奇士とは? わかりやすく解説

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き‐し【奇士】

読み方:きし

言行の特にすぐれた人。

おかしな言行をする人。奇人


奇士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:55 UTC 版)

天保異聞 妖奇士」の記事における「奇士」の解説

竜導 往壓(りゅうどう ゆきあつ) 声 - 藤原啓治 / 進藤尚美少年時代本作主人公39歳幼名を爽也(そうや)と言い、その当時現世とは別の場所である「異界」に迷い込んだ際、森羅万象各々の持つ名前を漢字として取り出しそれに秘められた真の意味を引き出すことで己が力とすることが可能な、「漢神」(あやがみ)という特殊能力を得る。 町の人間からは「ゆき」と呼ばれる左腕には、浮民の証である入れ墨彫られており、自らに漢神使用する時はそこから文字出現し武器となる。生来旗本人間だったが、異界から戻って以降何をしても満たされず、また異界に連れ戻される恐怖心から逃げていたため、結果的に全て失ってしまう。浮浪者同然の生活をしていたが、漢神能力買われて蛮社改所に加わることとなった過去親友七を殺めてしまい、罪悪心から漢神能力七を作ったが、それに関して記憶は彼が自分にしか見えない発覚するまで封じられていた。父親(声 - 黒田崇矢)がいる。 説五によると15年前は用心棒浪人で、喧嘩博打女に手を出していた。 小笠原三郎おがさわら ほうざぶろう) 声 - 川島得愛 20歳若くして蛮社改所の頭取務める。内田弥太郎の下で算学学んだ優秀な蘭学者であるが、甲骨文字にも造詣が深い冷静沈着的確な判断力を持つ。鳥居に近い旗本小笠原 貢(おがさわら みつぐ)の養子となることで蛮社の獄免れた経緯から、自身主張押し殺し鳥居指示仰いでおり、友人である加納政之進を斬らなければならなくなるなど、鬱屈した生活を送っている。ただ、単なる堅物タイプではなく、字は上手いが絵は下手だったり、剣術は好きではないが拳闘の腕は立つという面も持つ。 江戸 元閥(えど げんばつ) 声 - 三木眞一郎 日比谷地下にあり、徳川家より古くから江戸守っていたと言われる前島聖天神主27歳表に出る時は何故か女装をすることが多い。蘭学者達から押収した大砲などを使い射撃の腕活かして戦う。蛮社改所の面々中、最も妖夷の肉を好んで食べる。酒と女に関して奔放な性格をしており、吉原遊廓では一目置かれる存在愛称は「江戸元」(えどげん)。鋭いように見えるが、妖夷化かされて泥の酒を飲まされたり、出番少ない回ではアビと共に飲んだくれるような一面見せる。 表向き仕事として、下町ところてんぼてふり扮している。射撃の腕はここでも活かされており、路上から二階で皿を持って待つ客の所へ天突き」でところてん飛ばし、少しもさず乗せられるほど。 自分を縛る前島聖天祀られている地の神対す好奇心から、西の者とも通じている。 宰さいぞう) 声 - 新野美知 歌舞伎小屋生まれた14歳少女歌舞伎一座生業としていた家を継がせるため、父親男児として育てられ普段服装元服前の少年のようなのである男性的な言動が目立つが、酒の妖夷相手に服が透けたことを気にしていたことから、多少女性として自覚あるらしい妖夷との戦闘時には、歌舞伎道具扇子を主に使用して戦う。また、舞踏用の巫女服の姿になり、妖夷が好むとされる「神に捧げられ舞踏」(アメノウズメの舞。何故かフィギュアスケート似)を舞うことで妖夷誘き出し自身惹き付けて鎮めることができる。小笠原忠誠尽くしているが、OVAではそこを付け込まれ長英利用されてしまうことになる。 幼いころ父親可愛がられいたものの、年を重ねる毎に女性特有の体型となっていく宰対し、「スラッとした、夢に出てくる様な若衆」が好みであった父親は、次第歯牙にも掛けなくなってしまった。やがて芝居小屋周辺火事見舞われた際、宰火の手迫っていることを父親知らせるために芝居小屋駆け付けたが、舞台上で同一座の若い男性役者に心身ともに惚れ込んでいる父親の姿を目撃してしまい、愕然とする。宰火事報告忘れてその場から逃げ去ったことで、父親火事場から逃げ遅れて帰らぬ人となった。この出来事が奇士となった後の宰自身トラウマや、説八-説十に出現した妖夷無慈儺」(むじな)による被害本格的に生む要因となってしまう。自分の名である「宰」の「宰」の字に罪という意味が宿っていることに苦しむが、放三郎によって俗説であった判明本当の意味は「王を補佐するであった吉原では奇士の中で一番人気の様子話数が進むにつれ、表情デフォルメ化等、ギャグ担当キャラクター一面覗かせる様になった。 アビ 声 - 小山力也 奇士の中で唯一素手で戦う術を持つ男性24歳。「山(サン)の民」の出身巨漢古代の骨を削り出し作った武器として戦う。また料理の腕にも長けており、妖夷の肉を鍋料理焼肉干物などに仕上げるのは彼の専門。かつて妖夷を神と崇めていたが、妖夷に姉・ニナイさらわれたのをきっかけ山の民抜けた(「神隠し」を参照)。その真相知った後も、山の民には戻らず奇士を続けている。 ちなみにアビという名はエミシ言葉火山意味する日頃山の民知識活かし蚤取り表向き生業としている。

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奇士(あやし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:55 UTC 版)

天保異聞 妖奇士」の記事における「奇士(あやし)」の解説

蛮社改所に所属し各地怪異事件の噂を集め諸国潜む妖夷を倒す者のこと。奇士は一度妖夷喰うと、それ以外のものでは舌を満たすことができなくなり以降妖夷倒して喰い続けなければならなくなる。

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