奏南国
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首都は隆洽、王宮は清漢宮。宗王は櫨先新、麒麟は宗麟・昭彰。治世は600年に及び、あと80年程で史上最長の王朝となる。宗王によると、雁に比べ官が「のんびり」しているとの事。先新は登極前の宿屋時代から家族での合議制を取っており今でもそれを継続しているため、昭彰を加えた先新の一家まとめてが宗王と呼べる状態であり、政治の中心が他所とは違い後宮の典章殿となっている。国を挙げて大綱にない特別の事業を起こす際には、必ず一家の誰かを首長として据える。 国情が安定しているだけでなく、十二国全体を視野に入れた政策を採っている数少ない国。例えば、遠く離れた北方の柳国に亡国の兆しを見出すと、柳の隣国恭への具体的な支援策を考えたり、雁の負担を軽減するため巧北部の難民を船を使って奏に導く策を考えるなど、常に近い将来に起こり得る事象に対して十二国全体のバランスを考えた準備をしている。 十二国の中で入院制度を最初に取り入れた国。医療大国としても知られている。全土に荒民、浮民のための救済施設である保翠院がある。 赤海産の真珠が特産品。
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奏南国
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櫨先新(ろ せんしん) 宗王。治世は600年以上にして、あと80年程で史上最長の在位期間になる。「覿面の罪」の例として挙げられる才国の遵帝に会った事があるという。恰幅の良い50歳前後の大男。元は交州の港町で宿屋を一家で営み、その当時から現在に至るまで何事も家族で話し合って決める合議制を取っている。 一家には同じ筆跡で文章を書けるという特技があり、また各自が御璽を押した白紙を大量に持っているため、家族の誰もが何時でも王権を行使できる(表向きには、家族からの奏上に先新が裁可を下している形式)。実質的には一家全体が「王」であり、彼は「王の要」。議長として最終的な決断をする役を担っている。 昭彰(しょうしょう) 現在の宗麟。奏国の麒麟。銀を帯びた金髪を持つ玲瓏たる美女。物静かで穏やかな性格。 明嬉(めいき) 先新の妻。宗后妃。合議制を取る宗王一家にあって、子供達の意見を尊重しつつ、主導的に議事を進め結論を纏める役。 利達(りたつ) 先新の長男。号は英清君(えいせいくん)。実務面では極めて有能で、具体的な策や手順を考える役。 利広(りこう) 先新の次男。号は卓朗君(たくろうくん)。放浪癖があり、父が登極する以前から年の半分を放浪に費やしていた。父の登極後は、足となる騎獣を与えられたため、行動範囲が広がり出奔の頻度が増えた。ただし、一応きちんと家(王宮の後宮)に帰ってくるため、また帰省するたび的確な分析情報を持ち帰るため、家族からは小言を言われつつも大目に見られている。 放浪中に尚隆と出会う事があり、情報交換することもある。お互いの素性は察しているものの、王や太子として正面から対面したことはない。 珠晶が昇山する際、旅の途中で偶然出会い同行した。そして若すぎる王の登極に際して、先新に後ろ盾として付くよう要請すると共に、自分の騎獣である騶虞の星彩を(捕ったばかりなのにと文句を言うも利達に押し切られ仕方なく)祝いの品として贈っている。 文姫(ぶんき) 先新の長女にして末っ子。号は文公主(ぶんこうしゅ)。外見は18歳。十二国で最初に入院の制度を作った。保翠院(難民の救済施設)の代表者も務めている。
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