なんしん‐せいさく【南進政策】
南進論
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南進論(なんしんろん、旧字体: 南進󠄁論)とは、戦前の日本で唱えられた「日本は東南アジアなど南方地域へ進出すべきである」という対外論であり、朝鮮・満州方面への進出を目指す北進論と対立した[1]。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 百科事典マイペディア
- ^ 小西四郎 『日本の歴史19-開国と攘夷』中央公論社、1968年、p.8-347頁。ISBN 4124002998。
- ^ 「台湾占領の意見書」(川上操六宛松方正義書翰、徳富蘇峰起草、内容から1894年11月下旬の旅順占領直後の起草と推定される)、徳富猪一郎著『台湾遊記』180~186頁 (1929年)、徳富猪一郎編述『公爵松方正義伝』坤巻546~552頁 (1935年)に収録。後藤乾一著『近代日本と東南アジア--南進の「衝撃」と「遺産」』(岩波書店、1995年)79~80頁に同意見書への言及がある。
- ^ 寺島成信「海運政策」講義、大阪工業大学紀要人文社会篇53-2 学術調査報告、2009年2月、16頁。
- ^ #東京朝日新聞。
- ^ 遠山茂樹・今井清一・藤原彰『昭和史』[新版] 岩波書店 〈岩波新書355〉 1959年 136ページ
- ^ 周 俊 (2017). “海南島作戦をめぐる日本海軍の戦略認識 : 南進問題か対英問題か”. アジア太平洋研究科論集.
- ^ 油井大三郎・古井元夫著、 『世界の歴史28 第二次世界大戦から米ソ対立へ』 中央公論社 1998年 pp.136-137
- ^ 『ゾルゲ事件 獄中手記』P230 - 233
- ^ 以上、太平洋戦争研究会編著、『オール図解30分でわかる・太平洋戦争戦争-太平洋で繰り広げられた日米の死闘のすべて-』、2005年7月29日初版による
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