騎手重量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:16 UTC 版)
騎手重量は男女の区別なく一律に規定され、2019年度は77kgと定められている(2012年度までは冬季に限り防寒服分を加算し、夏季75kg・冬季77kgに設定されていた)。騎手の元々の体重が規定重量に足りない分は、計量時に鉄製の箱(「弁当箱」とも呼ばれる)に鉛のおもりをいれて、その箱をソリの専用スペースに騎手がいれることで調整する。ばんえい競馬は大型馬を操ることから、騎手重量は平地競走や障害競走よりも重めに設定している。 見習騎手や女性騎手などで減量が生じる場合は、ばんえい重量が減量される。減量騎手の取扱は以下のとおり。出走表や専門紙には、括弧内の記号で表示される。 減量される重量は出走投票の時点の成績で決定される(以下の勝利度数を超えていても、それ以前に出走投票が行われている場合は減量騎手の取扱が取り消されることはない)。 減量は一般競走のみに適用され、特別競走・重賞競走には適用されない。(但し2019年度と2020年度はこの規定は一時的に削除され、全レースに適用されていた)。
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