京都市内の通りとは? わかりやすく解説

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京都市内の通り

(寺御幸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 21:56 UTC 版)

京都市内の通り(きょうとしないのとおり)では、旧京都市街の道路と、道路を基準として所在地を表す方式について記す。


注釈

  1. ^ 例外的に東西の堀川小路では中心に河川が通り、広幅員の街路となっていた。
  2. ^ この場合の「二丁目」は町名(公称町名)ではない。なお、住民票などの公的な住所の表記では「2丁目」と算用数字で示される。
  3. ^ 明治22年(1889年)3月の京都府告示第24号「府廳其他諸官廳ヘ差出ス書面ノ住所記載方ノ件」[8]で、「諸官庁へ差出す書面記載の儀は…」により、同年4月1日以降に京都市に編入された地域を除く旧市内の所在地について、戸籍簿・登記簿等の公式なものは、この通り名を用いた記載することが定められた。ただし、祇園町南側、祇園町北側、元祇園新地と呼ばれた土地の一帯の宮川町筋、清水一丁目〜五丁目、本町一丁目〜二十二丁目や、元島原遊郭は通り名を用いず、町名のみで示される[9]

出典

  1. ^ 改訂版『京都・観光文化検定試験公式テキストブック』 (2005), p. 22
  2. ^ 改訂版『京都・観光文化検定試験公式テキストブック』 (2005), p. 23
  3. ^ 改訂版『京都・観光文化検定試験公式テキストブック』 (2005), p. 250 - 252
  4. ^ 今尾恵介『住所と地名の研究』新潮社、2004年、78頁。ISBN 4-10-603535-9 
  5. ^ 三条大橋の地図”. 2022年12月24日閲覧。
  6. ^ a b 高橋 (2003), p. 74 - 75.
  7. ^ 安藤哲郎 著「平安貴族の大路・小路をめぐる空間認識 歴史地理から見る平安京の空間」、西山良平・鈴木久男・藤田勝也 編『平安京の地域形成』京都大学学術出版会、2016年、35-63頁。ISBN 978-4-8140-0045-6 
  8. ^ 明治22年3月28日告示第24号」『京都府府令達要約 明治22年 第10編下巻』京都府内務部、1889年、227-228頁。doi:10.11501/788413https://dl.ndl.go.jp/pid/788413/1/116 
  9. ^ 京都市 編『京都市 地名・町名の沿革』1994年、95頁。 なお、同書では告示年を明治23年(1890年)と記しているが、正しくは明治22年(1899年)である。
  10. ^ 市役所の住所表示について(抄)”. 2023年3月18日閲覧。
  11. ^ 京都市認定路線網図提供システム
  12. ^ 河内 (2017)。同著で紹介する史料初出については高橋 (2015)によるとするが、これは高橋 (2003)の再録である。
  13. ^ 改訂版『京都・観光文化検定試験公式テキストブック』 (2005), p. 252 - 253
  14. ^ 『角川日本地名大辞典 26 京都府』上巻 (1982), p. 14
  15. ^ 『史料 京都の歴史7上京区』 (1980), p. 13.
  16. ^ 野寺小路”. 2022年12月24日閲覧。
  17. ^ 西京極商店街 公式ホームページ”. 2022年12月24日閲覧。
  18. ^ 出雲路橋(京都市北区)の北西あたりに、「アサヒ通」(漢字はわからない)という通りがあるらしいが、どこ...”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館 (2021年10月5日). 2023年8月11日閲覧。





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