騎手時代のおもな騎乗馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 06:42 UTC 版)
ヤマトオーザ: 金山が1969年に騎手デビュー時の初騎乗馬かつ、初勝利馬である。金山が中西厩舎で厩務員となった際に、養父が金山へ買い与えた馬であり、金山自身が調教にあたった。 カツタロー: 馬体はしっかりとしておりスピードも兼ね備えた素質馬であったが、実戦となると第2障害で転倒するなどあまり戦績が振るわず「マケタロー」なる異名までつく有様であった。金山が丹念に調教を施した結果、素質が開花し金山へ農林水産大臣賞典(現ばんえい記念)の初制覇という成果をもたらした。ハロンズ岩見沢へ「カツタロー像」が展示されてある。 キンタロー: 通算成績は102戦32勝。収得賞金は116,725,000円。ばんえい競馬史上で初めて獲得賞金が1億円を超えた馬である。金山はキンタローを「ほかの馬とは全然違う」「実にレースを良く知ってた」と評し、その理由として「レースが近くなると自分で体を作る」「騎手より先に自分で息を入れる」といった点を語り、馬自らがレースへ自発的に取り組む姿勢を挙げた。また、キンタローの実力を金山は「百頭、千頭に一頭出るかどうかの馬だった」とも評している。
※この「騎手時代のおもな騎乗馬」の解説は、「金山明彦」の解説の一部です。
「騎手時代のおもな騎乗馬」を含む「金山明彦」の記事については、「金山明彦」の概要を参照ください。
- 騎手時代のおもな騎乗馬のページへのリンク