概念祖型(Conceptual Archetypes)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 04:05 UTC 版)
「認知文法」の記事における「概念祖型(Conceptual Archetypes)」の解説
認知文法では,概念内容がさまざまな解釈を経て言語表現の意味を形成するとしている。特に節のその概念内容に関しては,典型的には以下のものが関与していると仮定する。 ある事象と発話の場との関係性 ある事象が生起する場所,セッティング さまざまな意味役割を持った参与者 これらの要素がどのようにプロファイリングされ(何をトラジェクターにし,何をランドマークにするか),言語表現化されるかで多様な状況描写が可能になる。認知文法での言語表現の意味の扱いがダイナミックで,概念「化」と言われる所以である。
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