概念集とは? わかりやすく解説

概念集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/06 04:44 UTC 版)

松下昇」の記事における「概念集」の解説

1989年1月に『概念集・1』を出してから、1996年5月死の直前刊行された、『概念集・別冊2~ラセン情況論~』まで14冊、松下は概念集というタイトルパンフ執筆刊行し続けた例え全共闘運動について、松下は「自分にとっての必然的な課題と、情況にとっての必然的な課題対等条件共闘させること」という規定与える。全共闘運動知らない読者に対しても、それらの本質を、経験ないし思考媒介して言葉によって伝えていくことができるはずだ、と松下考えたのだ。それは辞書ないし作品意図したものではない。現在の思想情況総体の鍵になるような概念選び出しわたしたち置かれている偏差対象化していくことを目的したものである。 「たんに概念解説ではなく、ある概念生成してくる根拠回路共有する度合了解しうる言葉表現しなければならないし、しかも、はるかな異時空間にいる、全く予備知識のない〈私〉了解しうる言葉表現しなければならない」という趣旨書かれている

※この「概念集」の解説は、「松下昇」の解説の一部です。
「概念集」を含む「松下昇」の記事については、「松下昇」の概要を参照ください。

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