奏効率とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ヘルスケア > がん用語 > 奏効率の意味・解説 

奏効率

【仮名】そうこうりつ
原文response rate

治療の実施後にがんが縮小した消滅したりする患者割合のこと。

奏効率(そうこうりつ)

ある治療法が、がんを縮小させる効果を表す率で、臨床試験をもとに算出されます。具体的には、治療受けた患者のうち、がんの大きさ半分以下になり、その状態が1ヶ月上続いた患者比率指します日本では小人数臨床試験第Ⅱ相臨床試験腫瘍縮小効果副作用を見る)においては奏効率20%以上が目標されます

臨床試験寛解


奏効率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 20:37 UTC 版)

臨床評価項目」の記事における「奏効率」の解説

奏効率(Response rate)とは、治療後にがんが縮小した消失したりするなど、ある治療法一定の効果発揮した患者割合の事を指す。 がん治療の臨床試験エンドポイントとして使用される場合、これはしばし客観的奏効率(ORR)と呼ばれる。この文脈におけるFDAによるORRの定義は、「事前に定義された量の腫瘍サイズ減少を、最低の期間にわたって達成した患者割合」:7である。 其々臨床試験では、どのような疾患や状態であっても治療介入対す完全奏効CR)または部分奏効PR)と見做されるものを定義する事が出来る。従って各試験では、完全奏効率と全奏効率(CR+PR)が報告される

※この「奏効率」の解説は、「臨床評価項目」の解説の一部です。
「奏効率」を含む「臨床評価項目」の記事については、「臨床評価項目」の概要を参照ください。


奏効率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:28 UTC 版)

化学療法 (悪性腫瘍)」の記事における「奏効率」の解説

著効+有効)となる率。化学療法効いて完治した率ではない。

※この「奏効率」の解説は、「化学療法 (悪性腫瘍)」の解説の一部です。
「奏効率」を含む「化学療法 (悪性腫瘍)」の記事については、「化学療法 (悪性腫瘍)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「奏効率」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「奏効率」の関連用語

奏効率のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



奏効率のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
VOL-NetVOL-Net
Copyright(C) 2002-2024 声を聴き合う患者たち&ネットワーク「VOL-Net」. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの臨床評価項目 (改訂履歴)、化学療法 (悪性腫瘍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS