長辻通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 19:42 UTC 版)
長辻通(ながつじどおり)は、京都市内の通りの一つ。南は三条通から北は一条通まで至る。三条通との交差点は渡月橋北詰、一条通との交差点は清凉寺(嵯峨釈迦堂)仁王門前にあたり、通りは京都の景勝地の一つ嵐山の中心部を貫く。観光利用による交通量が人、車両ともに多い。
渡月橋から天龍寺あたりが最も人通りが多い。三条通と丸太町通(新丸太町通)の区間では、近年、秋の観光シーズンに車両の北行一方通行の規制を行う交通社会実験が行われ、その結果、通年で土曜・休日に行われるようになり、2010年3月20日からは路線バスも北行一方通行の規制対象となった[1]。そのため、京都市営バスおよび京都バスのバス路線の当該区間では、土曜・休日ダイヤは北向きのみの運行となっている。
丸太町通以北は車も人も減り、清凉寺(嵯峨釈迦堂)の仁王門に突き当たるまでまっすぐな道が続いている。 嵯峨釈迦堂前から西へ進むと二尊院があり、そこから北へ向かう道は鳥居本を経て愛宕山(愛宕神社)へと続いており、愛宕街道とも呼ばれる。
南は、渡月橋を渡り嵯峨街道となり桂川右岸を南に進む。
沿道の主な施設
交差する道路
- 一条通
- 京都府道50号京都日吉美山線
- 丸太町通(京都市道187号鹿ヶ谷嵐山線)
- 京都府道135号嵯峨嵐山停車場線
- 三条通(京都府道29号宇多野嵐山山田線(新道))
関連項目
脚注
- ^ “嵯峨嵐山地区長辻通における交通規制に伴う市バスの経路変更について”. 京都市交通局 (2010年3月12日). 2010年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月30日閲覧。
京都市内の南北の通り | ||
---|---|---|
西 | 北は 一条通(清凉寺仁王門前) まで | 東隣の通り 清滝道 |
長辻通 | ||
南は 三条通(渡月橋北詰) まで |
長辻通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 07:36 UTC 版)
「京都府道29号宇多野嵐山山田線」の記事における「長辻通」の解説
一条通の西端、清凉寺(嵯峨釈迦堂)山門前から南下し、渡月橋北詰に至る通り。京都市右京区役所嵯峨出張所や京都市立嵯峨小学校が立地して嵯峨地区の中心となっているほか、沿線には嵐電嵐山駅、附近にはJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅など、嵐山観光における北側の玄関口となっている。
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長辻通
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「京都府道29号宇多野嵐山山田線」の記事における「長辻通」の解説
2000年以前から新丸太町通以北を北行一方通行規制を通年で実施している。社会実験以降は渡月橋交差点から新丸太町通にかけても規制を開始し、2007年12月以降は大型車(路線バス・マイクロ除く)は全日、それ以外は土日祝日の10時 - 17時を北行一方通行とする規制を通年で実施しているほか、2010年からは紅葉シーズンの車両流入禁止が追加された。社会実験中の2002年にはトランジットモールを実施していたこともあった。
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