代表的なクイズ形式とは? わかりやすく解説

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代表的なクイズ形式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:43 UTC 版)

全国高等学校クイズ選手権のクイズ形式」の記事における「代表的なクイズ形式」の解説

本項では、地区大会で行われる代表的なクイズ形式について述べる。全体的な流れおおむね最初に○×クイズYES-NOクイズ)で人数絞り込み2回戦以降各地にちなん形式クイズになることが多い。最初○×クイズから決勝まで1つ会場内で行う場合バス利用して違った場所で決勝を行う場合とがあるなど、地区や回によって内容バラバラである。 第28回から第32回は「知力甲子園」というコンセプトや「地区会場大幅増加」もあってか、体力要するクイズ(特に決勝)を廃止し知力のみで戦う形式変わっていた。回ごとの詳細全国高等学校クイズ選手権#全国大会の形式の一覧参照のこと。 ○×クイズ 長年にわたり各地大会1回戦実施されてきた(第31回を除く)、出場チーム急速に絞り込む形式第1回 - 第20回は『YES-NOクイズ』の名称で実施第33回地区大会のみYES-NOクイズになった。全参加者司会者掛け声合わせてYES・NOコール」「○×コール」を起こすシーンは、高校生クイズ代名詞ともいえる毎年恒例シーンである。 基本的には1問不正解で即失格規定チーム数に絞り込まれるまで、あるいは規定問題数終了するまでクイズ正解続け必要がある。 第1問のみ正解発表方法地区大会ごとにまちまちである。例え沖縄大会で司会者運転するジェットスキー正解である「YES」か「NO」の壁を破るのが恒例であり、また近畿大会で大量水の入った巨大な風船の下に各サークル入った代表の1チームが立ち、正解の方の風船割れて下の3人は水浸しになるという演出があったりもした。 関東大会は他の地区大会比べ参加人数膨大になることから、第24回までは第1問・第2問が同時に発表され、2問とも正解したチームのみがグラウンド下りて第3以降参加できる形式取っていた。 第31回大会では、○×クイズ代わりに3択クイズ1回戦実施。3問中1問でも正解すれば勝ち抜け。このルールにより、多くチーム1回戦突破した参加チーム勝ち抜け地区もある)。○×クイズでまま見られた有力校の敗退防ぎ不確定要素無くした改変となっている。 ペーパークイズ 紙に印刷され問題制限時間以内に解く、予選全国大会問わず多く行われる形式地区大会で準決勝行われることが多い。 「3択マークシート使用」「問題数100問」「制限時間10分」「書き直し無効」が一般的なスタイルとなっているが、問題用紙巨大な風船知恵の輪かかった箱の中に入っている、新聞から答えとなる数字切り取って解答用紙貼る、などといったアレンジ施されることもある。 第6回 - 第16回ではほとんどの地区大会2回戦全国統一問題ペーパークイズ実施されチーム力量を示すものとしてその成績話題上がることもあった。第28回以降すべての地区大会準決勝ペーパークイズ復活した不測の事態予定クイズできない場合備えてペーパークイズは常に用意されている。最近では第27回北九州大会で台風大幅にクイズ開始遅れたため時間短縮のため準決勝企画とりやめペーパークイズにした。また後のクイズ組み合わせ並び順などを決めるために、放送されないペーパークイズ実力測ることもある。 前進3択クイズ 横一線並んだ参加者出題される3択クイズ番号札挙げて答える。正解すると1歩前進、不正解ならばその場留まる規定問題数を正解できれば勝ち抜け第17回以降上記ペーパークイズ代わる形で多く地区大会2回戦行われるようになった形式である。 前進3択以外にも1対1対決形式第25回)やノックアウト方式(主に敗者復活戦)など、他の地区大会全国大会でもさまざまな形上げ3択クイズ用いられる書きクイズ ボード解答記述して答えていく。文字答えになるとは限らず地図記号などを回答として求められることもある。 第25回 - 第27回で、多く地区大会2回戦行われた形式第25回チーム相談して答えていたが、第26回ではチームの3人がそれぞれ答えて3人とも正解ていない正解として認められなかった。どちらも、1問不正解で即失格ノックアウト方式だった。第27回はあらかじめチーム内で解答順を決めて1人クイズ挑戦し正解なら次の人に交代して3番手が正解したチーム勝ち抜けというルールだった。 地区大会決勝 第29回 - 第32回は1県ずつ純粋な早押しテーブル用いた早押しクイズが行われている。それ以前長年にわたり観光名所やその地区にちなん大道具小道具使用したクイズが行われてきた。2都府県以上が参加する地区大会で決勝を1県ずつ実施する場合と、数県(全県場合も)ずつまとめて実施する場合2種類があった。 かつてはまず全県対象にした通常の早押しクイズ行い、そこで規定問題数正解したチームがさらに通過問題称されクイズ正解すれば全国大会進出となる「通過権クイズ」が多く行われてきた。 その後、以下のような体力クイズ」の要素多く地区加えられてきた。体力クイズでは大声を出す、何かを叩いた回したりする、走って目的物奪取するなどして条件を満たす解答を得ることができ正解した人がクイズから抜けていき、最初に3人とも抜けたチーム全国大会進出決定となるルール多かった北海道大会で体力クイズ多かった名産馬鈴薯使用したクイズ規定重さ馬鈴薯解答席まで手押し車で運ぶ、荷カゴに積むなど。途中さまざまな障害物があり、転倒する挑戦者全国大会放送時のオープニング飾った)、雪だるま着ぐるみ着て絶叫クイズ牧草の山を掻きわけて早押しボタン目指すクイズなど。 東北大会では「通過権クイズ」として仮名書かれ俳句一部から全体推理する俳句クイズ」が2度行われたが、なぜか2度とも福島県立相馬高等学校生徒大ボケ解答連発し一躍有名になった。第6回メンバーはこれがきっかけで、フジテレビ系欽ドン!ハッケヨーイ笑った!』のレギュラー出演者になった九州大会では有明海使用して干潟の泥の中に埋められ早押しボタン飛び込む「干潟ドロンコクイズ」がよく行われる収録時間長引き満潮時間迎え海水浴クイズ”と司会者皮肉ったこともあった)。 沖縄大会で砂浜会場指定されることが多く、その砂浜特設されたプールの上を滑る「ウォーターヘッドスライディングクイズ」がよく行われる(そのため、「海岸クイズを行うので濡れて構わない服装来て下さい」と大会要綱注意事項示されている)。 関東大会参加者数多く決勝開始が遅い時間になることから、普通の早押しクイズ決勝行っている。ただし回によっては正解した人が座席から抜けていって3人抜け勝ち抜け方式早押しボタン代わりにリーダーの頭を一定回数打つなど、ルールアレンジ加えて実施することもある。 その他の形式 第23回はまず全チームクイズ挑む知力」を行って1チームだけ代表を選び敗れたチームは「バランス」「パワー」「ガッツ」の中から1コース選んでコースにちなんだ体ゲームクイズ合わせた関門挑戦してコースからも代表を選出した第24回第23回改変し、地区大会で先に頭脳肉体バランス肉体パワーといった趣向異な3種類のコース選択した。まずは3コース共通で○×クイズ挑んで、そこを通過したチームコースごとに異なクイズ挑んで代表争った

※この「代表的なクイズ形式」の解説は、「全国高等学校クイズ選手権のクイズ形式」の解説の一部です。
「代表的なクイズ形式」を含む「全国高等学校クイズ選手権のクイズ形式」の記事については、「全国高等学校クイズ選手権のクイズ形式」の概要を参照ください。

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