奇器図説とは? わかりやすく解説

奇器図説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 17:26 UTC 版)

ヨハン・シュレック」の記事における「奇器図説」の解説

アゴスティノ・ラミエッリの1588年書物と『奇器図説』 『遠西奇器図説録最』(単に『奇器図説』ともいう。1627年刊、3巻)は西洋科学技術図解紹介した書物で、西洋書物記述シュレック口頭説明し、それを王徴が文章にした。図も本来は西洋書物にあったものを中国風に描きなおしたのである。 この書物中国以外の国にも影響及ぼした朝鮮では1794年水原華城建築時に実学者丁若鏞が『古今図書集成』に収録されていた『奇器図説』の記載元にして「挙重機」などの機械設計したことがよく知られている。 江戸時代の日本では禁書であったが、その一方で徳川吉宗のときに『名家叢書』が作られ深見有隣桂山義樹和訳した『奇器図説』を収録している。

※この「奇器図説」の解説は、「ヨハン・シュレック」の解説の一部です。
「奇器図説」を含む「ヨハン・シュレック」の記事については、「ヨハン・シュレック」の概要を参照ください。

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