明治憲法成立までの過程とは? わかりやすく解説

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明治憲法成立までの過程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 20:03 UTC 版)

神社非宗教論」の記事における「明治憲法成立までの過程」の解説

薩摩藩及び長州藩中心とした倒幕運動結果1867年10月14日に、江戸幕府第15代将軍徳川慶喜朝廷大政奉還行い江戸幕府による統治終わりを告げた1867年12月9日に、明治政府は「王政復古の大号令」を発した1868年3月13日に、太政官によって「祭政一致布告が行われた。 1868年3月14日に、太政官から「五箇条の御誓文」が布告された。 1868年3月15日に、太政官によって「五榜の掲示」が示される。この「五榜の掲示」にキリシタン禁制とあるのが確認される1868年3月28日に、太政官達により「神仏分離令神仏判然令)」が出され廃仏毀釈が起こる。 1868年5月22日に、神祇官太政官七官の一として設置し神祇(じんぎ)・祭祀(さいし)をつかさどることになった1868年6月7日に、太政官達により浦上事件浦上四番崩れ)が発生するキリスト教弾圧事件)。 1869年3月7日に、公議所設置され、そこでの議論神道国教化路線決定された。 1869年4月23日に、明治天皇持統天皇以来伊勢神宮参拝を行う。 1870年2月2日に、神祇官から「大教宣布の詔」が発せられた。 1872年4月28日に、神祇官から「三条教則」が発布される。 1872年5月14日に、太政官布達にて神道は「国家宗祀」とされ、神社公的な祭祀施設となった。この時、神職世襲禁止及び社格定まる1869年8月15日に、神祇官は「宣教使」という役所つくって、「惟神大道」による神職への布教行った1871年8月8日に、神祇官は、上知令に関する仏教側から不満によって、また神職側もその運営に不満を有しており、神祇省格下げされ神道に関する神祇官太政官から独立した1871年9月13日に、神祇省事務取扱変更及び太政官制改正に伴い正院3つ区分され左院式部局設置され祭祀儀式などはそちらへ移された。 1872年3月23日に、式部局から新設式部寮祭事全て移すこととなった1872年3月5日に、神祇官廃止され神祇省および大蔵省戸籍寮社寺課を廃し教義ニ関係スル一切事務統理スル機関として教部省新たに仏教・神道ともに管掌することとなった1872年4月25日に、国民教化する職責として教導職制度設置された。 1872年5月31日に、制度上で教導職教育機関として大教院設置された(ただし、開院は翌1月)。 1872年12月6日に、浄土真宗本願寺派島地黙雷外遊先のパリで「三条教則批判建白書起草し由利公正通じて宍戸璣提出した大教院分離運動)。 1873年2月24日に、各地建てられた『五榜の掲示』の掲示撤廃された。 1875年1月1日に、大教院放火事件によって、浄土真宗4派が大教院離脱内示するなど紛糾した1875年4月30日に、教部省通達により「神仏合同布教禁止ノ令」が発せられた。 1875年5月3日に、大教院解散した1876年1月11日に、神道神道事務局設置した1877年1月11日に、大教院消滅したため、教部省廃止され神社及び寺院宗務行政内務省社寺局へと移された。 1879年9月29日に、学制廃止され教育令出される1880年12月28日に、教育令改正される教学大旨 教学ノ要仁義忠考ヲ明ラカニシテ智識才芸ヲ究メ以テ人道ヲ尽スハ我祖訓国典大旨上下一般ノ教エトスル所ナリ(以下略) 1882年1月24日に、内務省通達により、神社宗教ではないとされた(神社非宗教論)。但し、府県社以下の神葬祭認め大社神職である神官は非宗教人とした。 1889年2月11日に、大日本帝国憲法信教の自由については、第二十八條 日本臣民安寧秩序ヲ妨ケス臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス とされた。 1890年10月30日教育勅語公式名称:教育二関スル勅語)が公布される。

※この「明治憲法成立までの過程」の解説は、「神社非宗教論」の解説の一部です。
「明治憲法成立までの過程」を含む「神社非宗教論」の記事については、「神社非宗教論」の概要を参照ください。

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