概念設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:50 UTC 版)
「概念スキーマ」も参照 データベース設計者は、データベースに永続化するデータを同定した後、つぎにデータがどのように互いに関連しあっているかを決定しなければならない。この作業を行う際に、データベース設計者は一般的にはデータ間の従属関連を同定する。このような従属関連でむすびついているデータは、一方のデータの一部分の情報が他方のデータに依存している。すなわち、依存元のデータの一部分の情報が変われば、依存先のデータもまた変わるのである。氏名と住所の一覧の例を考える。次のように前提する。 2人の人々が同一の住所をもつことができる。 1人の人は2つの住所をもつことはできない。 この前提のもとでは、氏名は住所に従属している。なぜなら、住所が異なれば、その住所と関連している氏名もまた異なっているからである。しかしこの逆は必ずしも真ではない。すなわち、氏名が異なっていても住所が同一である可能性がある。 (注記: よくある誤解は、関係モデルという用語はデータ間の「関連」について言及しているから「関係」モデルと呼ばれている、というものである。これは正しくない。関係モデルは、関係として知られている数学的構造を基盤としているため、関係モデルと名づけられたのである。)
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概念設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:16 UTC 版)
「ソーラー・アップドラフト・タワー」の記事における「概念設計」の解説
シュライヒらはスペインのマンサナーレスでの実験結果を基に年間日射量が2300kWh・m-2・年-1(東京の年間日射量の約2倍)の場所に設置する前提でコンクリート製の煙突を持つ発電能力5MW、30MW、100MW、200MWの設備についての概念設計を行った。これによると200MWの発電所ではコレクターの面積が約38.5km2 (山手線内の面積の60%)で、煙突の直径120m(東京ドームのグラウンドと同じ面積), 高さ 1000m(東京スカイツリー1.5倍強)の巨大な建築物となる。 また、年間日射量と面積の積からコレクターが太陽から受けるエネルギーが算出でき、これで年間発電量を割るとシステム全体の変換効率が得られるが、その値は0.5~0.96%で他の太陽エネルギーを用いた発電と比べ小さい。 ソーラー・アップドラフト・タワーの設計例発電能力MW530100200煙突高さm 550 750 1000 1000 煙突直径m 45 70 110 120 コレクター直径m 1250 2900 4300 7000 コレクター面積km2 1.23 6.61 14.52 38.49 年間発電量GWh・年-1 14 99 320 680 変換効率% 0.50 0.65 0.96 0.77
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