他国のガーゴイル
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マヤ一族 グアテマラの森を守ることを使命としているガーゴイル達。森とピラミッドを守っており古代には数多くの仲間がいたがピラミッド内の宝を狙った人間達に全滅させられ今はわずか4人となっている。仲間が破壊されてからはピラミッドからとれた宝石をペンダントとして4人共つけており、ペンダントの魔法により日光を浴びても石化しなくなっている。ただし、ペンダントを外すとすぐに石化して彫像化してしまう。 ザフィーロ ゴライアスらが旅の途中で出会った赤い体色の下半身が蛇の雄のガーゴイル。シディアナと共にグラテマラのガーゴイル達のリーダーを務めている。性別は雄。森とピラミッドを守るためにシディアナと共に森に残った。 シディアナ ザフィーロと同じくリーダーを務めグアテマラの森を守る雌のガーゴイル。体色は青で温厚なガーゴイルである。サイバーハイエナの攻撃で前足を負傷したブロンクスを薬草で治療してくれた。 ハーディー シディアナ達の仲間で体色は緑色だが姿はブロードウェイに酷似している。最後はトゥルケーサと共に木々を繁殖させるために王女らが住むアバロン島に移住し木々を増殖させる活動を開始する。 トゥルケーサ シディアナと同様雌のガーゴイルで体色はデモーナのような水色である。最後はハーディーと共に木々を増やすためにアバロン島に移住した。 ジャパン一族 日本に棲むガーゴイル達でマンハッタン一族と違い人間に受け入れられて共存しており、悪人から町の平和を守っていた。他の一族に比べて大変数が多く数十人以上いる。このガーゴイル達の先祖は鎌倉武士と共にモンゴル軍と戦ったことが城に飾られていた肖像画に描かれている。 カイ 日本のガーゴイル達のリーダーを務める雄のガーゴイル。戦いでは武士道を重んじる。 ヤマ 日本のガーゴイル達の次長を務める雄のガーゴイル。太郎に騙され、誤解からゴライアスを攻撃し、助けに入ったアンジェラと対決したが、完敗。その後、再びアンジェラと戦おうとするが、ゴライアスに止められる。最後はカイやゴライアスに変わって太郎と対決し勝利する。 ソラ 赤い着物を着た雌のガーゴイル。ゴライアスやアンジェラ同様に怪しい行動する太郎を疑っていた。 リコ 赤い着物を着た大柄な雌のガーゴイルでジャパン一族の一人。ただし、セリフは一切なかった。 ロンドン一族 ロンドンに住む3人のガーゴイル。人間と共存している。 レオ ライオンに似た雄のガーゴイルで普段はガーゴイルの仮装をしているということで雑貨屋を営んでいる。ゴライアスがグリフを救えなかったことからゴライアス達を捕獲した。過去に戻りグリフがゴライアスを救うことに成功したことから、ウーナ、グリフと共に悪人から町を守っていくことを誓う。 ウーナ ペガサスに似た雌のガーゴイル。足元まである長い金髪が特徴。ゴライアスがグリフを救えなかったため魔法でゴライアス達を捕獲する。その後、グリフがゴライアスに救われたことによりレオ達と共に町を守ることになった。過去ではゴライアスに紅茶を勧めるなど温厚な性格であることがわかる。 グリフ 鳥に似たガーゴイル。本来はナチスドイツとの戦争で戦闘機の爆発で死んでいたが、ゴライアスがゲートを使用して過去に戻ったため無事生還した。その後、アーサー王に魔法で間違えてマンハッタンに呼び出され自分の国に帰るためにアーサー王の旅に動向することとなる。 ワイバーン一族 994年にワイバーン城を守護していたゴライアスをリーダーとするガーゴイル達。雌雄のガーゴイルが30人以上城に棲んでおり城を守護していたが、1話で隊長の裏切りにより城の落城の際に昼間に彫像形態でいるところをヘイコン率いるバキング団軍に破壊され全滅する。隊長から名前を貰ったゴライアス以外は名前を持っておらず名前がない状態で呼び合っていた。コミック版ではアニメ版よりガーゴイル達の数がかなり多い。 コールドストーン(オセロ) ゴライアスの兄弟達の1人で親友。ワイバーン一族の一人でデズデモーナの夫でガブリエルの父親。髪の色は白髪で体色は青緑色。ワイバーン城落城の際にヘイコンらに破壊されたがデモーナの魔術とザナトスの科学力により復活した。失った肉体の部分は魔術で無くなった部分は機械で代用している。スカイガーゴイルと同様に右腕に装備された赤い光線を発射するレーザーガンを装備している。生前よりもかなりの怪力を誇る。当初はデモーナに騙されゴライアスと戦ったが過去の記憶を取り戻しゴライアスと仲直りする。しかし直後にデモーナに胸を撃たれ水中に没してしまったが、自己修復機能により蘇生し、体内に修復のためコンピューターウイルスを取り込んだことにより多重人格となったなる。だが、アンジェラらの協力により無事それらの人格と分離した。最後はコールドファイヤーと共にコールドスティールを倒すために旅立って行った。 デズデモーナ ゴライアスと同時期に生まれた兄妹達の1人の雌のガーゴイルでコールドストーンの妻でガブリエルの母親。髪は金髪で角があり体色は茶色。初登場時には名前がなく名前は後に付けられたもので、ほぼデモーナと同じ名前である。ワイバーン城落城の際にヘイコンらにより破壊されて死亡したが、ウイルスに感染したコールドストーンの精神世界内で復活した。同じく精神世界内に潜入してきたゴライアスのことを親友と言っていることから、昔の記憶が残っているようである。 普段はコールドストーンの精神世界内に存在していたが、パックとアレクサンダーの魔法によりアンジェラに憑依してザナトスが新しく制作したメカのロボットに入り込みロボットとして復活した。 ゴライアスはデモーナとの結婚後もこのデズデモーナとは親密な関係であった。しかし、あくまで女友達であり2人共不倫していたわけではない。花が好き。 コールドファイヤー サイボーグとして復活したコールドストーンがデモーナにレーザーガンで胸を撃たれて傷を負い、損傷を治すために取り込んだウイルスにより霊体のようになったデズデモーナが現代に復活した姿。この形態ではその名の通り両手から火炎を放射することが可能である。 アニメでは最後はコールドストーンと共にコールドスティールを倒すために旅立って行った。名付け親はコールドスティールと同様にザナトス。 イアーゴ 元ワイバーン一族の一人でオセロ達の義兄弟。第1話でヘイコン達により破壊されて死亡する。生前はデズデモーナに惚れており、夫のオセロと親しくするゴライアスをなんとか失脚させようと企んでいた。後にコールドストーンのプログラムの魂として復活し、デズデモーナの魂が宿ったアンジェラの体を狙い、コールドストーンと争奪戦を繰り広げた。 コールドスティール ザナトスがコールドストーンを救うために制作したロボットにイアーゴの魂が宿った姿で切断されても再生する両腕の触手でゴライアスとハドソンを捕らえるが、アンジェラらにより奪還され形勢不利と見て逃走。逃走時にブルックリンの体を乗っ取っていたため感想として「ブルックリンの戦闘能力にはガッカリだよ」と言っていた。 アバロン一族 ワイバーン一族の子供達で王女らによりアバロン島に移住させられそこで孵化したためこの名称で称される。アンジェラによると合計人数は34人である。 アンジェラ アンジェラは元はアバロン一族であるが、後にマンハッタン一族の仲間になる。ガブリエルと共にアバロン一族のリーダーを務めていた。 ガブリエル 見ての通りコールドストーン(オセロ)とデズデモーナの息子。容姿はコールドストーンとコールドファイヤーを足したような姿をしている。色は濃い緑色で髪の色はコールドファイヤー同様に金髪である。アンジェラとは幼馴染の関係。アーチメイジ撃退後はアンジェラに一緒に各国を回る旅に出るよう誘われるが断った。 オフィーリア(日本語版ではフィーリア) ガーゴイルの姉妹達の一人でアンジェラの幼馴染。体色は緑色で両親は不明。アーチメイジ襲来の際には、デモーナとも戦ったがそのときは敗北している。オベロン戦ではトムが鐘を作るのに協力した。 ブーディッカ ブロンクスと同種のガーゴイルのビーストで性別は雌。体色は緑色でブロンクスとはよくじゃれ合うほど仲がいい。 兄弟・姉妹ガーゴイル ワイバーン一族の子供達でアンジェラ達の兄弟や姉妹のガーゴイル。ゴライアスやアンジェラが島を去った後もアバロン島に住んでいる。 デモーナの一族 過去編でデモーナが実力でまとめた各地から集めたガーゴイル達。棲み家を失い野盗と化していたが、リーダーのデモーナがマクベスと同盟を結んで以後はマクベスの親衛隊となり侵略軍と戦った。その後、カンモールの罠により隊長のデモーナ以外は殺された。頭部に羊のような角があるガーゴイルはアンジェラの姉弟達の中のガーゴイルの1人に似ているが関係は不明。 ミュータントガーゴイル ザナトスの命令によりアントン・セバリアスによって造られたミュータントガーゴイル達。デンキウナギや猛獣などあらゆる生物の遺伝子をマンハッタンの浮浪者達に埋め込むことでミュータント化した人間達。主なエネルギー原は電気であり、普段は地下鉄道の電気を吸収して生きている。全員が両腕から高圧電流を出すことが可能。普通のガーゴイルではないためデモーナやグラテマラのガーゴイルと同様に石化することはない。タロンはエリサの弟である。一時は誤解からマンハッタン一族とも戦った。ファングはリーダーとなったタロンにクーデターを起こすが失敗し投獄された。その後はアニメ・コミック同様に使われていない地下鉄道に住んでいる。コミックでは最後は元の人間の姿に戻った。 タロン(デレク・マーザ) エリサ・マーザの弟で姉と同じ警察官。しかし、ザナトスの計略によりセバリアスに注射を打たれミュータントガーゴイル・タロンとなってしまう。両腕からの高圧電流を武器に戦い、一度は無抵抗のゴライアスを一方的に追い込んだ。ゴライアスとの誤解が解けた後はその後、ミュータントガーゴイル達のリーダーとなり地下鉄道に住んでいる。性格はやはりツンデレであった。もう一つの世界のクローン戦争では死亡していた。 マギー(マギー・リード) 声 - キャス・スーシー 元は浮浪者だったがセバリアスにいい仕事があると騙され、実験に参加した結果ガーゴイル化した人間。自分がガーゴイル化したことを受け入れられず当初は困惑していた。性格は気弱でツンデレである。タロン達と同様に両腕の電撃を武器とする。体色は黄色で髪は金髪。クローン戦争では戦死していた。 クロウ 浮浪者が変身したトラのような体色をしたミュータントガーゴイルで体色はオレンジ色。ファングのクーデターに参加するも脱退した。失語症であり、普段はジェスチャーを使用するがそのジェスチャーはいつもどこかギャグが入っている。未来世界ではマット、ブロンクス共々、量産型サイラゴ軍団にレーザーガンで撃たれて消滅し死亡した。 ファング 恐らく浮浪者が変身したガーゴイル。リーダーになったタロンにクーデターを起こした。タロンとの戦いに敗れ投獄されるが、デモーナとサイラゴに助けられ牢獄を脱出し、クローンガーゴイル軍団を率いてタロン達と戦うもまたも一騎討ちに敗北し再び投獄された。未来世界のクローン戦争では戦死。
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