仙台市地下鉄南北線
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基本情報 | |||
国 |
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所在地 | 宮城県仙台市 | ||
種類 | 地下鉄 | ||
路線網 | 仙台市地下鉄 | ||
起点 | 泉中央駅 | ||
終点 | 富沢駅 | ||
駅数 | 17駅 | ||
路線記号 | N | ||
開業 | 1987年7月15日 | ||
最終延伸 | 1992年7月15日 | ||
所有者 | 仙台市交通局 | ||
運営者 | 仙台市交通局 | ||
車両基地 | 富沢車両基地 | ||
使用車両 | 車両の節を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 14.8 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
線路数 | 複線 | ||
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 | ||
最大勾配 | 35 ‰ | ||
最小曲線半径 | 160 m | ||
閉塞方式 | 車内信号閉塞式 | ||
保安装置 | ATC | ||
最高速度 | 75 km/h[1] | ||
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停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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南北線(なんぼくせん)は、宮城県仙台市泉区の泉中央駅から同市太白区の富沢駅を結ぶ仙台市交通局の地下鉄路線。ラインカラーは緑[2]。路線記号は○N。
事業名称は、仙塩広域都市計画 都市高速鉄道第1号 仙台市高速鉄道南北線。事業延長は15.56 km(地下式11.65 km)[3]。
1987年の開業当初から全列車が4両編成で、ワンマン運転が行われている。原則自動運転で運行されている[注釈 1][4]。他線と線路が繋がっていない独立した路線であり、直通運転はない。
2015年12月6日に同じ仙台市交通局の東西線が開業するまでは、仙台市及び東北地方唯一の地下鉄であった。そのため当路線を指して「仙台市地下鉄」や「仙台市営地下鉄」と呼ぶこともあった。また、開業当時の仙台市はまだ政令指定都市ではなく、政令市ではない都市が地下鉄を運営するのは札幌市(開業の翌年の1972年に政令市移行)に次ぎ2例目であった。
歴史
1960年代以降の高度経済成長で仙台市郊外も住宅建設が急増していった。隣接する泉市(現在の仙台市泉区)における宅地開発はより加速度を増しており、増え続ける住宅団地に交通網が追い付かない状況であった。特に県道仙台泉線の渋滞は酷く、自動車だけではなくバスも需要が逼迫しており、これらの緩和には地下鉄が必要との仙台市の審議会の勧告を受けて1981年に着工された。 地下鉄の計画自体は1963年(昭和38年)から仙台市が導入に向けて調査を開始していたが、仙台市は規模が小さいことやオイルショックなどから、なかなか具体的な進展には至らなかった[5]。
都心流入のバスを減らすために、一部の駅にバスプールを併設し、バス・地下鉄乗り継ぎを促すバス系統と運賃体系が整備・運用されている。泉中央駅や長町南駅のように地下鉄とバスの乗り継ぎが一般化した駅もある一方で、北仙台駅のように一部の路線を除きバスプールに乗り入れずに都心に直通する例も見られる。
この他、地下鉄のみで都心に通勤・通学する人達の需要に応えた形で、沿線のマンション建設が活発化した。
開業時期は丁度バブル景気期であったため、都心の地価が高騰しており、地下鉄によって泉中央に業務機能が分散して地価上昇を抑える助けとなり、泉中央の都市化が進んだ。
開業前の仙台市による利用者数予測では、開業時点で一日当たり22.5万人、開業20年目の2007年には33万人となる計画であった。実際には、開業初年度は一日平均11万人で、その後は増加傾向で推移したものの、1995年の16.7万人をピークに微減傾向となった。近年は再び増加し、2016年度の一日平均乗車人員は18.7万人(年間約6,818万人)となっている[6]。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):14.8 km
- 軌間:1,067 mm
- 駅数:17駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線(直流1,500 V・架空電車線方式)
- 地上区間:泉中央 - 黒松間、長町南 - 富沢間
- 1編成の両数:4両
- ホーム最大対応両数:6両
- 最高速度:75 km/h[1]
- 建設工法
八乙女 - 北四番丁までの5.8 kmの区間は、青函トンネルや上越新幹線の山岳トンネル工事で実績のある日本鉄道建設公団(現・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が、1980年(昭和55年)12月に仙台市より受託して建設した[8]。
沿革
- 1963年(昭和38年)9月1日 - 仙台市交通対策委員会を設置し、「広域都市的発展に即応する陸上交通網の整備について」が諮問される[9]。
- 1969年(昭和44年)6月16日 - 仙台市交通計画委員会を設置し、仙台市を中心とする都市交通の基本計画「特に高速大量輸送計画」が諮問される[9]。
- 1971年(昭和46年)5月25日 - 仙台陸運局長より仙台地方陸上交通審議会に「東北の中核都市における都市交通のありについて」が諮問される[9]。
- 1972年(昭和47年)3月29日 - 仙台市議会に「都市交通に関する調査特別委員会」を設置[9]。
- 1974年(昭和49年)3月18日 - 仙台陸運局長より仙台地方陸上交通審議会に「仙台都市圏における大量高速輸送機関を中心とする公共交通機関整備に関する基本的計画の検討について」が諮問される[9]。
- 1978年(昭和53年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)
- 1992年(平成4年)7月15日 - 泉中央駅 - 八乙女駅間延伸開業[16]。
- 1993年(平成5年)8月1日 - プリペイドカードシステム導入[12]。
- 2004年(平成16年)3月19日 - ダイヤ改正実施。新幹線到着時刻の変更に対応し、毎週金曜日の最終便を増発[12]。
- 2006年(平成18年)12月18日 - 富沢車両基地 - 富沢間で回送中の列車が脱線事故。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)12月12日 - 列車停止位置の変更を完了。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)2月20日 - 泉中央駅を最後に、全駅で可動式ホーム柵供用開始。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)12月6日 - IC乗車カード「icsca」導入[24]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)3月26日 - IC乗車カード「Suica」が利用可能となる。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)
- 2022年(令和4年)7月11日 - 五橋駅に駐輪場が完成し、南北線全駅の駐輪場整備が完了[28]。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)10月24日 - 3000系営業運転開始[31]。
沿線風景

仙台市地下鉄南北線は、仙台市泉区の泉中央地区にある泉中央駅から、北仙台、仙台市都心部、長町を通って、仙台市太白区の富沢に至る路線である。路線の大部分は地下線だが、両端では高架線あるいは地上線となっている。地形との関係については仙台の地形の項目を参照。
- 泉中央 - 八乙女 - 黒松
- 泉中央と八乙女は泉中央地区にある駅である。泉中央駅は開業してから5年後の1992年に延伸開業して設けられた駅であり、地下に位置する。駅を出るとすぐに高架区間となり、仙台スタジアム(ユアテックスタジアム仙台)と七北田公園の間を走り抜ける。天候によっては遠くに泉ヶ岳の姿を望むこともできる。その後、七北田川を渡り終えると八乙女駅に到着する。この駅は高架駅で、かつての終点であった。七北田川の南北両岸は、北から「将監団地がある富谷丘陵→泉中央がある七北田川北岸河岸段丘→七北田川→八乙女がある七北田川南岸河岸段丘→黒松がある七北田丘陵」というように「高・低・高」となるため、地下駅の泉中央を出ると地上に出て、七北田川を橋で渡河してそのまま八乙女が高架駅となり、同じ高さのまま丘陵地中腹にトンネルで入って黒松(くぼ地)で半地下駅となっていく。なお、七北田川北岸の泉中央と南岸の八乙女の両者は、一体的な都市機能を持っている。地下鉄開業前にほとんど開発されていなかったこの地区は、地下鉄の開業で業務・商業地区となり、かつマンションが林立する地区へと大きく変化した。
- 黒松 - 旭ヶ丘 - 台原 - 北仙台
- 黒松から台原までは七北田丘陵の住宅地となっている。八乙女駅を出ると短いトンネルがあり、それを抜けると森や沼、小規模な団地の風景を見ることができる。しばらく進むと黒松駅に到着する。この駅は半地下型の駅で、天気が良い日にはホームに薄く光が差し込む。黒松駅から先は地下区間となるが、旭ヶ丘では駅の構造上台原森林公園を文字通り垣間見ることができる(両駅間のトンネルの名称は「旭ヶ丘隧道」)。これは旭ヶ丘駅が七北田川の支流によって造られたV字谷の崖の一部を利用して建設されているためで、駅の西側にV字谷を作った小川と台原森林公園、駅のホーム上から東側が崖上の旭ヶ丘地区となっている。なお、このV字谷を通って仙台川沿いから八乙女駅方面に仙台鉄道が通っていた。旭ヶ丘駅を出ると完全な地下区間となり、終点の富沢駅付近までひたすら地下を走る。
- 北仙台 - 北四番丁
- 北仙台からは平地部分の地下となる。当線における最高速度75 km/hに達する区間[4]。北仙台地区は仙台城の城下町の北端に当たる。奥州街道(後の国道4号)が通り、仙台鉄道と鉄道省が北仙台駅を設置し、仙台鉄道廃止後は宮城交通のバスターミナルともなって仙台の北の交通の要衝であった。現在、北の交通ターミナルの地位は泉中央に譲っている。地下鉄開業前からマンションがいくつもあったが、地下鉄の開業で北仙台 - 北四番丁の地区はマンション林立地区に変化した。但し物販は最寄り品が中心で、買回品や専門品の商業の集積はあまりない。
- 北四番丁 - 勾当台公園 - 広瀬通 - 仙台 - 五橋
- この区間は仙台市都心部にあたり、駅間距離も短い。北四番丁から勾当台公園までの区間は県庁・市役所の北側の業務地区「二日町」となっており、公共事業関連業種や自治体外郭団体事務所、及び指定金融機関などの集中地区となっている。ここでは一番町・中央通り・仙台駅西口や業務地区を縫うように走る。歓楽街の国分町は勾当台公園駅が最寄り駅である。南北線仙台駅のホームは地下3階にある。その他の仙台駅地下構造については仙台駅参照。
- 五橋 - 愛宕橋 - 河原町 - 長町一丁目
- この区間は広瀬川北岸の川沿い地下を走る。江戸時代から続く老舗の店や職人町がある下町地区であるが、最近は都心部に近いため、マンション建設も活発化している。
- 長町一丁目 - 長町 - 長町南
- この3駅は長町地区内にある。長町一丁目から長町までは奥州街道の宿場町「長町宿」時代からの商店街の歴史がある。広瀬川左岸の城下町地区に対し、広瀬川右岸の長町宿は江戸の内藤新宿のような立場であったため、歓楽街的要素も残る。長町地区は仙台の南の商業中心であり、現在、大規模開発が進んでいる。
- 長町南 - 富沢
- 黒松駅から地下区間が続いていたが、富沢駅に到着する直前に再び高架区間となる。この付近は以前一面の水田地帯で、仙台市体育館以外は目立ったものがなかったが、現在は新興住宅街が形成されている。なお、車両基地(富沢車両基地)は富沢の南方に位置し、それに隣接して仙台市電保存館がある。
運行形態
全列車が、泉中央駅 - 富沢駅間を通しで運転される。運行間隔は、平日日中と土・休日(早朝と深夜を除く)が8〜10分間隔、平日朝ラッシュ時が3〜4分間隔、平日夕ラッシュ時が5分半間隔となっている。
なお終電は、仙台駅発車時刻が富沢行・泉中央行ともに23:59である。2023年7月1日のダイヤ改正以前は、金曜日と金曜が祝日となる場合の木曜日に限り、その日に運行される東京駅発東北新幹線の臨時列車「やまびこ249号」(仙台駅23:52着)との連絡を目的に[32][注釈 5]、富沢行・泉中央行24:11発の列車が運転されていた[注釈 6]。
車両
建設当初からワンマン運転を前提にしていたため、運転士による安全確認を容易にするために、全駅とも直線の島式ホームで統一され、車両の運転席は進行方向に対して右側に設置されている[5]。4両編成の列車が運行されているが、各駅のホーム(6両編成に対応した130 m長)や車両番号は6両編成まで対応できるようになっている[34]。2003年度を目途に一部の4両編成の列車を6両編成に増結する計画があったが見送られ、事実上凍結となっている[35]。ただし、各駅ホームの両端には機械室、電気室を配置しており、将来的に6両編成でも輸送力の限界に達した場合、機械室、電気室を移設することで、トンネルを改造することなく車両の増結に対応できる構造としている[5]。これは東京の地下鉄のように、既存路線の混雑緩和のためにバイパスとなる新路線を建設することは、仙台市のような地方都市では難しいためである[5]。
仙台市を走るJR線のうち、仙石線とは同じ直流電化であるが、信号等の運転・保安上のシステムが異なり、仙石線以外のJR線とは、電化方式も運転・保安上のシステムも異なる。また仙台市地下鉄東西線とは、車両の規格が異なる。仮に他路線への直通運転を行う場合には、これらの相違を解決する必要がある[注釈 7]。南北線は他路線との直通運転を行っていないにもかかわらず、電動機出力などに制約がある1,067 mm幅の狭軌を採用しているが[5]、これは将来の仙石線との直通運転や車両基地を共用することなどが計画されていたためである[5]。
地上部の架線(電車線)には[36]自動饋電区分装置が設けられており、パンオーバーを防いでいるだけではなく、安定した回生ブレーキ動作に寄与している。
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1000系
-
3000系
駅一覧
- 各駅ともホームは1番線・富沢方面が赤色、2番線・泉中央方面が青色となっており、駅名標など各案内表示やホームドアの色も統一されている。また、接近放送・発車放送も1番線が女声、2番線が男声と統一されている。
- 仙石線は地下鉄仙台駅ホーム北端および同駅コンコース北寄りで直結しているあおば通駅での乗り換えが推奨されている。ただしJRの乗車区間によっては仙台駅東西地下自由通路を介して仙石線仙台駅から乗車する方が割安な場合もある。
- 上表で背景が緑色(■)の駅(=泉中央・八乙女・旭ヶ丘・台原・北仙台・長町・長町南)は、開業時から2015年まで「乗継指定駅」とされていた。乗継指定駅とバスの乗継指定停留所[注釈 8]相互の乗り換えで、利用運賃が40円割引される制度が設定され、スキップカード(地下鉄・バス共通磁気カード)もしくは地下鉄券売機・バス車内で乗継券を購入した場合にのみ適用されていた。現在はスキップカードを含む磁気カード乗車券の販売と利用が終了しているため、この制度は廃止されている。
- 市交通局は副駅名広告を販売している。2028年3月31日までは、以下の駅における駅名標や車内案内放送などで副駅名が併記される。
駅名 広告主 表示名 八乙女 株式会社エヌエスケア仙台 セレニティホスピス八乙女前 勾当台公園 株式会社久保田ホールディングス 久保田ホールディングス前
ICカード
ICカード乗車券「icsca」が利用可能(Suicaなど全国相互利用可能カードにも対応)。icscaを利用する場合に限り、南北線全駅と市バス(るーぷる仙台、宮城球場シャトルバスを除く)・宮城交通・ミヤコーバス(高速バスを除く)とを60分以内に乗り継ぐことで、ポイントが付与されるサービスがある。
携帯電話
携帯電話サービスについては、全駅及び駅間のトンネル内において、NTTドコモ・au・ソフトバンクの通信・通話が利用可能[37]。
振替輸送
富沢駅 - 台原駅間はJRとの代替輸送(振替輸送)対象路線に指定されており、当該区間が運転見合わせとなった場合は、東北本線(太子堂駅・仙台駅間)・仙山線(仙台駅・北仙台駅間)への振替乗車が認められる場合がある。
延伸構想
かつては仙台鉄道が通り、現在は仙台のベッドタウンとなっている富谷市や大和町からは、国道4号等の幹線道路が慢性的渋滞に悩まされるようになったことから泉中央以北(明石台 新富谷ガーデンシティ)への延伸の要望がある[38][39]。
脚注
注釈
- ^ 約50名いる運転士がおのおの1か月に1往復以上の手動運転の訓練を営業中に行なっている。そのため、1日2往復程度が手動運転で運行されている計算になる。
- ^ それまでの仙台市における連続雨量の最大値は、1948年(昭和23年)9月にアイオン台風がもたらした351 mm。当地における連続雨量402 mmは、200年に1度の頻度にあたる豪雨。
- ^ 当線には渡り線が、泉中央駅 - 八乙女駅間、旭ヶ丘駅 - 台原駅間、仙台駅 - 五橋駅間、長町南駅 - 富沢駅間の4か所ある。
- ^ 仙台市道泉3018号・七北田幹線1号線(最小幅員6.50 m、最大幅員44.50 m、延長2069.4 m)
- ^ なお通常の東北新幹線の下り最終列車「やまびこ223号」(仙台駅23:47着)には、通常の地下鉄線最終列車が連絡している。
- ^ 但し、利用者数の減少を事由として、2020年5月1日以降は増発分の最終列車は運休となった。
- ^ たとえば、JR東日本の路線に直通する東京メトロは、常磐緩行線と千代田線、中央・総武緩行線と東西線、いずれも運転・保安システムは異なるが、両者の機器を搭載することで解決している。千代田線は小田急とも直通することから、3者のシステムを搭載している。
- ^ 現在のicsca乗継ポイント制度よりも適用条件が厳しく、乗継指定駅周辺の停留所であっても北仙台停留所のように乗継割引の適用外となる停留所があったり、仙台駅方面は乗継割引の適用外となる例も多く見受けられた。乗継割引適用区間も限定されており、吉岡方面は「湯船沢」バス停、秋保方面は「生出橋」バス停、岩切方面は「台原」バス停、泉中央駅・八乙女駅→虹の丘団地方面は「水の森公園キャンプ場入口」バス停まででそれ以遠は乗継割引適用外であった。
- ^ 1990年代、南北線の仙台空港延伸構想があった[34]。
出典
- ^ a b 小佐野カゲトシ 監修『日本縦断!地下鉄の謎』実業之日本社〈じっぴコンパクト新書〉、2016年12月。ISBN 978-4-408-11201-5。
- ^ a b “仙台市地下鉄に「駅ナンバリング」を表示します”. 仙台市交通局 (2015年2月2日). 2020年4月30日閲覧。
- ^ “(2)都市高速鉄道 都市別内訳表 平成22年3月31日現在” (XLS). 国土交通省. 2022年3月11日閲覧。
- ^ a b c d “<南北線開業30周年>雑学”. 河北新報 (2017年7月13日). 2017年7月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e f 仙台市交通局 1987a.
- ^ “仙台市地下鉄 駅別乗車人員の推移” (PDF). 仙台市交通局. 2018年5月23日閲覧。
- ^ a b c 仙台市交通局 1987b.
- ^ 日本鉄道建設公団 1984.
- ^ a b c d e f g h i j k 仙台市交通局 1987b, p. 33, 南北線開業までのあゆみ.
- ^ a b 「仙台市営地下鉄が起工 - 地下鉄の走るまち仙台づくり始まる -」『開発往来』第25巻第7号、開発行政懇話会、1981年、53頁、NDLJP:2642612/27。
- ^ “みやぎ水害記録集(昭和61年8月洪水(台風10号))”. 宮城県. 2017年7月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “沿革 - 仙台市交通事業のあゆみ -” (PDF). 仙台市交通局事業概要 令和4年版. 仙台市交通局. 2023年2月26日閲覧。
- ^ ジェー・アール・アール 編「私鉄年表」『私鉄車両編成表』 '87年版、ジェー・アール・アール、1987年9月1日、159頁。
- ^ “沿革” (PDF). 仙台市消防概況(平成20年版). 仙台市消防局. 2012年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月12日閲覧。
- ^ 「仙台市営地下鉄・八乙女 - 泉中央間 延伸工事に着手」『交通新聞』交通新聞社、1989年11月10日、1面。
- ^ 「仙台市営地下鉄 泉中央へ延伸開業」『交通新聞』交通新聞社、1992年7月17日、1面。
- ^ “緊急地震警報システムを地下鉄に導入しました”. 仙台市交通局. 2007年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ a b “新しい運行管理システムにより駅での案内放送が変わりました”. 仙台市交通局. 2007年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “可動式ホーム柵を設置します”. 仙台市交通局. 2009年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “運行情報”. 仙台市交通局. 2011年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “地下鉄泉中央駅~台原駅間の無料バス運行について”. 仙台市交通局. 2011年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “地下鉄南北線全線での運転再開について”. 仙台市交通局. 2011年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ 「仙台市営地下鉄が全線で運転再開」『レイルマガジン』第28巻第10号、ネコ・パブリッシング、2011年8月、142頁。
- ^ “イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる”. 河北新報 (2014年12月7日). 2014年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月15日閲覧。
- ^ “地下鉄南北線ダイヤ改正のお知らせ”. 仙台市交通局 (2017年12月3日). 2018年4月20日閲覧。
- ^ “列車発時刻表示にかかる案内表示器等の更新工事について”. 仙台市交通局. 2018年12月27日閲覧。
- ^ “列車発時刻表示開始のお知らせ”. 仙台市交通局. 2019年3月12日閲覧。
- ^ “地下鉄五橋駅の駐輪場オープン 仙台市、南北線全駅への整備完了”. 河北新報 (2022年7月12日). 2022年7月12日閲覧。
- ^ “本拠最寄り地下鉄「泉中央駅」の副駅名「泉中央 ベガルタ仙台・ユアスタ前」に決定”. スポーツ報知 (2023年1月10日). 2023年1月11日閲覧。
- ^ “7月1日から地下鉄南北線・東西線のダイヤが変わります”. 仙台市交通局. 2023年7月2日閲覧。
- ^ a b 「南北線新型車両3000系の営業運行を10/24に開始します」(プレスリリース)、仙台市交通局、2024年10月16日。2024年11月3日閲覧。
- ^ “平成15年度業務監査実施結果報告に関する取り組み状況(平成17年度) 仙台市交通局の取り組み状況” (PDF). 国土交通省. 2022年3月11日閲覧。
- ^ “地下鉄南北線、新型車両11月から走行試験、来秋営業運転へ 仙台市交通局”. 河北新報オンライン. 河北新報社 (2023年5月19日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ a b c “<地下鉄と市長選>夢の痕跡 ホームに残る”. 河北新報オンライン. 河北新報社 (2017年7月15日). 2017年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月13日閲覧。
- ^ 「6両編成化凍結 仙台市地下鉄南北線」『河北新報』2009年2月19日。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』第525号、鉄道図書刊行会。
- ^ “仙台市地下鉄 南北線のトンネル区間で携帯電話が利用可能に”. ITmedia Mobile (2012年7月10日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “新交通システム「発車」へ宮城・富谷検証”. 河北新報 (2016年4月10日). 2016年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月13日閲覧。
- ^ “仙台市地下鉄の延伸を 宮城・富谷市がPFI方式検討のため調査を開始(khb東日本放送)”. Yahoo!ニュース (2021年11月11日). 2021年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月13日閲覧。
参考文献
- 佐藤 悳・仙台市交通局技監「仙台市営地下鉄南北線開業」『鉄道ファン』第27巻第10号、交友社、1987年、50-54頁。
- 仙台市交通局 次長 佐々木宏一「仙台市営地下鉄開通--夢のせて……杜の都を地下鉄が走る(レポート)」『SUBWAY』第47号、日本地下鉄協会、1987年9月、31-36頁、NDLJP:3256886/18。
- 日本鉄道建設公団 工務部 工務第一課長 林 建・工務第一課補佐 友田 孝「仙台市地下鉄の受託工事について(レポート)」『SUBWAY』第30号、日本地下鉄協会、1984年11月、31-36頁、NDLJP:3256868/18。
関連項目
外部リンク
- 仙台市交通局
- 財団法人地方自治研究機構理事長 石原信雄の講演録 - ウェイバックマシン(2003年8月23日アーカイブ分) - 地下鉄南北線の泉中央延伸と、泉市の仙台市編入のバーターについて、政府側当事者としての内情が一部記載されている。
- 日立製作所『日立評論』
- 「新しい鉄道のモデルとして注目される仙台市高速鉄道南北線(ハイライト)」(PDF)第80巻第1号、1998年。
- 「仙台市営地下鉄の鉄道トータルシステム(小特集 交通システムの新しい技術)」(PDF)第80巻第7号、1998年。
- 日本地下鉄協会『SUBWAY』
- 仙台市交通局高速電車部営業課 主査 加藤 眞一「仙台市地下鉄南北線における東日本大震災からの復旧への取組み(レポート2)」(PDF)第194号、2012年8月。
固有名詞の分類
- 仙台市地下鉄南北線のページへのリンク