浮民(ふみん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
本来所属する里を離れた者のこと、もしくは旌券を持たずに旅をしている者のこと。広義では荒民を含む。また、旌券を紛失した際に役所から発行される仮の旌券(朱線が入るため『朱旌』と呼ばれる)の発行を受けてそのまま旅をしながら生活する者を朱旌(しゅせい)あるいは朱民(しゅみん)と呼び、最低限の寝食を保証されるかわりに給金を得られない形(事実上の奴隷)で他人に雇用された者を家生(かせい)と呼ぶ。朱旌の徒弟や家生となった者は役所へ保護を求められぬよう本来の旌券を割らされるため、これらの浮民を割旌(かっせい)と呼ぶこともある。
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浮民(ふみん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:55 UTC 版)
架空の設定。貧困で家を無くした者や流浪の身になった者のこと。寄場に収容されることを義務付けられ、ここから抜け出した者は「はぐれ浮民」と呼ばれる。なお、2回抜け出し捕まると入れ墨を入れられ、3回抜け出すと斬首となる。
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