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掲載論説一覧 1(1874年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:49 UTC 版)

明六雑誌」の記事における「掲載論説一覧 1(1874年)」の解説

掲載論説一覧 1(1874年号 数年月発行日著者名論説備 考第1号 明治7年3月4月3日西周 洋字を以て国語書するの論 国語国字論争一石投じた論説とそれへの反論西村茂樹 第2号 明治7年?月(4月8日加藤弘之 福澤先生の論に答う この号の論説福澤の『学問のすすめ所収の「学者職分論」への反論となっている。 森有礼 学者職分論の評 津田真道 学者職分論の評 西周 非学者職分第3号 明治7年?月(?) 森有礼 開化第一話 西村茂樹 陳言一則 森有礼 民撰議院設立建言書の評 享二 峨国彼得王の遺訓 「峨国」とはロマノフ朝ロシア、「彼得王」とはピョートル一世津田真道 開化を進る方法論ず 宗教による開化説く西周 駁旧相公議一題 「旧相公」とは征韓論下野し自由民権論唱えた参議たちを指す。 第4号 明治7年?月(4月2日箕作麟祥 人民の自由と土地気候互に相関するの論一 モンテスキュー法の精神』から一部抽出して訳したもの。 加藤弘之 ブルンチュリ氏の国法汎論摘訳民撰議院不可立の論 スイスの法学者ブルンチュリ(英語版)『国法汎論』の一部訳したもの。ブルンチュリは啓蒙思想家大きな影響与え中国にも梁啓超通じ大きな影響与えている。 二 仏人シュルリー氏国の衰微赴く徴候挙る条目 「シュルリー」とはフランスブルボン朝財政改革で名をはせたシュリー英語版)のこと。 西周 教門論一 信教の自由について述べる。 西周火石造の説 「煉火」とはレンガ堅牢な国家如何に作るかを論じる。 第5号 明治7年?月(4月15日津田真道 保護税を非とする説 西周 教門論二 享二 北亜米利加合衆国自立北亜米利加」とは北アメリカを指す 箕作麟祥 人民の自由と土地季候互に相関するの論二 加藤弘之 米国政教一 J.P.トムソンアメリカにおける教会国家』一章の摘訳。 第6号 明治7年?月(4月28日津田真道 出版自由ならんことを望む論 出版条例への反論西周 教門三 加弘之 米国政教二 森礼 宗スイス国際法学者ヴァッテル(英語版)『国際法』の一部訳したもの。 柴田昌吉 ヒリモア万国公法のうち宗教論ずる章 イギリス国際法学者フィルモア著書国際法注釈』から一部翻訳したもの。 第7号 明治7年5月5月17日森有礼 独立国条約改正のための方策論ずる。 加藤弘之 武官恭順 箕作麟祥 開化の進むは政府に因らず人民衆論に因るの説バックル氏の英国開化史より抄訳 H.T.バックルイギリス文明史第五章適訳。この本は『文明論之概略』にも大きな影響与えている。 享二 南北米利堅連邦論 「米利堅」とはアメリカを指す。国家盛衰論。 津田真道 拷問論一 清水卯三郎 平仮名の説 清水明六社会計責任者。書店瑞穂屋の主人でもある。 第8号 明治7年5月5月31日津田真道 服章論 森有礼 妻妾論一 箕作秋坪 教育二 空商の事を記す 「空商」とはなどの投資事業。このことばは定着しなかった。 西周 教門論四 雑誌では五となっているが、実際は四。 津田真道 本は一つにあらさる論 世界が諸要素からなっていることを述べ国家君主という一要素にのみ還元できないことをのべる。 第9号 明治7年6月6月12日津田真道 運送箕作麟祥 リボルチーの説 「リボルチー」とは、“liberty”のこと。すなわち自由について論じる。 西周 教門論五 雑誌では六となっているが、実際は五。 津田真道 政論一 日本の政治制度他国のそれを比較した論。 第10号 明治7年6月6月28日津田真道 拷問論二 享二 真為政者の説 政治家資質論。 中村正直 西学一斑 ブリタニカ百科事典第一巻下敷きにした欧米学問紹介阪谷素 質疑一則 第11号 明治7年6月7月4日津田真道 政論二 森有礼 妻妾論二 中村正直 西学一斑阪谷素 質疑一則 国語国字問題についての意見第12号 明治7年6月7月17日西周 教門論六 雑誌では七となっているが、実際は六。 津田真道 政論三 中村正西学一斑第13号 明治7年6月(?) 加藤弘之 米国政教三 津田真道 想像阪谷素 民撰議院を立るには先政体定むべきの疑問 第14号 明治7年7月8月7日西周 知説一 箕作麟祥 リボルチーの説二 享二 貨幣効能 津田真道 天狗迷信否定する第15号 明治7年8月9月7日森有礼 妻妾三 中村正西学一斑阪谷素 租税権上下公共すべきの説 津田真道 政論第16号 明治7年?月(9月22日津田真道 政論二 人公共の説一 中村正西学一斑西周 愛敵論 第17号 明治7年9月9月30日神田孝平 財政変革の説 津田真道 地震の説 西周 知説二 第18号 明治7年10月10月25日津田真道 西洋開化西行する説 加藤弘之国政府 二 人公共の説二 阪谷素 火葬の疑 西周 情実神田孝平 国楽振興すへきの説 第19号 明治7年10月11月4日西周 秘密神田孝平 民撰議院の時未た至らさるの論 阪谷素異説 二 人公共の説三 第20号 明治7年11月11月29日津田真道 新聞紙森有礼 妻妾論四 阪谷素 説の疑 迷信否定する阪谷素 説の広義 西周 知説三 第21号 明治7年11月12月14日福澤諭吉 征台和議演説 台湾出兵についての論説津田真道 三聖論 「三聖」とは 釈迦キリスト孔子を指す。 二 人公共の説四 阪谷素 女飾の疑 第22号 明治7年12月12月19日西周 知説四 津田真道 夫婦有別論 妻妾論」への反論 阪谷素 政教の疑一 清水卯三郎 化学改革大略 神田孝平 紙幣引換懇願貨幣四録一 第23号 明治7年12月(?) 西周 内地旅行 神田孝平 正金外出嘆息貨幣四録二 中村正直 西学一斑六 第24明治7年12月(?) 津田真道 内地旅行享二 貿易改正論 第25明治7年12月(?) 西周 知説五 阪谷素 政教の疑二 津田真道 怪説 人々よ、怪しいことなど何もないのだよ、と呼びかける論説。 (TOPに戻る)

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