小倉支社
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「クッキングパパの登場人物」の記事における「小倉支社」の解説
沢村 小倉支社の係長。小倉支社勤務で田中の同期。大食漢で、アワビの丸焼きなど食事には金に糸目をつけない生活だった。その後、血糖値や血圧の点から食生活を変え、やせたが、田中にやせた姿を見られたくない様子だった。長く独身だったようだが、田中に婚約者を紹介し、「減量したら、式を挙げる」と一緒になる旨を伝えた。婚約者のアイデアもあり徐々に減量し、第129巻では挙式目前で田中に招待状を手渡している。なお、フルネームは作中出てこないが、婚約者は「タカちゃん」と呼んでいる。 工藤三平 - くどう さんぺい(声:桜井敏治) 金丸産業博多本社営業二課→金丸産業東京支社→金丸産業小倉支社勤務。第39巻COOK.383より登場。 短大を卒業した後金丸産業に入社。最初は工場へ配属されていたが、入社から半年目に田中との結婚を機に夢子が退社したことから、その穴埋め人員として営業二課へ異動になった。 指導社員は梅田。当初はボーっとしてはっきりしない言動に周囲を戸惑わせてばかりいたのだが、趣味を同じくする一味と意気投合。職場にも次第に溶け込めるようになっていく。 東京支社へ転勤後は、島田直属の部下となり、彼の厳しくも温かい指導の元、営業マンとして着実に成長を遂げている。 長い顔とまん丸の鼻が特徴。中学校時代のニックネームは「牛」だった。痩せ型で背は高い(最低でも田中・梅田よりは高い)。第96巻COOK.922からは短い顎鬚をたくわえたが、程なく剃った。しかしまたひげを伸ばした時期がある。 性格は気弱で優柔不断。それが普段の態度にも表れており、さらに口下手な上吃音癖まで持っているため、一見したところとても頼りなく見える。しかし仕事自体は真面目に丁寧にやっており、彼を理解して評価する上司や同僚もいる。営業の仕事に打ち込んでいるうちに、性格的弱点の改善が顕著に見られるようになった。酒を飲むと性格と態度が急変、口数が多くなり、普段からは想像できないような行動を取る。酒絡みでなくとも、時々衝動に駆られて普段からは想像できない行動をとることがある。過去の一例として、カラオケが苦手な一味をつれて「カラアゲクラブ」(コロッケ倶楽部をもじったもの)という店で自分の苦手なカラオケの練習をしたり、渋谷駅で東急東横線から山手線に乗り換えるはずが、会社をサボって京王電鉄井の頭線に乗り、井の頭公園やいせや総本店に行くなどした後、会社に謝ったことなどがある。顔に似合わずロマンチストなようで、時々ドサクサ紛れにキザったらしい台詞を吐く癖がある。 営業二課配属当初から種ヶ島恵に片思いをしていたが、東京への転勤辺りから次第に接近し、やがて恋人同士になった。長らく長距離恋愛を続けていたが、第124巻COOK.1198にて彼女の妊娠が判明したため、彼女と入籍し正式に結婚し、第127巻冒頭で一味らに祝福され、挙式、129巻では出産に立会い、その後、上司の島田、足立に見送られ、帰郷、家事・育児に勤み、小倉支社へ転勤する形で「職場復帰」を間近に控えている(138巻)。 家族は姉二人と妹一人に挟まれた4人兄弟の長男。3姉妹はいずれも独身・酒好き・彼氏には無縁(たまにデートはするらしいのだがすぐ破局し、三平に八つ当たりする)で、家事や三平の子供達の世話はサボってばかりである。兄弟唯一の男性ではあるのだが、女性上位の雰囲気の強い工藤家の環境と、頼まれると嫌と言えない彼の性格のため、実家にいる間は姉や妹に家事一切を押し付けられ、さながら奴隷の如くコキ使われていた。その経験から家事の手際は異様に良い。三平が種ヶ島と結婚後は、同じ独身である種ヶ島の姉と友人関係となっている。 両親は父親の転勤で、母親が転勤先の熊本(第124巻では大分)についていったと本人が囁いているシーンに一コマだけ登場するが、母親は工藤や姉妹と似ている部分は少ないが、父親は面長で髪の色以外は工藤とほとんど変わらない。124巻で、種ヶ島の両親、姉と食事をする回で初めて一家で揃って登場した。また、長男・六平は似ていないが、長女・月子は面長で鼻が丸いところが似ている。また、作者オリジナルの設定として、134巻では福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が「親戚のオジ」として登場する。 当初は実家住まいで東京に転勤した際は中目黒に住んでいたが、帰郷後は妻の恵と二人の子供と福岡市内のマンションに住み、北九州市に山陽新幹線で通勤している。 料理を趣味としており、中でも味噌造りが得意。その出来は一味も驚嘆するほど(第40巻COOK.395)。一味の昇進祝いパーティーには料理ではなく味噌のみを持参した。 見た目とは裏腹に学生時代は剣道部に所属していて、それなりに実力はあった模様。前述のヤクザとの喧嘩の際は、「チェストーッ!」の掛け声と共にその経験を活かした強烈な手刀を繰り出し、種ヶ島とともに相手を叩きのめしている(第47巻COOK.461)。 愛車はホンダ・モンキー。ヘルメット装着時は、顔の長さからかヘルメットから顔の下半分が露出している。
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