騎獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 02:18 UTC 版)
ギィ エルトの騎竜。分類上は風の竜王種リンドブルム。「ギィ!」と鳴くからという理由でエルトに命名された。女王騎士団入団試験の二次試験「デス・トライアスロン」の後半、幼竜だったギィは住処の山で試験中のエルトと出会う。魔黒装「応えるもの(アンサラー)」に誑かされたルカに親竜を殺され、自身も殺されそうになったが、エルトとイージスによって助けられた。それによってエルトに懐いたが、エルト達は試験中であったため、別れることに。その後、エルムガンドにある竜の巣窟「竜の路地裏」に居座り、他の竜を圧倒するような強さを身につける。竜王種としての強力な力で周りの竜族や竜騎士も跳ね除けていたようだが、それは恩人であるエルトを待っていたという理由に他ならない。やがて、エルトが「竜の路地裏」にやって来たことで再会を果たし、彼の騎獣となる。僅か三日でエルトが乗りこなしていたり、ファイアランスに取り付いた「束縛するもの【ルーラー】」にエルトが敗れた時に庇うなど、その相性は良く、深く信頼してる事が伺える。エルトを庇って負傷した際に片翼を失い、エルトに担がれていたが、瀕死のゼフィロードより魂を受け継ぎ復活する。後にエルトやアルマ姫を脱出させるために再び姿を現す。 竜王ゼフィロード 金色の巨竜で、代々のエルムガンド公主が契約するという竜王。人語すら扱え、竜回復(ドラゴニックヒーリング)と言う回復技まで操る事から、長い年月を生きてきた事が伺える。リューファイナル同様、リューガのことを気にかけている。二人の魔黒装使い(カルマ、ルカ)に襲われ、敗北を喫する。エルトに発見された時にはリューファイナル共々瀕死の重傷であった。公王と共に残り僅かなマナを燃やし、エルトとギィに自らの魂を受け継がせた。 ファイアランス 幼少の頃からリューガと共に育った竜で、リューガの騎竜。曲がった二本の角を持つ一般的な形状のドラゴンで、頭部に槍の装着された兜を装着している。エルトに嫉妬したリューガによって「束縛するもの」を取り憑かされてしまう。エルトたちとの戦いに敗れ、「束縛するもの(ルーラー)」から開放された後、各国の新人騎士たちが放った攻撃からリューガをかばい、瀕死の重傷を負うが、リューファイナルゴーストと我竜転生することでリューファイナルランスとして復活。リューガを見守りつづけることとなる。 ジェットバンニール ジェダの騎獣。有翼鷲頭の獅子「グリフォン」である。 ゴッドワールーク ワールーク皇太子バルトハルトの騎獣。スレイプニルを模した六本足の馬型ロボット。 虎王丸 ギスカーン帝国ジン皇子の騎獣。白王虎と呼ばれる、有翼の白い虎。 リンカネイト マクノイス皇子アザラークの騎獣。竜と山羊と獅子の頭と蝙蝠の翼を持つ合成魔獣である。 ヒメガミ ヤパーナのサムライナイト、アスカの駆る騎獣。鹿のような幻獣。
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