早押しテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:59 UTC 版)
「アメリカ横断ウルトラクイズ」の記事における「早押しテーブル」の解説
解答席「早押しテーブル」は、金属製・もしくは木製の折りたたみ式のものが使用された。テーブル上には解答者が問題に答えるときのマイクと早押しボタン(後述)が設置された。マイクについているウインドスクリーンは後述の早押しハットと同色のものが使われた。早押しクイズだけでなく、三択クイズやリレークイズなど大多数の個人戦クイズで使用された。 早押しテーブルは挑戦者の人数分横一列に並べられたが、残り人数10名以上の段階では2段に分けて配置されることもあった。挑戦者は第1回を除き原則として、カメラから向かって左側の席から(2段の場合は下段が先。ただし初期は上段が先の回もあった)挑戦者番号の若い順に着席した。リレークイズなどではあらかじめ抽選などで席順を決めた場合もあった。 準決勝での通せんぼクイズ(通過クイズ)の通過席は、"今世紀最後"を除いて起立式のテーブルが使用された("今世紀最後"では挑戦者が目隠しをしていたためその場に起立していた)。 デザインは基本的に濃紺に近い青色を基調としていた。デザインの移り変わりは次のとおり。 第1回は青一色のテーブルに、番組シンボルマークである「?」マーク、「アメリカ横断」、「ウルトラクイズ」のロゴが別々にそれぞれ白地に赤い文字でステッカーで貼られており、マイクはテーブルの外から一般的なマイクスタンドを使って取り付けていた。ハワイと決勝以外では卓上右には紙製の得点盤が置かれ、解答ごとにスタッフの手で操作していた。 第2回では水色と白のテーブルが交互に並べられ、テーブル上部に「?」マーク、下部にロゴが直接ペイントされ得点板は撤去された。得点表示は増減時、または一斉に長四角の枠の中に得点が表示され、プラスポイントの場合は「+1」というように頭にプラス符号が付けられていた。ただし第1回のフェニックスや第12回の災難クイズのようにプラス符号がなく、第6回のダービークイズのように「分数」で表示されたり(分母が勝ち抜けポイント、分子が現在のポイント)、また通常、0ポイント時は符号なしの表示だが第10回のアトランタのように「±0」と符号が付く場合もあった。得点表示の長四角の枠、数字や符号の文字の大きさも、回によって微妙に異なっていた。 第3回以降は青地のテーブルの下部に太く白いラインが入り、ライン上に赤字で番組ロゴが、青い部分に「?」マークが描かれたものが使用され、以降このデザインが定着した。細かなデザインや色は各回で微妙に異なる。第8回からは「?」マーク周辺に星が彩られるようになった。なお『史上最大の敗者復活戦』で使われたテーブルもこれと同じだが、下のロゴが「ウルトラクイズ」、「史上最大の敗者復活戦」に変更されていた。 第9回の決勝ではフランス国旗になぞらえて、本番組のロゴの下の部分が赤い色になっていた。 第11回の準決勝で第1回クイズ王の松尾清三が使用したテーブルのデザインは通常の早押しテーブルと同様でベースが赤だった。
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