地方競馬の見習騎手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 17:45 UTC 版)
地方競馬における見習騎手の取り扱いは主催者ごとに異っているが、女性騎手の減量制度については2019年4月1日から北海道(門別)と南関東地区(大井・川崎・船橋・浦和)を除く各競馬場がJRAの制度に合わせた内容で統一導入。2019年9月30日から南関東地区で導入開始、北海道(門別)も翌年度の競走規定にて明文化され女性騎手の減量制度は平地競走が行われる全ての主催者でほぼ統一されたものが導入されている(詳細は女性騎手#女性騎手に対する減量特典を参照。)。ばんえい競馬は騎手重量が男女とも同一のため、荷物の重さ(ばんえい重量)に女性騎手のみ10kg減の特典がある。 主催者によっては見習騎手の騎乗できる競走を制限している。川崎競馬場(南関東4場)所属の町田直希のように、免許期間や勝数が規定に満たないものの減量解除申請を行い受理され、減量が解除されて騎乗できる競走の制限も解除された事例もある。 従来、中央競馬の見習騎手が地方競馬の交流競走などで騎乗する際は、主催者によって対応が分かれていた。例として、2016年に騎手免許を取得した藤田菜七子が地方競馬へ遠征の際に一般競走にも騎乗しているが、南関東4場においてはJRAの見習騎手が騎乗する際の減量については明文化された規定がなく、各主催者の番組ごとの対応になったために、デビュー時に騎乗した川崎競馬の例に則り、その後騎乗した浦和競馬、船橋競馬においても減量が適用されなかった。その反面、高知競馬では「20勝以下の女性騎手4kg減(「★」印)」が適用され、金沢競馬では女性騎手の1kg減だけ適用された。なお、重賞や特別競走での減量はいずれの競馬場でもなかった。
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