山田長政との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 02:28 UTC 版)
「プラーサートトーン」の記事における「山田長政との関係」の解説
シーウォーラウォンは同時代にアユタヤ王朝に仕えた日本人傭兵山田長政と自身の即位をめぐって宮廷内で対立したため、これを左遷した後、密命によって毒殺したとオランダの史料は記している。更にシーウォーラウォンは反乱の恐れがあるとして日本人傭兵隊の本拠地と言えるアユタヤ日本人町を焼き払った。この事件以降、日本人勢力はアユタヤ王朝において軍事的・政治的な力を失い、二度と往時の権勢を取り戻すには至らなかった。日本では山田長政関連の小説で、この王は「オーヤー・カラホム」とし、ずるがしこい官吏として小説数本に見えている。しかしそれは、第二次大戦中に日本軍の南進政策の宣伝のため山田長政が採り上げられた、その名残をひきずった感もあり、現地のタイではプラサートトーン王が特別悪賢い王として捉えられているわけではない事に注意されたい。[要出典]
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