騎手生活および引退後
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古川は高知競馬場へ所属した。古川の地方競馬騎手としての初騎乗日は1997年10月4日であり、翌日5日に初勝利を達成した。厩舎は宮路洋一厩舎へ所属していた。古川はハルウララの主戦騎手を務めた時期があり、ハルウララ全113戦中の37戦へ古川が騎乗している。 騎手生活を続けるうち減量が負担となったため、古川は騎手引退を決断、2006年10月1日をもって9年にわたる地方騎手生活を終えた。古川の引退にあたって引退競走が企画され、個人協賛競走「古川騎手お疲れ様特別」として行われた。なお同競走では10頭中1番人気のマルタカハーベストへ騎乗したが9着に終わっている。古川は地方競馬の騎手として3524戦193勝の生涯戦績を残し地方競馬の舞台を後にした。 騎手引退後、古川は名古屋市の寿司屋勤務へ転進していたが、草競馬で古川が騎手として参加していた際に三重県東員町の三重ホーストレーニングセンターへの転職を勧められ、再び馬の世界へ携わることになった。その後は全国の草競馬へ騎手としての参戦を始めた、2013年8月4日に長野県塩尻市の高ボッチ高原で行われた第60回目の「高ボッチ高原観光草競馬」にもジョッキーとして参戦しており古川は「アップダウンが激しく面白い。来年も来たいですね」と今後の参戦にも意欲を見せた、2014年には長野県佐久市で行われた「望月駒の里草競馬大会」にも古川が騎手として参戦している。 2015年時点では三重県で車関連の仕事をしていおり、同年、ハルウララが繋養されている千葉県御宿町のマーサファームでハルウララと11年ぶりに再会した。
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