまで延伸できた。1938年試作完成し1940年制式採用されたが、1941年生産設備都合上量産計画放棄された。 15cm sFH 42(15cm sFH 18/40) 15cm sFH 18砲架15cm sFH 40砲身組み合わせた折衷型。新型多孔マズルブレーキ導入されたが、短距離中距離での命中精度悪化している。移動時の運実績良好と言えず、製造数1942年生産され46門に留まった。 15cm sFH 18/43 金属資源節約要求基づいたクルップ社担当改良型鎖栓式閉鎖機改造し薬嚢分離砲弾への適応試みたが、失敗終わっている。 フンメル(15cm Schwere Panzerhaubitze auf Geschutzwagen III/IV (Sf).) III号/IV号車台に15cm sPH 18/1を搭載した自走榴弾砲。10.5cm leFH 18/2を主砲にしたヴェスペとともに装甲師団や一部の装甲擲弾兵師団配備された。編制定数は、装甲砲兵連隊第1大隊所属する1個中隊6両(他に弾薬運搬車型も1~2両加わる)とされた。 s.F.H.18 auf Panzer-Bauteilen パンター車台改設計して、15cm sFH 18/4を搭載した中型武器運搬車ホイシュレッケ同様に全周旋回砲塔に取り外し機能備え予定だった。1944年7月6日クルップ社ラインメタル社へ概念設計要求されたが、1945年2月20日開発緊急計画報告書不要不急リスト挙げられ開発延期された。 mittlerer EinheitswaffenträgerGerät 580 GW 638/23) 1944年1945年計画され駆逐戦車38Dベース中型武器運搬車(mittlerer Waffenträger Grosse II)の一案で、15cm sFH 18/6を搭載する予定だった。方向射界60度、俯角0度~45度携行弾数20発とされたが、開発未了試作車存在しない15cm PWK(15cm Panzerwurfkanone) 1945年に15cm重榴弾砲砲身流用して開発していた高低圧砲。未完成ラ式十五糎榴弾砲ラインメタル15野戦榴弾砲1934年1936年にかけて国民政府軍24門が輸出されラインメタル社製の32口径15cm榴弾砲機械化牽引砲兵の独立炮兵10团に配備された。日中戦争中に帝国陸軍鹵獲した同砲は現地部隊運用された他、砲架試製十糎半陣地高射砲試製二十臼砲砲身搭載したり、予備液室がホリ用の試製十糎戦車砲(長)に流用されるなど、日本製砲熕兵器技術研究開発活かされた。なお性能着目した日本でも輸入検討されたが、1940年11月20日発電見積高額な購入費を提示されたためか見合わせている。運行速度は40km/hと九六式十五糎榴弾砲の倍で、機動九一式十糎榴弾砲八八式七糎高射砲同等だった。砲架53口径10.5cm野戦加農砲と共通とされるラインメタル十五糎短加農やボ式十五長榴(獨式ボツホース15糎長榴弾砲/ボツホース十五糎重榴弾砲)と表記された事もあり、下記の表とは異な要目存在するクルツプ式15糎榴弾砲 1937年末までに国民政府軍24門が輸出されクルップ社製の30口径15cm榴弾砲15cm sFH 18の略同型で、駐退復座機平衡機同様だったとされる1937年新編された機械化牽引砲兵の独立炮兵14团に配備された。 152mm M1931(NG) ラインメタル社が開発した15cm sFH 18前身原型にした152mm榴弾砲1932年から1934年にかけて、ソ連のモトヴィリハ機械工場で8門のみ製造された。NGドイツ榴弾砲である事を示している。 152mm húfnica vzor 18/47 チェコスロバキア軍で1948年1955年運用され15cm sFH 18改修型砲身マズルブレーキ付き27口径152mm榴弾砲で、152mm húfnica vzor 37(152mm M1937(ML-20))と弾薬互換性確保図っていた。カタログスペック戦闘重量5,587kg、仰角0度~45度左右旋回60度、初速578m/s、最大射程15,180m、発射速度分間4発で、牽引車にはT111やT138などが用いられた(牽引速度路上25km/h、不整地10km/h)。1980年代まで保有していたが、milimetrová samohybná kanónová húfnica vzor 77 Dana置き換えられた。 152 H 88-40 フィンランド軍配属され150 H 4015cm sFH 18)の近代化改修型D-20 152mm榴弾砲と同じ弾薬32口径152mm榴弾砲換装し、マズルブレーキ砲架など各部改良された。戦闘重量は6,800kgに増加したが、性能面最大射程約16km、初速650m/s、牽引速度80km/hに改善された。1990年から1992年にかけて42門が改装され2007年除籍された。

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